エロ回ですエロ回。
いやね、私もこれはやりすぎたと思ったんですけど、許してください。私の理性がこう書けと叫んでいました。
では、今夜のオカズにどうぞ。
え?オカズって何かって?
今日の晩御飯に決まってるだろ。
まだ食べてねえんだチクショウ
8話 温泉で
「美味しいぃ〜!」
足をパタパタと動かし、頬に触れるフランとこいし。それを対面の椅子で微笑ましく見ている姉二人の顔は微笑だった。
「ね、お姉様、これ美味しいよっ」
「ん? どれどれ……」
フランが差し出してきたスプーンに顔を近づける。チョコののったクリームのようだ。私はそのままパクリとそれを食べる。
「……ん、美味しいわね……」
これは驚きだ。咲夜以上の甘味は今まで食べたことがないが、咲夜と肩を並べられるほどの絶品と言えるだろう。
しかし、フランが気にしていたのはそこでは無かった。
「お姉様とあ〜んした上に間接キス…………あぁぁっ」
両手を頬に付けて、照れているようだった。私はもう面倒なので適当に流す。
「あ〜、はいはいそうね。で、お勘定はいくらかしら?」
「ひどいっ」
ショックを受け、「ううー……」とうなるフラン。それを笑いながら見ていたこいしとさとり。こいしだけは心の底から笑っていないのが見て取れた。
「……風流な所ねぇ……」
泊まる予定の旅館を前に感嘆の声を漏らす私の横で言葉を無くすさとりとこいし。フランだけはテンションがハイなまま。ダッシュで玄関へ向かっていく。
「あ、フラン! 走っちゃダメよ!」
「温泉! 温泉!」
「レミリアさん。ここの手続きは私がやっておくので先に部屋へ行っていて下さい」
「あ〜、悪いわねさとり」
さとりの親切に甘えて私は断ってからフランを追いかけた。こいしは甲高い声で笑いながら私の後を付いてくる。
「ったく……」
フランとこいし。私は迷惑そうにしながらも、姉妹や想い人と一緒に旅行に来れたことが何よりも嬉しかった。
しばらくして、旅館の人に部屋へ案内してもらった。さとりがカウンターでチェックインしている間に案内してもらったのだ。
旅館は全体的に「和」。立派なもので鳳凰山の風景をそのまま模写したかのような壁の絵や、流れる水の音、三味線。
西洋の私たちにとって疎遠だったものが近くに感じて新鮮なものだった。
「わぁ……これがタタミ……」
「すうぅ…………匂いも独特だね、レミリアちゃん、寝っ転がっていいかな?」
「いいわよ。好きにくつろぎなさい」
「わーい!」
これを見ていると引率の人みたいになっている。悪い気はしないが、私も思いっきり畳の上で寝転がりたい。
「お姉様も寝転がりなよ!」
「…………じ、じゃあ遠慮なく」
ゆっくりとフランの隣で寝転ぶ。すると紅魔館では絶対にない独特な気持ちよさが伝わってきた。
あ〜、これはダメになるやつだ。
「お姉様、顔が可愛い」
「なっ!?」
知らないうちに気が抜けていたみたいだ。フランにそう指摘され、私はすぐに顔を正す。こいしにも見られていたみたいでケラケラと笑っている。
「そ、そろそろさとりが来るわね……」
私は顔を赤くしながら体を起こし、窓の方へと歩いた。
窓の外は川が静かに流れており、その先には穏やかな街並みがあった。この景色も悪くない。
私が遠くへ言ったのを確認した後、フランがこいしに対して耳打ちをした。
(……ね、こいしちゃん)
(ん、なぁに?)
(今日のお風呂はさ、姉妹同士で入らない?)
こいしはフランのその言動に首をかしげた。
(……どうしてコショコショ話なの?)
(お姉様にバレたくないから。どうせそう言ってもお姉様反対するもん)
(ええ……)
こいしは呆れた顔でフランを見る。確かにそうかもしれないが。
(ねね、いいよねっ、明日はみんなで入ろーよ!)
(……まぁ、いいか)
(やった! じゃあこいしちゃん達先入ってもらっていい?)
(うん、いいよ)
こいしはもう内心は笑っていなかった。だって、フランの裸を見れる唯一のチャンスが相手自らが潰しに行かれたからだ。
こいしはフランが私を好きなのも薄々感づいていたらしいので、そこまで驚きもなかったらしい。
すると部屋のドアがゆっくりと開けられた。
「おお……お部屋も綺麗ですね」
「さとりん」
「そうね。ここならベッドでしか寝れない私とフランも心地よく寝れるんじゃないかしら?」
私の発言に対しフランは激しく首を縦に振った。
「うんうん! 最初は心配だったけど安心した!」
「ね、お姉ちゃん。ちょっと下までジュース買うの付き合ってー」
「もう、仕方ないわね」
こいしがさとりにそうねだるとさとりは溜息をつきながらも微笑を零しながらそれを了承した。
「やったー!」
(こいしちゃんナイス!)
フランは内心でガッツポーズをした。これでこのまま二人が入ってしまえば、私たちが二人で入るしかないという魂胆だった。
「じゃ、帰ってくるまでババ抜きしよっ!」
「え? 二人で?」
「うん」
「絶対楽しくないわよ……」
文句を言いつつも机に向かってくるお姉様。この時から、温泉が楽しみで仕方なかった。
「……二人とも帰ってくるの遅いね」
「そうねぇ……」
私達はババ抜きをしながらそう会話をする。もうかれこれ数十分かかっている。私はさとりんとこいしちゃんなら大事に巻き込まれても対処できるのでそういう面では心配していない。
逆にほかの人に迷惑をかけていないかの方が心配である。
「どうしたんだろ?」
私はわざとらしくそう言ってお姉様を見る。お姉様は余裕そうな顔をしてペアをどんどんと捨てていく。
「さ、やるわよ。フランから抜いて」
「ほーい」
「負けたぁ……」
「運命を操る私にとってこんなの造作もないわ」
「あ、お姉様能力使ったなぁ!」
「使うなってルールは無かったはずよ」
「ずるぅーい!」
約15分程たっただろうか。恐らく、こいしちゃんはさとりんとお風呂に入ることに成功したのだろう。これで、後はお姉様と時間を潰すだけだ。
「むぅー! 次はスピードやるよ! 次は能力禁止で!」
「あら、私スピードは強いわよ? 咲夜にも勝てるんだから」
「受けて立つ!」
「どんなキャラよ」
私達はカードを並べ替えて次はスピードでトランプを普通に楽しんだ。
あれから40分後。時刻は18時30分だった。
暇していた私とお姉様の部屋の扉が空いた。
「ごめんねぇー! お風呂の誘惑に負けちゃって入っちゃった!」
「ごめんなさい……こいしがどうしてもと言うから」
「ええ!? ……まぁ仕方ないかぁ」
と、私はわざとらしくそういった態度をとる。お姉様は苦笑いして「仕方ないわね」と事を片付けた。
「じゃ、お姉様。私達も入ろ?」
「そうね」
「じゃあ二人共、後はよろしく」
お風呂の準備をして玄関を出る途中、私はこいしちゃんの横を通り過ぎる際に耳打ちをした。
(ありがとっ! こいしちゃん)
(いーえ!)
私は鼻歌まじりに外へ出て、そのままお姉様の腕に引っ付きながら歩く。
「ちょっと……歩きづらいわよ……」
お姉様、完全に今油断してる。こういう時に急にキスしてやりたい。そんな感情が芽生えてきた。
温泉に行くと今の時間帯は人がいなかった。大体は夕食の方へと向かっているからだろう。
「へへっ、貸切だねお姉様」
「……そうね」
お姉様は何かまずいと感じ取ったのか、目をそらしながらそう答えた。
「入ろ入ろー!」
棚に自分の着替えを置いて、服を脱ぎ始める。私の今日の楽しみはお姉様の裸だ。
そのためには私がまず脱がないと。お姉様なかなか脱いでくれなさそうだったから。
「ほほぉ……」
「あ、あまり見ないでよ……」
服を脱いで下着姿になったお姉様を見て、私は驚きの声を上げる。
白い肌、鮮やかな鎖骨。鮮やかなラインのくびれ。細くて可愛らしい太もも。そして、まだ成長途中の胸は流石に私の心を奪わせた。
この体が自分の血縁とは思えないくらいに美しかった。
(こ、これは思った以上の破壊力だな……)
「うう……」
「あっ、ごめんお姉様! 早く入ろ!」
見すぎたせいか、お姉様が涙目になってしまったので、早く入るよう促す。
私は端っこの椅子にちょこんと座り、シャワーを付ける。
「フラン。髪洗える?」
「お姉様私を子供扱いしすぎ、それくらいできるよ」
「そう、成長したのね」
「ぶぅぅ」
頬をふくらませて髪を洗う私の横に座るお姉様。私は髪が長いので洗うのは大変だが、セミロングのお姉様は少々楽そうだ。
「あ、お姉様、背中流すー!」
「いいわよ別に!」
私がお姉様の背中に回ると、私は意識が硬直させられた。というか、理性が一気に吹っ飛んでしまった。
(やばいやばいやばいっ! 旅行中はいやらしいことしないって決めたのにっ!)
お姉様の艶やかな背中のラインに私は意識が集中させられ、急にキスしてしまいたくなるほど、お姉様の体が恋しくて、愛おしかった。
(…………もう、無理だね……)
私は大きく深呼吸をしたのに、全然効果はなく、お姉様の体に吸いつけられた。
「フラン?」
「っ!」
いつまでも背中を洗わない私を呼んだ。いつも呼んでいる「フラン」と言葉を発した声が私の神経を誘惑した。
もう私のスイッチは完全にオンになってしまった。
「……お姉様……」
「……フラン?」
まさかと思ったのか、お姉様の顔は引きつっていた。そんな顔も愛おしい。
私はお姉様の腕を掴んで、体をこちらに引き寄せ、密着させた。肌と肌が擦れ合い、変な感覚になる。そのままお互い力が抜け、椅子に座り込んでしまった。
「いや……あっ……」
お姉様の艶やかな声と息が私の耳に届き、ビクンと私の体が震える。
そうなりながらも私はお姉様を強く抱き締めた。
ツルツルな肌同士が触れ合い、興奮が止まらなくなった。
「お姉様ぁ……すきぃ……」
「フラぁ……あっ」
お姉様の方も顔を真っ赤にしてビクッと体を震わせる。そんなお姉様の体をもっと引き寄せ、いつものように唇を重ね、すぐに舌を入れた。
「んぅ……ちゅっ……じゅる……」
「んあっ……」
いつものキスなのに、どうしてもいつもよりも気持ちがいい。ずっと続けていたい。
お姉様は足を広げて座り込む私を足でホールドするような形、そのため、お姉様は私の上に座り込んでいる、太ももと胸同士が当たって、凄い変な感覚に陥った。
「おねえしゃまぁ…………ちゅぅぅ」
「だめ……もう…………んっ……」
お姉様は必死の抵抗を見せるが、私が強く抱き締めているし、私と同様変な感覚になっているので力が入らないのだろう。
「ちゅぅぅ…………ぷはぁ……はぁ……」
「フラン…………」
「お姉様ごめん…………スイッチ入っちゃった……先に謝っておくね。我慢出来ないや」
「……はぁ……はぁ……」
お姉様は珍しく抵抗を見せなかった。これは恐らく、お姉様も若干「スイッチ」が入っているからだろう。
「……人来るまで………………よ」
「やった……好きだよ、お姉様……」
諦め気味に言ったお姉様の顔は少し無理をしていた気がしたのだが、この時の私はそんなの感じる余裕もなかった。
そう言って私達は、また二人で溶け込んでいった。
「……………………はぁ……」
「あはは……ごめんねお姉様……」
温泉に浸かりながら私は大きくため息をつき、フランが苦笑しながら謝罪した。
「……体を執拗に触らないで、お願いだから……キスまでにしてよ……」
「やりすぎました…………反省してますぅ……」
「後、裸で抱きしめるのも禁止。これからフランと私の二人で入るのも禁止ね」
「ええー!」
フランが身を乗り出してきた。私は後ずさりしながらフランを見据える。
「当たり前よ! 今回みたいなのが続いたら私あなたと姉妹やめるわよ!」
「分かりました。明日からはこいしちゃん達と入りましょう」
「もう……」
私は唸るフランを横目で見ながら頭を石にもたれさせて上を向く。
「それにしても……綺麗な夜景ねぇ……」
「ね、来てよかったよ」
紅魔館とは違った景色が夜空に広がる。露天風呂はこのような素晴らしい光景が見れるのだなと東洋の文化に改めて凄みを感じた。
「お姉様、この後街を歩かない? 浴衣で」
「いいわね。行きましょうか」
「やったぁ!」
もう一度上を向く。
私はこう言った事を悪くないのだと、微笑みながら思った。
規制かかったりしない?
もうR18検討しますね。