A New Hero. A Next Legend 作:二人で一人の探偵
クウガの時よりもオリジナル要素強めになると思います。
そして変わらず原作知らないと分かりにくい部分があるかと。
少年少女
「ウラアアアッ!」
深夜の静寂に響く咆哮。異形の首が飛び跳ねた。転がっていった首も残された体も、やがて爆散、消滅した。
「……こんなもんか……」
腕から伸びる刃で異形の首を落とした
光が収まった先には小学校高学年程度の少年がいた。気怠げで、年齢不相応に退廃的な雰囲気を漂わせる彼の懐から電子音が響く。面倒そうにため息をついて、端末を取り出して耳に当てる。
「……こちらギルス……問題なく処理したよ、見てただろ?」
『お疲れ様……それでもちゃんと声を聞いて無事を確認させてちょうだい……怪我はない? 鋼也くん……』
「……ああ、ご心配なく。次が来てもちゃんと動けるよ」
『もう、そういうことじゃなくて……今日はこれで打ち止めのようね。とりあえず戻ってきて』
へいへい、と気の無い返事を返して端末を切る少年。星空を見上げながらゆっくりと帰路につく。
彼の名は
「……あー、眠い……三連勤とか勘弁してくれよな……」
彼にしかできないお役目を果たすべく、三徹する羽目になった鋼也は心底だるそうに呟いた。
(ああもう、どうしろってんだよこの状況!)
三ノ輪銀は焦っていた。聞いていた話と違うと。
強大なバケモノが神樹を壊しに現れる。神樹に触れられたら全て終わり。この世界は完全に崩壊する。そんな理不尽な条件の中戦う使命を与えられた3人の勇者。銀はその一人だ。
不可思議な植物に覆われた空間……樹海は話に聞いていても驚いたし、現れた敵……バーテックスの異形にも驚愕した。しかし何よりも肝を冷やしたのは予想外のイレギュラー、人間サイズの怪物が襲ってきたことだ。
『パンテラス・ルテウス』
豹が二足歩行できるように進化したような、見たこともない生命体。素早く鋭い動きでこちらを分散させようとしてくる。
ただでさえ気負い気味だった仲間の一人、鷲尾須美は軽くパニックに陥っている。もう一人の勇者、乃木園子も普段のポワポワした雰囲気が消えている。それほど警戒しているということだ。
「あの猫みたいなヤツはアタシがやる! 2人は空のデカブツを!」
「で、でも三ノ輪さん!」
「そうだね、ここは分担が必要だと思う……あの敵は素早いし、こうするのが最善だよ」
人間大の敵と戦うなら自分が最適なはず、と勢いで引き受けたものの、彼女自身対人戦の経験など皆無だ。高い攻撃力が自慢の双斧の攻撃は当たらず、防御もままならず、徐々に追い込まれていく。未だに彼女が動けるのはひとえに神樹の加護を受けた勇者システムの防御力のおかげだ。
「ちっくしょう……なんなんだよコイツ」
思わずボヤいたその言葉に反応するかのようにルテウスが飛びかかってくる。
消耗から随分重たく感じる斧をなんとか構えて対抗しようとする銀の視界に、あり得ないものが飛び込んできた。
樹海の中で勇者装束も纏っていない少年が、異形以上に高く跳躍してかかと落としでルテウスを叩き堕としたのだ。
「……な、ななな……」
「ここが樹海……か……気味悪い場所だな」
気だるげに首を鳴らす少年に銀が駆け寄る。
「なあ、なんなんだよアンタ⁉︎ 何でここで動けるっていうか何だあの動き⁉︎」
「……質問が多いっての……その服、アンタが例の勇者様だな?」
「あ、ああ……三ノ輪銀だ」
「名前まで聞いてねぇよ……ってことは向こうでピョンピョン跳ねてる2人もそうか。でもってあの浮いてるデカイのがバーテックスってヤツだな」
「なぁ、一人で納得してないでさぁ! アンタ誰なんだよ?」
「うるせーな……篠原鋼也だ……これでいいか?」
「鋼也か……鋼也は何でここに来れたんだ?」
「いきなり呼び捨てかよ…………ん? なんだアイツ……ハッ! バケモノが一丁前に挑発してんのか?」
自分よりも事情を把握しているらしい少年、篠原鋼也に銀が再度質問しようとしたところで、バーテックスが動きを見せる。
空に佇む巨体の周囲に、いくつもの巨大な水球を形成。イレギュラーの出現に、臨戦態勢を整えたようだ。
「そういや、あっちのバケモノとははじめましてだな……挨拶してくるか!」
「ちょっ、オイ!」
人間離れした速度でバーテックスの正面に突っ込む鋼也。勇者の力を使える銀と同等のスピードで樹海を走るその後ろ姿に驚愕しながら銀も後を追う。
「くっ……効かない……!」
(どうすればいいかな〜? この場合やっぱり私よりも……)
空に佇む水瓶座の『アクエリアス・バーテックス』に果敢に仕掛ける弓の勇者、鷲尾須美。
彼女のフォローをしつつ策を練る槍の勇者、乃木園子。
イレギュラーの豹型を銀に任せて大型を討伐すべく動いていた2人だが、遠距離型の須美をも上回る敵方の射程の長さと制圧力に苦戦を強いられていた。
園子の槍では間合いまで踏み込めない。須美の弓は威力が足りない。
「どうすれば、倒せるの……?」
「連携訓練とか、やれてたら良かったんだけど〜…………えっ?」
「どいてなぁ! ケガするぜ!」
銀のこともあり、精神的に追い込まれはじめた2人の間を1人の少年が抜けて行った。
「
疾風のごとく駆けるその影はバーテックスの水球攻撃を掻い潜って跳躍、真正面から拳を叩き込んだ。
「な、なんなのあの人……?」
「うわ、ほんとにやったよアイツ……」
「ミノさん、あの人知ってるの?」
「……いや、アタシも今名前聞いたばっか……って!」
鋼也を追って仲間と合流した銀は、彼が水流に飲まれて空中から叩き落とされるという衝撃の瞬間を目撃した。
「……チッ……少し飲んじまった……おかしな味がする……」
「あっ、オーイ! ……良かった、無事だったか」
大水害レベルの水圧をギリギリで躱しながら着地した鋼也。慌てて落下地点の根の陰に走ってきた銀たちと合流することに。
「……それで、あなたは一体何者なんですか?」
「篠原鋼也。これ以上教えることも、いらねぇこと話してる時間もねぇだろ。俺は行くぜ」
「ちょっ……あなたねぇ!」
「まぁまぁ……とりあえず私は乃木園子。こっちの子は鷲尾須美。それで、篠原さんは一緒に戦ってくれるってことでいいのかな〜?」
「一緒に戦う必要なんざないな……俺が片付けるからアンタらは下がってろよ」
「オイオイ、何も教えずにそりゃないだろ? 会ったばかりだし、難しいだろうけど何とか協力して……」
刺々しい態度を隠しもしない鋼也。その態度に反感を持つ須美。場を宥めて話を進める園子。距離を詰めて鋼也を輪に入れようとする銀。
出会って数分で、なんとなく関係性が分かる図だ。
「だいたい鋼也、手から血が出てるぞ? ちょっと見せて──」
「必要ねぇよ。すぐ治る」
水瓶座に叩き込んだ鋼也の拳が割れて出血していた。いつも弟にしているように、銀が傷を見ようと伸ばした手を、鋼也が冷たく振り払う。
「俺はそんなにヤワじゃねぇ……見てろ」
「……えっ⁉︎」
「これは、いったい……」
「傷が塞がっていく……?」
鋼也が右手を指し示すと、みるみるうちに傷が塞がり、時間を巻き戻すように血も引いていく。ほんの数秒で入院レベルの大怪我がひとりでに治癒していく様は、勇者の力を振るう3人から見ても異質だった。
「分かったろ、俺は勇者様みたいなハンパもんじゃない……本物の怪物だ。バケモノ退治は同じバケモノに任せりゃいいんだよ」
小さく呟く鋼也の表情が、銀には寂しげに見えた。
「……なぁ、鋼也──」
「……! 来たな……」
銀が口を開いた瞬間、遠くから高速で近づいてくる足音。先程鋼也が蹴り飛ばしたルテウスが突っ込んで来ていた。
「まだまだ元気じゃねぇか……ちょうどいい、連日働かされて寝不足なんだ……ストレス発散、付き合ってもらうぜ!」
「お、おい! 待てよ鋼也!」
高く跳躍し、樹海の根に飛び上がる鋼也。銀たちも後を追って着地したところで、一つの問題に気づいた。
「挟まれちゃったね〜」
「……どうすれば……このままじゃ……」
「さっきも言っただろ。下がってな……ここからは、バケモノの時間だ」
「……鋼也?」
銀の呼びかけに応えることなく、瞳を閉じて佇む鋼也。内なる力と向き合い、自身とその力を重ね合わせる感覚で意識を集中する。
前方から駆けてくるルテウス。後方の空から狙ってくるバーテックス。慌てふためく勇者たち。
その全てを無視して、鋼也が目を開く。両手を胸の前で交差させ、そのまま腰元に下ろす。
「……変身……‼︎」
力強く重たい声と共に、鋼也から光が放たれる。一瞬の発光の後には、鋼也ではない
緑と黒を基調とした、生物的な体表。
腹部で独特の存在感を放つ、輝石が埋め込まれたベルト。
頭部から伸びる緑の触覚と、真紅に光る両眼。
「……ゥゥゥ……ウオオオオオオオオッ‼︎」
口元のクラッシャーが開き、獣のような咆哮が響く。勇者たちも、豹型も、バーテックスさえもその圧力に一瞬動きが止まる。
『ギルス』
かつての英雄と同じ力を求めて、中途半端に継承してしまった不完全な進化の形。
「フゥ──……巻き込まない自信はない……引っ込んでな!」
突然の変貌に開いた口が塞がらない3人に一言警告を残し、ギルスが疾走する。ルテウスの正面から突っ込み、クロスカウンターで殴り飛ばす。倒れ込んだ豹型の上に飛び乗り、マウントポジションを取って乱打。
「ウオオオオオッ! …………ッシャアアアァァァァ‼︎」
興奮状態のギルスが大きく口を開き、怯んだ敵の首元に噛み付く。
「うわっ……すげぇな、アレ……」
「わ〜……ワイルド〜」
「というか、凶暴すぎるわよ……っ⁉︎ 危ない、避けて!」
筋組織と神経を噛みちぎったところで、背後からバーテックスの水流攻撃が飛んでくる。獣じみた反射神経で体を翻したギルスが、迫り来る水流に対し抱えていたルテウスを押し出して盾にする。
「……ギャ……ォ……!」
「そんなに早く潰されたいってか? だったら……!」
水流を捌き、フラフラになった敵の体を全力で放り投げる。その軌道は上空のバーテックス、巨体のど真ん中へ。
投げた敵を追うように跳躍したギルスの前腕から金色の爪が伸びる。
『ギルスクロウ』荒々しい戦闘スタイルにマッチした、使い勝手のいい斬撃技。
「まとめてぶっ潰す……串刺しだ!」
水瓶座の中心部に叩きつけられた敵の腹部をブチ抜き、そのままバーテックスも重ねて貫いた。ギルスとルテウスの体が、浮遊するバーテックスに縫い付けられたように滞空する。身動きもままならない状態のギルスが、体を振って振り子の要領で爪に力を込める。
「ぶった、斬れろぉぉぉっ‼︎」
突き刺さった状態から、強引に爪を引き下ろす。ギルスとルテウスが着地した後には、水瓶座の中心に縦一文字の大きな傷が刻まれていた。
傷を受けたバーテックスは警戒を強めたのか、ギルスを振り払うように水を乱射しながら上昇。肉弾戦主体のギルスの間合いから逃れようとする。
「チッ……往生際の悪い……」
悠々と攻撃を躱しながらも、近づけないギルスは攻め手に詰まっていた。
「…………ハッ! あ、あたしたちも行かなきゃ!」
「そ、そうね……」
「…………んっ、ピッカーンと閃いた!」
ギルスの猛攻に唖然としていた勇者たちが慌てて戦場に走る。目を閉じて唸っていた園子が、何か思いついたように瞳を輝かせながら駆ける。
「シオスミ、今ならギリギリ届くよね? 全力で矢を射って〜」
「……シオスミ……いや、今はいいわ。全力って言っても、私の矢はアイツには効かなくて……」
「大丈夫! あの傷めがけて叩き込むの〜……まずは急いで上昇を止めなくちゃいけないからね〜」
「あの傷を……分かった、やってみるわ」
「それでミノさんは〜」
「お、おう! アタシはどうすればいいんだ?」
まだ正式な顔合わせもできていなかった勇者たち。そんな彼らが、乃木園子という規格外の才覚持ちを中心にまとまっていく。
(ラチが明かねえな……強引に突っ切るか……?)
上から降り注ぐ水流の面制圧攻撃にどう対処するかを考えていたギルスの背後から、青い閃光が飛んでくる。
その軌跡は一直線、水瓶座の傷に吸い込まれるように直撃する。傷を深く抉るように突き刺さった光の矢は、バーテックスの動きを見事に停止させた。
「やった……当たった!」
「よっしゃナイス! 次はアタシだ!」
「よ〜し、行くよ〜ミノさん!」
(……アイツら……!)
弓を下ろした須美の隣から、銀が勢いよく飛び出して行く。その後ろにいる園子が槍を振るい、刃を分離させて飛ばす。紫色の光刃が空中に静止して、銀のために空の階段を形成する。
「ミノさん、決めて!」
「三ノ輪さん!」
「よっしゃあああっ!」
光刃を駆け上がり、水瓶座の真上に跳躍する銀。間合いに踏み込まれてようやくバーテックスも動き出したが、致命的に復帰が遅すぎた。
「ここから……出ていけぇぇぇぇっ‼︎」
銀が頭上に掲げた双斧を力一杯振り下ろす。炎を纏った両刃が、上から巨体を切り裂く。一切の抵抗もなく、新たに2つの傷を負ったバーテックス。この一撃が決め手となり、巨体が動きを止める。同時に樹海に光が灯り、どこからともなく花弁が舞い散る。幻想的な光景に包まれて、水瓶座はその姿を消した。
「これが、鎮花の儀……」
「話には聞いてたけど……」
「お〜、きれ〜」
(なんだ? デカブツは勝手が違うのか……倒せた気がしねぇな)
「フゥ……あちこち痛いな……でも、これで……」
バーテックスの消滅を見届けて、銀が武器を下ろして座り込む。いきなりの実戦にイレギュラーの介入もあって、タフな彼女もさすがに疲労を隠せない。
「……ゥゥゥゥ……」
「ウゲッ⁉︎ まだ生きてたのか⁉︎」
その隙を待っていたかのように、ルテウスが近づいてくる。腹部の傷はそのままで、まっすぐ歩けないほどに消耗しているが、それでも今の銀には厳しい相手だ。
「ウガアアアッ!」
「クッソ……ここまで来て……!」
最後の力を振り絞って振り上げられたルテウスの拳を、真後ろから緑色の腕が掴み止める。
「……死に損ないが……さっさと消えろ!」
慌てて振り向いたルテウスを裏拳で吹き飛ばすギルス。一瞬銀の方に視線をやって、誰にも気づかれないほど小さくホッと息を吐く。
「まったく……だから下がってろって言ったんだよ」
「なっ⁉︎……おいこら鋼也!」
「だがまあ、あのデカブツをやった連携は大したモンだった。アンタらを甘く見てたらしいな」
「そ、そうか? ……なんか照れるな……」
「……ハッ、おかしな奴だ……」
こんな姿になっても至って普通に接してくる銀に心地よさを感じていることに、鋼也は気づいていなかった。
「さて、今度は俺の力を見せてやるよ」
なんとか立ち上がったルテウスに向き直り、腰を落として構えるギルス。その両踵から、緑色の爪が長く伸びる。
「これで決める……!」
ギルスが高く跳躍し、右の踵落としで敵の背部に刃を突き刺す。深々と入ったその爪が、異形の心臓をブチ抜いた。
『ギルスヒールクロウ』踵から伸びた爪で敵の肩甲骨側から急所を貫く。あまりに攻撃的で野性的な、ギルス最強の必殺技。
「ウオオオオオオオオッ‼︎…………ヅアァッ!」
左足で敵を蹴り飛ばし、反動で飛び退くギルス。離れた地点に着地した直後、ルテウスの頭上に天使の輪を思わせる光輪が発生した。
「な、なんだアレ?」
「さあな……だが、アレが出れば奴らは終わりだ……」
ギルスが言い切った次の瞬間、その言葉を肯定するかのように異形は爆散、消滅した。
「ま、こんなモンか……」
「今度こそ、終わったんだよな?」
「ミノさ〜ん!」
「三ノ輪さん!」
「お、2人も大丈夫みたいだな!」
決着を見届けたように樹海化も解除され、4人が合流したところで世界は光に包まれた。
現実世界に帰還した一同。全員が変身を解除して一息ついたところで、物々しい雰囲気の一団が現れた。
「お? なんだなんだ?」
「あの仮面、大社の……?」
「わ〜、お出迎え?」
うろたえる三人を他所に、大社職員たちは鋼也を囲むと検査するように彼の体を調べていく。ものの数秒で検査は終わり、最後にまだまだ子供の腕に手錠をはめる。
「……はぁ⁉︎ ちょ、何を……」
「あー、いいんだよこれで。アンタらにも後々説明があるだろ……今後も勇者様が前線に出るって言うならな」
「どういうこと? 分からないことだらけで何が何だか……」
(……え? ……あの手……シワクチャに……)
銀は共に戦った間柄の少年の扱いに憤慨した。
須美は目まぐるしく動く状況に目眩を堪えるように頭を抱える。
そして園子は、一瞬だけ見えた鋼也の手のあまりの異質さに違和感を覚えた。
「……俺自身分かってないことが多いのもあるし、どこまで話していいかも分からないんでね……俺としてはもう出てきてほしくないんだが……次があればよろしくな、勇者様」
「あっ、おい! 鋼也!」
それだけ言うと、鋼也は自分を囲うように歩く大社職員たちと共に立ち去って行った。
「……思い出した……」
「えっ、どうしたの?」
「ミノさん?」
彼らの後ろ姿を見送った銀が小さく呟く。その顔には驚愕と混乱が入り混じって浮かんでいた。
「篠原鋼也……あんまり雰囲気変わってるから思い出せなかったけど、アイツ1、2年の頃同じクラスだったんだ。あまり話したりはしなかったけど、明るくていつも笑ってる男子だったんだけど……」
「神樹館の同級生ってこと? 今は違うクラスに?」
「2年の終わりに急に転校したんだ。確か家庭の事情とか言ってたような……」
「ん〜、篠原って言えば大社でも結構高い格のある家だったはず……でも最近は名前聞かないね〜」
大社トップの家格を持つ乃木家の令嬢の園子が言うなら間違いないだろう。ギルスと言い、疑問が次々浮かんでは勇者たちを悩ませる。
「どうしちまったんだろ……アイツ……」
神世紀298年、英雄が遺した平穏を享受できる時間は終わりを告げた。
鷲尾須美
乃木園子
三ノ輪銀
そして篠原鋼也
新しい時代を舞台に、勇者たちの物語が再び始まる。
さて始まりました。わすゆ編。
実を言うと以前のような定期更新は難しいかもしれない状況です。喫緊では来月中旬まで色々時間がないです…
それでもこれ以上間を開けると完全に諦めてしまいそうだったのでとりあえずできた分だけ上げてみました。今月中にもう1話出来たら上げます。
こんな調子ですが一応着地点は見出しています。気が遠くなりそうですが良ければ見てやってください。
感想、評価等よろしくお願いします。
次回もお楽しみに