流星の流れる頃にー翔び立つ戦士達ー 過去編 大切な友達と約束   作:イグナイテッド

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現代編とは違い、オリジナルをかなり大事にしていくことにしていますので、オリキャラをどんどん出していきます。


遊びのなかで

翌日、幼稚園に送り届けられたふたばは早速琴里と優香のところに行った。

「ことりちゃん、ゆうかちゃんおはよう!」

「おはよう、ふたばちゃん!」

「おはよう、ふたばちゃん。きょうもげんきね。」

「きょうはなにしてあそぶ?」

「おままごとがしたいな!」

「わたしはなんにでもいいよ」

「ようし、おままごとにしよう!」

そう言っておままごとの道具が置いてある箱の所に来たとき、

「ちょっとよろしくて?」、「ちょっとまちなさい!」

3人は声が聞こえた方向を向く。

そこには、明らかにフリルが付いた長めのワンピースを着た白金髪(プラチナブロンド)の女の子と、いかにもお嬢様っぽいスカートと上着をまとっていた黒い髪の女の子がそこにいた。

「えっと、きみたちはだれ?」

「わたくしのことをしらないですって??!」

「わたしのことをしらないのは、つみですわ!」

「だから、なまえをいえっていってるのよ!」

「おしえてくれないの?」

 

「わかりましたわ、とくべつにおしえてさしあげますわ。わたしのなまえはやまのかわまりあ(山ノ川真理亜)といいますわ!」

「わたくしのなまえはさわやませりな(佐和山芹那)ですわ!」

 

「へぇー、まりあちゃんにせりなちゃんかぁ。」

「どうしてわたしたちにはなしかけてきたの?」

「これからおままごとをしようとおもっていましたのよ。」

「はぁ?!さきにあそぼうとしてたのはわたしたちのほうなんだけど!」

「かんけいありませんわ!あそぶのはわたくしたちでしてよ!」

 

「だったら、みんなでいっしょにあそべばいいんじゃないかな?」

「そうだよ、みんなであそべばとってもたのしいよ!」

「ふたりがいうならなんだっていいわ。」

 

「くぅぅぅ、もういいですわ!別のあそびをしましょ!」

「次こそ狙いますわ!」

 

「なんなんだよ、さっきのは。」

「きみは?」

まりあとせりながいなくなったあと、ひとりの男の子が話しかけてきた。

「おれは、かしわぎあらた(柏木新太)よろしく。」

「わたしははなさきふたばだよ~」

「わたしはかやまゆうか、よろしくね。」

「いつかことり、よろしく。」

「よろしく。さっきなにがあったのさ?」

「おままごとをやろうとしたらね、いきなりちょっとけんかになりそうだったの。」

「いっしょにあそべばいいのに、いじはってるのよ。」

「いっしょにあそべばいいのに。」

「ねぇ、おれもおままごといっしょにやっていい?」

「うん、いいよ!」

「いがいね、おとこのこがおままごとをやるなんて。」

「でも、それがすきならそれでいいじゃないの。」

「そうだよー。じゃあ、あらたくんはパパやくね。」

「だれがママやくになるの?」

「じゃんけんできめればいいじゃない。」

「そっかー。さいしょはグー、じゃんけんポン!」

じゃんけんの結果、ふたばがママ役になり、優香と琴里は子ども役となった。

 

「くーっ!つまらないですわ!」

「ほんとうにつまらないですわね!」

真理亜と芹那は他の遊びを求めるべく園庭に来ていた。

園庭では男の子を中心に遊んでいたが、もちろん女の子も混じって遊んでいた。

「あのおにごっこにいれてもらいましょ!」

「そうですわね!」

そう言ってそのグループに入れてもらおうとしたが。

「わるい、いまはもうはじまってるから。」

そう言われて断られてしまった。

 

遊ぶあてが無くなり、寂しくブランコをこぐ二人。

「寂しいですわ....」

「悲しいですわ....」

 

楽しくおままごと遊びを楽しんでいたふたばだったが、

さっきから気になっていた事があった。

それは、真理亜と芹那が二人でブランコに乗っていたことだった。

その目はとても寂しそうだった。

それを見たふたばは、靴を履いて園庭にかけていった。

 

「ねぇねぇ。」

「なっ、なんですの?!」

「いっしょにあそばない?」

「なっ、なにいってるのですか?!」

「いっしょにおままごとをやらない?」

「あっ、あなたもうやってるではないのですか?!」

「そうですわ!わたしたちはほかにあそぶひとがいるのですよ!」

「だって、さっきからあそびにくわわれてなかったでしょ?」

「「・・・・・・・・それは・・・・・・・・・」」

「ね?いっしょにあそぼ?いっしょにあそんだらたのしいよ!」

ふたばは二人に願うように頼む。

「・・・・・ごめん・・・なさい・・・・」

「え?」

突然二人は目に大粒の涙をため、溢れんばかりの涙を大量に流しながら泣いた。

「さっきさそってくれたのに、ことわってしまってごめんなさい・・・・」

「わたくしたちがはなしかければふつうにいっしょにあそべるとおもってました。

でも、ほんとうはちがいました。ことわってしまったからしっぱいしてしまったのです。

なにもわかっていませんでした。ことわってしまってごめんなさい・・・・」

「それならだいじょうぶ!ちゃんとみんなにはなせばだいじょうぶだよ!!」

「いいのですか?」

「うん!」

 

「そういえば、まだなまえをきいていませんでしたわ。」

「なんていいますの?」

「はなさきふたばだよ~よろしくね、まりあちゃん、せりなちゃん!」

「こちらこそよろしくおねがいしますわ、ふたば!」

「なかよくしましょうね、ふたばちゃん!」

 

「あっ、どこにいってたのよふたば!」

琴里は突然外へ出たふたばを問い詰めようとする。

「あ、なんであんたたちが・・・」

「ことりちゃん、いっしょにあそんであげて?おねがい!」

「さっきはとつぜんあんなことをしてごめんなさい!おねがいしますわ!」

「わたしたちがあんなことをしてしまったのはとてもはんせいしてますわ!」

「ふ、ふたばのいうならしかたないわね!」

「ふたばちゃんすごい!ふたりのためにうごけるなんて!」

「へぇ、すごいね。」

「へへへ。じゃあ、あらためてよろしくね、まりあちゃんにせりなちゃん!」

「うん、よろしくね。ふたばちゃん、ことりちゃん、ゆうかちゃん、あらたくん!」

「よにんとも、これからよろしくですわ!」

「そうときまったら、さっそくあそぼう!」

6人は帰る時間までたくさんあそんでいた。

 

3人の新しい新しいお友達を迎え、楽しい幼稚園生活が進んでいくのだった。




基本的には色々な事を乗り越えて新しいお友達を作るという話になっていくと思います。
もちろん挫折もしますが。

次回、例の闇の書のあの人が登場します。
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