「部長!部員が集まりません!」
「新入生を勧誘するゾ!」
「「おー!!」」
さくら咲く4月。私たちは高校2年生となった。去年たまたま隣の席で仲良くなった男の子と2人で部活を作って早1年。部員はずっと2人だけ。でも、楽しければそれでいいと思ってダラダラゆるゆる生活している。この話はちょっと不思議なとある部活の物語。
あいぜん「きゅうぞう。暇」
きゅうぞう「右に同じく」
あいぜん「右いない。あ!私か!」
きゅうぞう「そろそろ、新入部員集めなきゃやばそうなのよ。生徒会長が知り合いだったから許してもらってるけど今年こそ1人でも入れなきゃ廃部になるってよ」
あいぜん「廃部!?!?こんなにも楽しい部活が…!部室もあるし、お菓子食べ放題だし最高でしょ…?!?」
きゅうぞう「そんなことより廃部になったら、俺たちが体育局に入らなきゃいけなくなるべ」
あいぜん「それは困った…」
トントンッ…
「「…!!」」
あいぜん「はーい?」
??「あの、部活に入りたくて、入部希望です…!」
きゅうぞう「正気か!?」
??「一応、バレーと兼部してますが…ここ、好きなことできるって聞いて…」
あいぜん「できるできる!たくさんできる!さっ、どうぞこの椅子に」
〜??side〜
今年から新一年生としてこの学校に来てるけど、気になる部活が2つあった。1つはバレー部。もう1つは…無名部。特にやることはなさそうだし、学校に貢献するためにも兼部してみようと思い切って部室のドアをノックしてみた。
トントンッ…
ドア越し「=*÷×」^×\!!!!!!(待ってノックなってる!)」
ドア越し「×*\7|々」>4\!!!(お前行ってこい!)」
なんだかとっても騒がしい部活みたいだ。
あいぜん「はーい?」
出てきたのは金髪にオッドアイ…それにピアス…の低身長な女の子。もしかして俺、ヤンキーに絡まれるのか!?と思ったが後から出てきたもう1人の男の子は茶髪にメガネ…で普通な感じだったので少々安心した。
あいぜん「さ!どうぞ座って座って!」
目の前に出されたのはクッキーと紅茶と…トランプ。
??「ど、どうも」
きゅうぞう「そんなにかしこまらなくていいんだゾ。好きにしてくれ」
あいぜん「私ね、あいぜんっていうんだ!君、名前は?あれ、もしかして2年?3年?背高いから年上かなぁ…!きゅうぞうどう思う?」
きゅうぞう「知らね」
??「…1年2組、甘猫です…!よろしくお願いします!」
あいぜん「え、1年なの…ちょっと、嘘は良くないよ!?」
甘猫「嘘じゃないですって!」
きゅうぞう「上履きが青いじゃねぇかオイ!」
あいぜんや「あ、ほんまや」