無名部へようこそ!   作:あいぜん

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少女マンガってさ…

〜あいぜんside〜

 

あいぜん「はぁ…ただいま…」

きゅうぞう「何かあったん?」

あいぜん「えっ…」

 

いやまて、ここでさっきのことを話すべきか否か…今なら少女マンガの主人公の気持ちがわかるよう…。

でもここで言わないで、ずっと溜め込んで辛い思いしたらきっと…

 

きゅうぞう「なんで、ワイに話さなかった?」

あいぜん「だって…言わないでって命令されたから…」

きゅうぞう「だからって、あいぜんが抱え込むことないだろ…しかも俺は、沙彩なんて女より、あいぜん、お前のことが…×××…」

 

って感じでマジな方で少女マンガ的な何かになってしまう。私はきゅうぞうに恋心抱いてないのに。これはファンにやられる!!ってか、これ小説的にまずくね…?ギャグ小説目指してるんじゃなかったっけ…あれ…無名部メインがバレー部メインになりそうじゃん…?

 

きゅうぞう「あいぜんさん聴いてます?」

あいぜん「ああー何?」

 

まずいまずい。沙彩ちゃんを取るか、きゅうぞうを取るか、どっちが大切?

心の中の皆あいぜんたち「「「きゅうぞう!」」」

よし!!全会一致!!!!話すよきゅうぞう〜!…後でね

 

あいぜん「さっきのことはうちで話すよ」

きゅうぞう「あ、結局遊ぶのね」

あいぜん「じゃがりこ食べなきゃ」

 

 

樋口「みなさぁ〜ん!部活始めます!まずはぁ〜、体育館ランニング10周!頑張ってくださぁい!」

 

あいぜん「ほぉ…樋口ちゃん元気だねえ〜。ぶりっ子込みで」

きゅうぞう「なんだか吐き気がするよ…」

 

沙彩「あ!きゅうぞうくーん!!」

きゅうぞう「…?」

沙彩「なんでここにいるの??♡」

きゅうぞう「え、その前に聞いてもいいですかね。あなた誰ですか?3秒以内に答えないとこれからガン無視貫き通すんでヨロシク」

沙彩「沙彩だよ!」

きゅうぞう「…申し訳ないけど記憶にないから帰ってもらえますか」

沙彩「…もしかして忙しかった…?沙彩そうには見えなかったけど…!きゅうぞうくんが忙しいなら仕方ないよね!じゃあね!」

 

あいぜん「(ほぉ…睨まれた…)」

きゅうぞう「まじで誰だ…?」

あいぜん「え?!覚えてないの?知らないふりかと思ってたのに本当に知らないとは…。きゅうぞうに告白してきた子だよ!沙彩ちゃん」

きゅうぞう「あー…告白された時俺スマホいじってたから顔見てないんだよなぁ…」

あいぜん「oh…」

きゅうぞう「だいたいおじさん記憶力ないから、甘猫かあいぜんくらいしか記憶に残ってない」

あいぜん「私に誰ですかって聞くぐらいだもんね」

きゅうぞう「まぁね」

 

樋口「あ〜!きゅうぞうくん!あいぜんちゃん!こんにちわぁ〜!」

あいぜん/きゅうぞう「こ、こんにちわ…」

樋口「もしかしてバレー部見学!?ぜひぜひ!えいっ!」

あいぜん「ヒギィッ…!いっった!!」

きゅうぞう「なにしてんの?」

樋口「ごめん!あたっちゃった!見学楽しんでってね!」

あいぜん/きゅうぞう「…帰ろうぜ」

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