英雄語―エイユウガタリ―   作:おののっきー

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遅くなってしまい誠に申し訳ありません。仕事が忙しくなってきてしまい書く時間がありません。あと三周年イベント忙しすぎ。(ゲームする暇あるなら書けや)

今回短めですがよろしくお願いします。





幻想語―ゲンソウガタリ―(上)

 

 

 

 

 

 

 

「ジル!あいつらが、あいつらが攻めてくるわ!!どうするのよ!!」

 

ジャンヌ・ダルクは狼狽えない。

 

「嫌……私はフランスを滅ぼす聖女……私には復讐する権利があるのよ!!」

 

ジャンヌ・ダルクは恨まない。

 

「ジル、全戦力であいつらを叩き潰すわ!!うって出るわよ!!」

 

ああ、やはり彼女は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちはジークフリートや他の野良サーヴァントを仲間にして、邪ンヌの居城へと向かっていた。

 

「しっかし、大所帯になったな。」

 

俺、とがめ、六華、マシュ、アルトリア、クー・フーリン、エミヤ、ジャンヌ、マルタ、ジークフリート、佐々木小次郎、エリザベートバートリー、清姫……あ、セイバーもいたな、カルデアに。

 

「13人だね。こんなにいるんだからきっと大丈夫だよね!!」

 

まともな聖杯戦争でもこれほどのサーヴァントが共にいることを見るのは不可能だろう。

 

「ああ、竜を殺すことしか取り柄のない俺だが、敵にファヴニールがいるなら俺ほどの適任はいないだろう。」

 

「竜か……まだまみえたことはないが、燕よりも速いのだろうか……。」

 

旦那様(ますたあ)のためにわたし、頑張りますね?」

 

「カーミラをあなた達が倒したことを聞いたときは怒ったけど、そこの小ブタに免じて許してあげるわ。私も力を貸してあげるわよ。」

 

……佐々木小次郎よ、お前が斬った燕は本当に燕なのか……?

 

「ロマン、邪ンヌがいるっていう場所はまだなのか?」

 

『ああ、もうすぐ見えるくらい……て、なんだこの反応は!?七花くん、急いで城が見えるところまで行ってくれ!!』

 

「わ、わかった!!」

 

少しの丘を越え、城を見渡せる位置までたどり着く。そこから見えるのは……

 

「なんだこれ……」

 

見渡す限りの黒、黒、黒。大量のワイバーンが空を、地を塗りつぶしていた。そして、その奥には巨大な悪竜が鎮座している。

 

「ファヴニール……」

 

『大量の魔力反応に何騎ものサーヴァント反応……!!もはや総力戦だ!!あっちはここで勝負をつけるみたいだぞ!!』

 

大量のワイバーンとサーヴァント、そしてファヴニールがこちらへと進撃をしてくる。

 

「おいおい、この数は………」

 

「いくらなんでも勝てっこないよ……」

 

絶望が包む。死が間近までやってくる。竜でできた波が押し寄せてくる。

 

 

 

だがしかし、こちらは人理保障機関カルデア。人理を救うために戦う者達が集う場所。この程度の死線を幾度も乗り越えてきた万夫不当の英雄達が集う場所!!

 

「マスター、宝具の使用許可を。」

 

問うはサーヴァント、アルトリア・ペンドラゴン。

 

応えるはマスター、藤丸六華。

 

「宝具の使用を許可する!!やっちゃえ、セイバー!!」

 

その瞬間、アルトリアの魔力が増大する。常に『風王結界(インビジブル・エア)』により隠されていた聖剣が光を放つ。その光は束となり、光の柱を建てる。

 

「束ねるは星の息吹。輝ける命の奔流。受けるがいい!」

 

その聖剣の名は……

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー)!!!!!』

 

極光が世界を包む。一瞬の閃光のあと、ワイバーンの波はモーセが起こした奇跡のように真っ二つに割れていた。

 

「ああ、ピクト人の進撃を思い出しますね。それよりもこちらの方が数も少ないし柔な分楽ですが。」

 

『ア、アーサー王の宝具で敵ワイバーン6割消滅!!だけど敵サーヴァントの魔力増大確認!!この魔力はアーチャーだ!!宝具がくるぞ!!』

 

アルトリアの宝具に放心していたがロマンの報告で我に帰る。敵から一つの矢が射ち上がった。その矢は雲を越え、大量の矢となって降り注いでくる。

 

「うおおおお!!??」

 

アルトリアはまだ魔力が溜まりきってない。だが、

 

投影、開始(トレース・オン)

 

物量には物量を。エミヤが投影する大量の剣が矢に向かって発射される。更に、

 

壊れた幻想(ブロークンファンタズム)

 

足りない分は宝具の自壊による魔力爆発で矢を迎撃し、俺達に当たる部分を完全に消滅させる。

 

「その心臓貰い受ける!!」

 

更に燃え滾る紅い魔力。高く飛び上がった青い体から槍に向かって凝縮された紅い魔力により獰猛さを増した槍は、狙われた心臓へ向かって今か今かと解き放たれるのを待っている。そして今、

 

突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルグ)!!』

 

敵のアーチャーに向かって放たれる。紅い彗星と化したゲイ・ボルグはアーチャーへと一直線に向かい、大きな爆発を起こす。が、

 

「……おい、ランサー。」

 

「わーってるよ。奴さん避けやがった、素早いことで。」

 

爆発の粉塵から抜け出す影が一つ、避けたといっても損傷は大きく、その体からは片腕がなくなっていた。しかし、敵アーチャーは残った片腕で取り出した獣の毛皮のようなものを被る。その瞬間、魔力の質が変わる。失った片腕が生え、先ほど負った怪我は全て治癒されていた。そして、黒い弾丸と成りてこちらへと向かってくる。

 

「俺の槍を避けたからにはあいつは俺の獲物だ。ちょっと行ってくるぜ!!」

 

対するはカルデア最速の英雄、クー・フーリン。こちらも戻ってきた槍を構え、神速と呼んでもいい速さで迎え撃つ。ランサーとアーチャー、神代の英雄同士がぶつかり合い、衝撃を撒き散らしながら戦場から離れていく。クー・フーリンが上手く誘導しているのだろう。

 

目の前に映るのはエクスカリバーから外れたワイバーン、敵サーヴァント、ファヴニール、そしてファヴニールに陣取る邪ンヌだ。

 

 

 

 

「…行くぞ、とがめ。ここが、最初の決戦だ!!!」

 

「ああ、まずはここから始めてやろうではないか、私達の『英雄語(エイユウガタリ)』を!!

 

 

 

 

第一特異点、フランスでの最終決戦が始まる。

 

 

 

 

 

 

 





なんか最終回みたいになった。(まだまだ続くよ!俺の気持ちが続く限り!)

ところで皆さんは福袋どうだったでしょうか?自分はメルトリリスメルトリリスメルトリリス狙いで金枠アルターエゴ→メル……→人 類 悪 顕 現でした。絶対許さねえ。
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