A New Hero. A Next Legend   作:二人で一人の探偵

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恒例のラストバトル前の箸休め回……といいつつ毎度のように不穏なフラグを立ててしまう、これはもはや癖です。直したいような、このままでいきたいような……
 


One of us

「亜耶、腹は減ってないか?」

「掃除か? 僕も手伝おう」

「いい茶葉を買ったんだ。休憩にしないか? 亜耶」

 

「わあ、ありがとうございますお兄様!」

 

 戦線復帰してからというもの、志雄は妹の亜耶に何かと構い倒すようになった。対する亜耶も嬉しそうに応じている。ギクシャクしていた兄妹を知っている仲間達も最初は微笑ましく見ていたが、流石に1週間もあの調子では辟易してしまう。

 

「どうなってんのアレ? 志雄さん、気付いた時にはあややの近くにいない?」

 

「……反動、かな? ずっと我慢してたんだし……」

 

「とはいえこのままではお互いの日常業務に差し支えるのでは? 2人が楽しそうなのは良いことですが……」

 

「志雄もやるべきことはちゃんとやってるけど、それ以外の時間を全て亜耶ちゃんに向けてる感じね。アレじゃそのうち体調を崩すかも」

 

 兄バカが過ぎてG3-Xが肝心の場面で不調、などとなったら目も当てられない。芽吹達がそれとなく窘めても……

 

「志雄、亜耶ちゃんはしっかりした子だし、もうちょっと放任というか……」

 

「そうかもな。しかし僕はこれまで兄としての責務を放棄してきた。今更取り返せるとは思ってないが、それでもできるだけのことはしてやりたいんだ」

 

 こう言われると言葉が続かない。亜耶の方も迷惑がるどころか心から喜んでいる。どちらかが落ち着くまでは様子見ということになった。

 

 

 

 

 

「志雄、それどうしたの?」

 

 ある日の夜、ゴールドタワーの廊下で志雄と出くわした芽吹はギョッとした。彼にはお世辞にも似合わない可愛らしい入浴道具と女物の寝巻きを持っていたからだ。

 

「ああ。亜耶が昔のように一緒に風呂に入りたいと言うんでな。アイツの部屋から持ってきたんだ。相当楽しみだったのか、大浴場の時間になったら駆け出してしまって……」

 

 そこまで聞いた芽吹は脊髄反射で動いた。戦闘時にも出せない超スピードで志雄の手荷物をひったくり、息を荒げて真っ赤な顔で詰め寄る。

 

「あ、あ、あなたねぇ! いくら兄妹でも一緒にお風呂って! 亜耶ちゃんだって歳で言えば中学生だし、そもそもここは共同生活の場なのよ⁉︎」

 

「あー、やっぱりマズかったか? 薄々そんな気はしてたんだが……何せ僕達が普通に仲の良い兄妹をやってた頃、亜耶は幼年部生だったからな。まだその時の感覚なのかもしれない」

 

 困った顔で頭を掻く志雄。基本常識的ではあるが、お互いのこととなると途端にブレーキがバカになるのが国土兄妹の欠点らしい。

 

「兄妹といえど、異性なんだから……疚しく思われたくはないでしょ?」

 

「むぅ……でも亜耶は楽しみにしてるし……」

 

 それを聞いてしまうと兄妹水入らずを邪魔するのは悪いような気もする。しかし芽吹も色々な感情的に見過ごすわけにはいかなかった。亜耶に対してももちろんだが、志雄が妹とはいえ異性と入浴というのがどうにも認められなかった。

 

「そ、そういうことなら私が亜耶ちゃんと入るわ。代わりにはならないかもしれないけど……」

 

「本当か? それは助かるよ、ありがとう。それならちょっとしたコツを教えるから──」

 

「コ、コツ……?」

 

 志雄がレクチャーしたのは亜耶の頭の洗い方。幼い頃から髪を伸ばしていた妹の髪をきれいに保つのは、当時は彼の仕事だったのだ。髪を洗う手順、湯船に入る際の髪のまとめ方、揉むと喜ぶ頭のツボ。芽吹は困惑しながらもメモを取った。真面目な子である。浴場でメモが読めるかどうかは置いておいて。

 

「なるほど……しかし細かいところまでよく覚えているわね」

 

「僕が洗ってやってたのは随分昔のことだから、今は色々変わってるかもしれない。最初は本人に聞いてみてくれ。ただあの子は髪を洗ってもらうのがとても好きだったから、芽吹にやってもらえたらきっと喜ぶよ」

 

 兄妹の絆の強さを思い知った芽吹。間接的でも亜耶のためになるのならと引き受けることにした。

 その後レクチャー通りにやったら亜耶にすっかり気に入られてしまい、定期的に一緒に入る約束をしてしまうことを彼女はまだ知らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すっかり昔のような仲睦まじさを取り戻したある日。兄と昼食を共にしていた亜耶は、突如神託を受けて立ち上がった。

 

「亜耶、どうした?」

 

タワー(ここ)地下(した)で、強大な力が爆発するような……数分後に危機が訪れると……!」

 

 ゴールドタワーの地下。志雄はそこに心当たりがあった。G3ユニットの開発フロア。G3-Xの兄弟機が保管されている、ある意味四国一危険が転がっている施設があることを知っていたからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 慌てて地下まで降りた2人は、そこで破壊を撒き散らすバイク型の機動兵器を目撃した。実験スペースに保管されている他の兵器類を片っ端から吹き飛ばしている。

 

「小沢さん!」

 

「国土くん……! ちょうど良かった、連絡しようと思ってたのよ」

 

「アレは、G2ですね。なんで今になって動き出したんです?」

 

「侵入者よ。今の大社はああだから、かなり警戒してたんだけど……」

 

 独自の開発品がG3ユニットの施設で暴走。これが発覚すればチームの管理不行き届きとして問題にできる。それを大義名分にしてGシリーズを自分達の管理下に置く。本部筋の人間の仕業なら、そういった狙いが考えられる。

 

「あれが外に出る前に抑えればいいってことですね……変身!」

 

 変身して実験場に飛び降りるG3-X。戦闘力を持つものをターゲットにするようプログラムされたG2が前面の砲塔を起動、ミサイルを発射。

 

(相変わらずのバカ火力……! 落とせるか?)

 

 ケルベロスで迎撃。なんとか全弾撃ち落としたが、その爆風で設備は吹き飛ばされ、周囲はメチャクチャになってしまった。

 爆風で封じられた視界の中、煙を突っ切って怪物バイクが急接近してくる。100m以上離れていた距離を一瞬で詰めて、G3-Xの鼻先で急旋回。車体を回転させて後輪部分を叩きつける。最高速度だけでなく、加速力と制動力にも長けているからこそできる芸当だ。

 

「ガッ──速い……!」

「お兄様!」

 

 真っ直ぐに吹き飛ばされてノーバウンドで壁に激突。頑強にできているはずの隔壁に深々と埋まってしまう。AI稼働のG2は機械的な思考の元、身動きできない相手に無慈悲な数のミサイルを斉射。鮮やかな爆風がG3-Xを包む。

 

「国土くん!」

「……大丈夫です!」

 

 ギリギリで背面のスラスターを最大出力で吹かせて抜け出していた。それでも全ては避けきれず、動きが悪くなっているG3-X。このままではいずれ捉えられるのは誰の目にも明らかだった。

 

 

 

 

 

 

 

「このままじゃ……小沢さん、アレはそもそもどういったものなのですか?」

 

「私がG3よりも前に開発した遠隔制御式の無人兵器、『GENERATION 2』……旧型だけど、無人機である分人体に配慮する必要がない。火力や機動力はG3-Xを上回るわ」

 

「遠隔……よく分かりませんが、リモコンのようなものはないのですか?」

 

「一応そこにある腕時計型端末がそうだけど、今は命令を受けつけない状態になってる……私のプロテクトを突破したことと言い、ここに入り込んだネズミ、かなり腕が立つみたい。余計な置き土産がいくつか残ってる……!」

 

 元々G2はコントローラーで行動目的の指示を受け取り、そのための細かい状況判断を自律型AIで行う。しかし今のG2は命令を受託する機能を破壊されているため、外部からの干渉ができなくなっている。

 

「今は基礎の命令である"戦闘力を持つ者を撃破せよ"っていうオーダーだけが生きてる状態。敵味方の認識プログラムまで消去されてる……やってくれるわね!」

 

 ごく短時間でこれだけの工作をやってのけた敵の手際に舌を巻く真澄。人類史に残るレベルの天才である彼女と比較してもそう劣らない技術者がいた可能性も考えられる。

 

(他にも何か手をつけていった形跡がある……ここを空けていたのはごく短時間だったのに!)

 

 画面を睨んで打開策を探る真澄は気づかなかった。

 先程までこちらに質問を投げかけていた亜耶が、コントローラーを持って部屋を出て行ったことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さすが自律思考型……挙動が正確で無駄がない!)

 

 スラスターも使いながらなんとかG2の攻撃を回避していくG3-X。制圧力が高い火器を掻い潜って取り押さえるには、まずターゲットサイトから逃れる必要があった。

 

(一瞬でも狙いが逸れてくれれば、接近してコンソールを壊せるんだが……!)

 

 速度と火力で劣っている現状、敵に明確な隙ができなくてはその差は詰められない。仲間を呼ぶことも考えたその時、実験場の入り口が開いた。

 

 

 

「じっ、G2さん! ここにあるのはあなたのコントローラーです!」

 

 息を切らせて駆け込んできた亜耶が掲げたのは、G2の制御用端末。それを認識したAIは一気に思考が混乱した。

 外部干渉を跳ね除けたとはいえ、一度登録した端末が近くにあるというのは放置できない。かといって、それを持っているのは戦闘力がない無力な巫女。機械にさん付けするような、およそ戦場が似合わない幼い少女。傷つけてはならないと刻み込まれている存在だ。

 突如戦場に現れたイレギュラーは、G2の機械的思考を乱しに乱し、その挙動を静止させた。

 

「亜耶、なんで──」

「お兄様、今です!」

「──っ、まったく!」

 

 ようやく訪れた必勝のタイミング。G3-XはG2の真上に飛翔してガードアクセラーを投擲。武装や行動を司るコンソールを叩き壊して電流を流す。少しの間抵抗するようにフラフラと走行していた怪物バイクは、やがて力尽きるように停止、横転した。

 

 

 

 

 

 

 

「亜耶! なんて危険なことをしたんだ!」

 

「ごめんなさい……お兄様」

 

 G2の停止を確かめるよりも先に、真っ直ぐ妹に駆け寄る志雄。怪我がないことを確認して安堵したのも束の間、余りにも危険な行為に及んだ妹への説教が始まった。

 

「君には戦う力がないんだ。何かあった時に身を守る術を、何1つ持ってないんだぞ⁉︎」

 

「分かってます。だから出ていったんです……無力な私なら撃たれないと思って」

 

 確かに事実G2のAIは亜耶を敵と見なさなかった。しかしそれは結果論。暴走したシステムにどこまでその前提が通用するかは誰にも分からなかったのだから。運が悪ければ今頃亜耶は焼死体になっていたかもしれない。

 

「無防備な人間が前に出るのがどれほど危険か、防人を見てきた亜耶なら分かるだろう?」

 

「はい……それでも私にできることがあるなら、それでお兄様の助けになれるなら……そう思ったら、体が勝手に動いてしまいました」

 

 声も姿勢もシュンとしたままゆっくり言葉を紡ぐ亜耶。心から反省しているのが伝わるが、志雄は同時に、妹が間違ったことはしていないと考えていることも気がついた。

 

「正直なことを申しますと……私、羨ましかったんです。防人の皆様が。いざ戦いになれば、巫女の私にできるのはご無事を祈ることばかり。だから、私にもできることが見つかって、つい……」

 

 申し訳ありません、と涙目を隠すように深々頭を下げる亜耶に、志雄はこれ以上何も言えなかった。その無力感には心から共感できてしまったから。

 

(僕だって、今の亜耶に偉そうに説教できる立場じゃないな……)

 

 観念したようにため息をついた志雄が、亜耶の頭を上げさせてゆっくりと額を合わせる。幼い頃、妹が泣いた時にはよくこうして宥めていた。

 

「とにかく、無事で良かった……今回うまくいったのはたまたまだ。もう2度とこんなことはしないでくれよ?」

 

「はい、お兄様……本当に、ごめんなさい──」

「ああ、もう謝らなくていいよ。僕がもっと手際よくやれれば済んだ話だ……助かったよ、ありがとう亜耶。本当に強くなったね」

 

「……! はい! お兄様もお怪我がなくて何よりです!」

 

 亜耶が望んでいたのは、一方的に心配されて守護される関係ではない。互いに助け合い、尊重し合う関係。もっとくだけた言い方をすれば、頼られたい。褒められたい。認められたい、という無垢な願望だった。

 そして今、少しだけだがその願いは叶えられた。想い想われて成長していく。ちょっと変わった形だが、確かな兄妹の愛だった。

 

 その日から、暴走気味だった志雄の兄バカはひとまず落ち着きを取り戻した。良くも悪くも昔のままではいられないことを思い知ったのだ。それでもそれを嘆くようなことはない。今の彼には、妹の"変化"を"成長"として前向きに受け止められるだけの余裕があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 G3-Xとして復帰した志雄も合流して任務を再開した防人部隊。この数日で陣地構築の作戦を4度決行していずれも成功させている。一見順風満帆だったが、そのうち2回は敵の待ち伏せを受けたことが志雄は引っかかっていた。

 

「十中八九、内通者でしょうね。この前の騒動も含めて」

 

 G2の暴走騒ぎから数日、システムメンテナンスの待ち時間、志雄は一番信じられる大人である真澄に相談を持ちかけた。あっさりと告げた彼女の認識は、志雄と同様のものだった。

 

「出戻り直後から違和感は感じてた。アンノウンもバーテックスも活発に動いている非常時も非常時だってのに身内の監視がキツすぎる。注力すべきはそこじゃないでしょ。つまり、様子がおかしい連中には知られたくない秘密があるってことよ。

 ……洗脳を受けてるのか、元からおかしな考えに取り憑かれてたのかは知らないけどね」

 

「三好さんから聞いた話だと、この前の選抜候補の中には本部筋の……おかしな動きをしている人員も混じっていたそうです」

 

「でしょうね。それを知った革新派がそれに乗っかる形で偽装してきたわけか。でもまあ、あの派閥は今の所信用して良さそうね。向こうもG3ユニット(こっち)には同じような評価を下してるだろうし」

 

「……そうなんですか?」

 

「本人に聞いてはいないけどね。どうやらここ数年資金や人員、資材の用途不明な動きが続いてるみたい。私達もその容疑者として上がってたんだと思うわ。三好春信は内情視察も兼ねてたんでしょう」

 

 つい最近まで外部の研究機関で動いていたG3ユニットは確かに疑う余地がある。チームの調査、本部に対する妨害、G3の再評価、本人の個人的希望。春信の行動には実は様々な意図があった。

 つくづく底の知れない人だ、と志雄は肩をすくめる。未だに自分が彼に勝てたことを夢のように感じてしまうことすらある。

 

「例の侵入者が相当な技術者であることは間違いない。私と似たようなアプローチで何かを開発しているとしたら、その資材の流用と同一犯かもね」

 

「同じ組織の中でも得体の知れない敵がいる。ただ命令に従って、向かってきた敵を倒すだけでは……」

 

「そうね。でもそれは大人(わたしたち)の担当よ。あなたはいつどんな命令が来てもいいように、自身と装備を万全にしておきなさい……ほら、調整終わったわよ」

 

「ありがとうございます」

 

「まだ確定情報じゃないけど、もしかしたらこれまでとは規模が違う任務が近々言い渡される可能性が高いわ。G()3()-()X()()()()()()()()()も、解禁することになるかもしれない。覚悟はしておいて」

 

「……了解」

 

 G3-Xの端末が返される。最新機である以上、こまめに実戦データをフィードバックする必要がある。スペックデータを確認していた志雄は、奥で見慣れたアーマーが修繕されているのを目にする。

 

「小沢さん、あれは……」

 

「ああ。後継機がひと段落ついたからね。G3の修理にようやく手を回せたわ」

 

 工房スペースで磨き上げられていくかつての愛機。自暴自棄になりかけていた志雄の行動で大穴を開けられたG3が完璧な状態に復元されていた。

 

「……小沢さん、1つお願いがあるんですが……」

 

「なに? 言ってみなさい」

 

 誰も死なせないために最善を尽くす。それには自己鍛錬や土壇場の精神力も肝要だが、事前準備も必要不可欠だ。

 

 "人事を尽くして天命を待つ"

 

 それが親友達に固すぎる、頭でっかちなどと揶揄されてきた国土志雄の座右の銘だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数日後、真澄の予想通り緊急事態が発生した。ゴールドタワーではなく大社本部に召集された防人部隊。最速で情報が集まる中心地。秘密主義を一時破ってでも対処しなければならない問題が起きたということになる。

 

「う〜ん、あっちこっちで大人がバタバタしてる……それだけヤバいことが起きてるってことだよね……ヤダヤダ死にたくない〜!」

 

「……加賀城、うるさい……」

 

「説明を受ける前から泣くんじゃありませんわ! めんどくさい方ですわね」

 

「しかし、本部に呼ばれるのは初めてだ。穏やかな状況じゃないんだろうな」

 

「説明はまだかしら? 防人(わたしたち)はもう揃ってるけど……」

 

 

 

 

 

 

 各々が漠然とした危機感を感じながら待っていた会議室の扉が開かれる。入ってきたのはある意味防人(かれら)に近く、またある意味で防人(かれら)から最も遠い存在だった。

 

 

 

「三好、夏凜……!」

 

 

「楠芽吹……なんでここに?」

 

 

 

 かつて1つしかない勇者の席を取り合った芽吹のライバル。そして──

 

 

 

「……あれ? たしか国土さん、だったよね?」

 

 

「……久しぶりだな、御咲陸人。元気そうで何より」

 

 

 

 かつて一度だけ言葉を交わしたアギトに変身する少年。彼とその仲間の現勇者達。それぞれの戦場で命を燃やしていた戦士たちが、ついに肩を並べることとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




言うほど箸休め回にはならなかった……何故いつもこうなるのか。

感想、評価等よろしくお願いします。

次回もお楽しみに


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