黒い三連星物語   作:ジャイアン太郎

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今回はまあこんな感じです。




適性テスト

入隊から2週間。

 

「よしお前らも何とか訓練をこなす様になってきたな」

今日もクランプの声が疲れた体に響く。

 

ラル隊の訓練は午前が基礎体力訓練、午後がユニット訓練であるが新人はいきなり中に入る事が出来ないので、まずは1日基礎体力訓練になっている。

ラルやクランプから見てもうOKと思えたら初めて、ユニット訓練に入るのである。

(ちなみにタチの時は2ヶ月合流までかかった)

 

「午後からお前らの適性テストをやるぞっ、それぞれ何が出来るのか見極めるのでしっかり挑むようにでは解散っ」

 

この当時サイド3の国防軍はデモを鎮圧したり海賊を追っ払う位しか仕事は無いのだが、ラル隊は少し毛色違いのゲリラ屋であるので、

色々と役割がある、突撃を仕掛けるもの、トラップを仕掛けるもの、狙撃に徹するもの他にも色々とある。

戦闘だけでなくサバイバル、火薬、電気の知識等この隊ではかなりの時間をかけて育てて行くのである。

 

ラル隊は基本バディ制で二人一組になり絶対に相棒を捨てないという鉄の掟がある。

このことがどんな戦場からでも驚異の帰還率を誇っているのであった。

 

「俺は前衛で突撃したいなやはり男なら先陣を切って戦いたいぞ」

オルテガが昼飯食いながら口を開くと

「じゃあ俺はその後ろでお前がやり残ったやつを倒してスコア稼ぐ役が良いな」

マッシュが

「じゃあ俺が背中守ってやるよ、お前のデカい体の後ろなら俺にあまり弾飛んでこなそうだからな」

と軽口を叩いたマッシュに対し

「お前がバディなら生きた気しないから俺はコズンと組みたいな」

それにたいしマッシュもブツブツ文句を言うも昼が過ぎていった。

 

そうして5人はとある廃墟となった街に連れて行かれた。

「なんだここはこのサイド3にこんな所があったのか」

ガイアはまだ出来てそう時間の経過してないコロニー内に廃墟がある事に違和感を覚えた。

 

「ここは連邦の兵が略奪をし滅んだ街だ、外には伝わらない様にこうして軍の土地とし市街地訓練の場として使っているのだ、そして連邦へ怒りの気持ちを忘れない様にしてるんだ」

クランプが過去を懐かしがるような顔をして語りかけてきた。

後で知ったのだがここはクランプの故郷で両親がこの街で酒屋を営んでいたのだが、連邦兵にムリを言われ出来ないと伝えると即座に殺されてしまったのである。

 

「ではこれより適性テストを始めるテストといっても気を抜かず各自持てる力を目一杯出して欲しい」

 

ラルからの言葉があり始まった。

 

「なんて弾幕だ誰が前に進めるんだ」

コズンがスタート地点より3つ目のブッシュ迄辿り着くもそこから先には進めずにいた。

想定敵からの機銃掃射に手こずる5人は何もできずに時間ばかりが過ぎていった。

 

「せっかくあんなわかりやすくしてあるのに誰も気が付かないのか」

「あいつら頭悪そうだからな、でもまあそろそろわかるだろ」

 

ラル隊の面々は何人か敵役として参加していたが残りは離れた場所でモニターを見ながらこの訓練を見物していた。

 

 

そしてしばらくしてガイアが

「みんなちょっと聞いてくれ、あの機銃掃射に正面からの突破はムリだ、今、気がついたがあのビルの中を通れば機銃の攻撃を受けずに裏側まで行けると思う、スナイパーが居るので注意が必要だが何とかなるだろう、

そこでオルテガ、コズンは前面の敵を引きつけてくれ、マッシュは二人の援護をアコースはスナイパーに弾をバラまいて狙撃のジャマをしてくれ」

 

ガイアの話を聞きこれ以外に手は無いなと4人も判断し、了承した。

 

「では3分でケリをつける前衛の二人頼むぞ」

そう言いガイアは自分の考案した作戦に入った。

 

 

この時ガイアはまだ気がついていない、自分が建てた計画は正解ではない事を・・・

 

時間をあわせオルテガとコズンが前面に最大火力で照準もなんも無しに撃ちまくる。

 

そしてその間にガイアとアコースは移動し配置に着く、そしてガイアはビルに滑り込み、アコースがスナイパーを牽制してるのを確認し一気に駆け抜けようとしたその時、子供位の背丈の三本足の機械が居た、そして次の瞬間に機銃掃射が来たっ!

「何っオートマトンっ」

ガイアに取ってそれは予想されてない攻撃であった、敵の人数は確認してあり、見えてる人間で全部だと思いこんでいた自分の甘さに嫌気が差した。

 

「ちっいつまでも正面も支えきれないというのにこの狭い通路にオートマトンではここは突破出来んぞ他に方法は無いのか」

 

そして周りを見渡すと何か違和感を感じた。

「なんだあそこに何かあるぞ」

それは建物の昔の内部案内板であった。

 

オートマトンのセンサーに引っかからないように移動したガイアは建物には地下道がある事を知りすぐ様作戦を変更した。

 

「これなら何とかなるな、しかし大尉は実に意地が悪いこれはクリア方法を見つけるための物だったのか」

 

そしてガイアは導かれるように地下道を走り、背後から奇襲をかけ乱れた所をオルテガ、マッシュ、コズンが雪崩込み制圧した。

 

「よくやったなお前達、では次のテスト前に装備の確認と水分補給を済ませろ物は隣に用意してある」

 

「助かるぜ正直喉がカラカラだ」

オルテガとコズンは前衛で戦ってただけありヘトヘトらしく少しの休息でもありがたいようであった!

 

そして・・・

「マイク伍長去年あの罠にかかったの何人だ?」

 

「シレリ軍曹、3人です私もヤられましたしばらく治らなくて参りましたよ」

 

「今年は何人引っかかるかな」

 

モニターの向こうにいるラル隊の面々は自分達の時を思い出しながら自分のとこに来るのは誰かなと、予想していた。

 

「おっあったあったみんな飲み物渡すぞ」

オルテガがペットボトルを見つけ一気に飲んだ。

 

「ちょっと待てなんか匂うぞっ」

マッシュが何かに気づいていうがオルテガとコズンには間に合わない。

 

「特に変な味はしないが何の匂いだこれっ」

そうしてしばらくすると

 

「ヤバイ腹が」オルテガとコズンが真っ青な顔をしてトイレに向かい走り出した。

 

がしかしドアが開かない、今になり部屋の鍵が最新の電子キーになってる事に気がつく

 

「グワッヤバイもうお尻が限界だっ漏れる」

「俺もだっ誰か開けてくれ」オルテガ、コズンが共に倒れた。

 

「こんな日にコイツラのクソの匂いはたまらんな誰かこういうの得意なやついないか」ガイアが言うと

アコースが

「できるかどうかはわからんが俺にヤらせてくれ」

 

そう言い胸から特殊ドライバーを出しバラし始めた。

 

「アコース早くしてくれ二人の顔がおかしい」

 

見ると真っ青な二人が居た。

 

「わかってる、もう少し二人に頑張るように行ってくれ」

 

そして次々とバラして行くと最後に2つの線が残り、手が止まった、

「ダメだっここまではわかるが最後どっちかわからない、1つはダミーなのだがどっちかは作った人にしかわからない作りだ」

 

 

「アコースどうなっても良いからどっちか切ろ」

 

「ダメだ昔から俺はこういう時に当たったことかない」

 

「あ~っじゃあお前がこっちかと思う方はどっちだ」

 

「赤だな」

 

「わかったニッパー借りるぞ、エイッ」

 

ガチャ・・・ドアが開いたこれで何とか二人を医務室に連れてく事ができると思ったら、タンカが入り二人を運んで行った。

 

あっけに取られる3人はその場にしゃがみこんだ。

 

「ところで何色を切ったんだ」

 

「青だアコースの運の悪さを信じたらこの結果だ」

 

「チッなんかスッキリ行かないぜ」

 

そうしてこれもテストであることが伝えられ全てが終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




眠たいです。

地震が気になり寝れないです。
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