カルデアの人間不信さん 作:らいす
いやどうせ書いても読んでくれる人なんていないし書かなくてもね?いいよね
それにしても昏睡って打とうとすると昏睡レイプが予測変換に出てくるのはなんなんでしょうねぇ……Simejiも確実に淫夢に染められてますよね……
今回もいつも通りシリアスないです
独自解釈いっぱい
実戦はチェスの様に次の一手を考える時間はくれない
だから瞬間的に次の一手を考え、相手の隙を見つけるしかないのだ
僕達はとりあえず所長と合流することが出来た
所長は錯乱してるため、やむなく魔術により昏睡させた
それを見届けた藤丸は口を開く
「これからどうしようかマシュ、レイズ」
なんで僕に聞く。そもそもファーストネームで呼んでいいなんて言っていない
そうは思うが、別に口にはしない。こういう一言でその場が台無しになることは今まで見てきた
「とりあえず落ち着ける場所を探したらいいかと」
……たしかに一理はあるが、そうもいかないみたいだね
『みんな!気をつけてくれ、今までの敵とは比べ物にならないくらいの魔力量……これは、サーヴァントだ!』
ちらりと魔力の揺らぎが激しい場所を見る
魔力とは簡単に言ってしまえば空気と同じだ
本来空気中を漂っているが、強い魔力が発生すると、空気で例えたように言うなら突風が吹く
空気と違うのは、この現象は魔力が感じられないものにはいっさい影響はない。さらに、ある程度魔力を操れるような……まぁ魔術師の見習い当たりだろうか……その辺から上も影響を受けることは無い
なら無害じゃないか。否だ。この揺らぎは魔力の扱いに慣れない初心者にはかなりきつい
さっき空気と同じと言ったが、この現象は全く持って似つかない
この揺らぎを魔力を操れない者が受けると、強制的に魔力が体内に侵入する
確かに魔力が体を満ちるのはいい事だが度を過ぎるとまずい
最悪死ぬ。そして、だ。いるわけなんだ、この場に……つい最近令呪を宿した魔力を万全に操れない者が
「ぐぅ……」
「!?大丈夫ですか先輩!」
藤丸はそれはもう息絶えだえといった様子だ
四肢の先は震え、息は上がり脂汗を滝のように流している
疑問には思わないだろうか。「魔術の初心者が皆これなら魔術師になれないんじゃないか」
単純明快な事だ
指先をくるりと回す
こんなゆらぎ程度、普通の魔術師なら打ち消すことが出来る
魔術の師となる者が、己の魔力を放出し揺らぎで発生した魔力を打ち消しているのだ
「……あれ、楽になった?」
……ちなみにだが、魔術を志す者の諦める原因の3分の1程度はこれが原因だったりする
「……?」
「先輩!考えるの後です。交戦します!」
「あ、あぁ、わかった!」
マシュが盾を構え、藤丸はその後に立つ
あれはどうやらアサシンみたいだな。サーヴァントの中では比較的弱い部類に入るクラスだ
僕も自衛程度には準備をしておこう
……それにしても
魔術を展開しつつ眠る所長を見る
彼女の状態がイマイチ分からない
なんというか、掴みにくいというか……どこかで感じたことがある感じなんだが……
とりあえず考えを中断し、交戦している3人を見る
あれなら放っておいても構わないか
9時方向 状態 高速移動 距離500 形状 人間
どうやら客のようだ
右手に剣の柄を召喚、それを地面に刺し引き抜く
出来たのは即席の土製サーベル
それを使いこちらに向かう乱入者に向け切りつける
ガギンと弾かれる
刃がややこぼれた。……ランサーか
即座にサーベルを捨て今度はさっきより大きな柄を召喚、さっきと同じように地面に刺し……
「させん!」
「ゴフッ」
槍が脇腹に食い込んだ。恐らく肋を持っていかれているだろう
即座に試験管を取り出し略称回復をする
これは魔法陣を書いたり呪文を唱えないで使うことが出来る魔法だが、やや効果が下がる
だが骨は治ったみたいだ。痛みは引かないが仕方ない
辺りを見回す。ランサーが見つからない
どこへ……。後ろか
くるりと振り返れば今にも僕を貫かんと槍を構えるランサー
それを背後に飛び後転の要領で避ける
どうする……。相手は戦いのプロ。いくら僕に才能があろうと壁は高い
そんなことを考えている暇は本来なかったのだ
だが、僕は今まで模擬戦はやってきたが実際に命を懸けた戦いはしてこなかった
だからだろう。本当の戦いは、一瞬の隙すら許されないことを知らなかった
「ガァッ……!」
槍の石突が鳩尾に刺さった
肺の空気が抜ける
勢いのまま後方に飛ぶ
「ハッ……ハッ……」
負けるのか……。クソ……最初にサーベルじゃなくグレートソードを使っていれば……
黒い何かを放出しながら目の前に立つランサー
その目にはその闇に覆われた体に似合わず勝ちを確信した光があった
確かに実戦はチェスとは違うかもしれない
だが……
「いいことを……教えて……やるよ……」
僕の言葉にランサーは片眉を釣り上げる
この負け犬は何を言っているのかとでも言うような嘲りに満ちた目
「チェスはな……追い詰められてから……が、本番だ……自分が強いと思ってる奴ほど……勝ちが見えれば油断する…………チェスはチェックされた時ほど粘りが必要なんだ……よッ!!」
ランサーから見えない位置で精製したナイフをランサーに向け投げる
このナイフは、今までとは違い、土を使わず全て魔力でできている
その切れ味は骨を容易く貫く
ナイフは刃が見えなくなるほどにランサーの額に刺さった
これで、時間は稼げる
サーヴァントはサーヴァントでなければ倒せない
だからこれでいい
後ろから迫る少女が盾を振りぬき、ランサーが光の粒子となり消えたところを見ると、僕は意識を失った
うわぁ、深夜テンションのせいで戦闘になっちゃった
著者の中では、主人公は魔術師の中では天才だし、運動神経も抜群だけど最強ではないです
つまらないし、着地点を見つけられないので
なんだかんだで1時間かかった……