流星の流れる頃にー翔び立つ戦士達ー 過去編 大切な友達と約束 作:イグナイテッド
リインフォースを連れてきた6人は、ふたばの家に戻ってきた。
「ただいま!」
「おかえりなさい。あら、みんなと一緒だったの?」
「うん!みんないっしょだよ!」
「「「「「こんにちは!」」」」」
「こんにちは!あら、新しい友達?」
見かけない子供を見つけたみずきは、ふたばに聞く。
「うん!リインちゃんというんだよ!はいってきて!」
リインは、呼ばれたようにリビングに入ってくる。
「可愛いわね、ふたばと仲良くしてあげてね。」
「あのね、ママ。リインちゃんかえるがおうちがないんだって。ずっとひとりぼっちで、さびしかったんだって。だからおねがい!しばらくここにいさせてあげて!!なんでもするから、おねがい!わがままはぜったいいわないし、ママのいうことはきくから!だからおねがい!」
「だめよ、勝手に決めちゃだめだって前にあんなに言ったのに。」
「おねがい!なんでもするから、なんでもするからおねがい!」
「何があってもダメよ、あんなに言ったじゃない。」
「いやなの!ふたばさびしいもん、パパとママはいそがしてくてなんにもできないし、おねぇちゃんがずっといないからさびしいの!」
「あ・・・」
「どうしておねぇちゃんがいないの?!みんなおねぇちゃんとかいるのに、どうしてふたばのおねぇちゃんかえってこないの?!いちどもあったこともはなしたこともないけど、たいせつなおねぇちゃんがいないのはとってもさびいしいの!だから、おねがい!リインちゃんをここにいさせてあげて!」
ふたばは涙をぼろぼろ流しながら言った。
ふたばの涙の懇願にみずきは驚く。
(この子がそういうことを言うなんて、どうしたんだろう。ああ、これもあの子の色々なところを引き継いでるんだわ。何て私はバカだったのだろう。この子はずっとさびしかったんだって何で気づかなかったんだろう。)
「いいわよ。でもさっき言った事をちゃんと守るのよ。そして、あとでパパにはちゃんとお願いしなさい。」
「ありがとうママ!ねぇ、わたしのへやにきて!」
手を洗ってから、みんなを自分の部屋に連れていく。
ふたばの部屋は、2階の少し奥にある。
つぼみが使っていた部屋は鍵をかけられていたので、その少し奥のところにあった。
「うわぁ、すごい!ぬいぐるみがいっぱい。」
「なかなかきれいね。」
「ぬいぐるみのかずならわたしたちにはおよびませんけどね。」
「それいがいはすごいとおもいますけどね。」
「へぇ、すごいね。」
「リインちゃん、これからわたしのふくをきてほしいの。」
「わたしが?」
「うん!ぜんぶわたしがえらんであげるから!じゃあ、みんなすこしへやのそとでまってて!」
「そとにだされてしまいましたわね。」
「でも、わたしたちがいうわけにはいかないからこれでよかったかも。」
部屋からは、『これがいいんじゃないのかな。』『はずかしいよ・・・・』『だいじょうぶ!こわくないよ!』
といった声が聞こえていた。
「はいっていいよ!」
ふたばが部屋の中から声をかけてきたので、5人は部屋に戻る。
「これが、リインちゃんのあたらしいふくだよ!」
そこにいたのは、青い長袖の服に黒と白のスカートをはいて髪型をポニーテールにした、リインフォースだった。
「かわいいじゃん。」
全員がうなずいたいた。
「本当に?」
「ほんとうだよ!」
「あ、ありがとう。」
「じゃあね、またあした!」
「ま、またあした!」
みんなが帰ったので、ふたばとリインフォースは手を降って見送る。
こうして、リインフォースは花咲家の一員になった。