毎度毎度遅くなってしまい申し訳ありません。出来たら月1投稿にはしたいと思います。ちなみにギル祭はエンジョイ勢だったため75箱で終わりました。ギルは四万課金したけどきませんでした。あと今回少な目ですがご了承下さい。
ジル・ド・レェを倒した七花達は固有結界を解きフランスへと戻った。その場所で見たものは、
「私は!あなたが悔い改めるまで!殴るのを止めない!!」
邪ンヌに馬乗りになり顔を殴るジャンヌの姿だった。
「あ...あんたら...助け...聖杯でも...なんでもあげるから...このバカ...どうにかして...」
「「「「ジャンヌゥゥゥ!!??」」」」
「あら、悪くない拳ね。」
全員が呆気にとられるなか一人(凄女)は弟子の才能を褒め称えていた。
「てかあれあんたの仕業か!!聖女様に何させてんだよ!!」
「はぁ!?天使をも倒すヤコブ神拳に文句あんの!?」
現場がてんやわんやしながらもジャンヌを邪ンヌから離して落ち着かせた。
「これに懲りたらもう復讐なんてしてはいけませんよ!分かりましたか!」
「うっさいうっさい!!早く帰れぇぇぇ!!!」
半ギレしながら聖杯を投げつけ、邪ンヌは光になって消えた。
「・・・これでフランスは助かったのか?」
『そうだね!聖杯を回収したからその特異点は修復された。もうすぐ君たちを世界が異物として排除するだろうからカルデアに戻ってくるんだ!』
・・・俺達さっきまで強大な魔竜と戦っていたんだよな?え、落ちがこんなの?
「藤丸さん。」
「どうした、ジャンヌ・・・って、体が!」
ジャンヌの体からは光が散り、徐々に透けていた。
「これも世界の修正力です。正史にジャンヌダルクが復活した、なんて起こってはいけないでしょう?私たちはぐれサーヴァントも座に帰ります。」
「そうか・・・。」
「ですが、縁は繋げました。カルデアで召喚を行えば、その縁を繋ぎ必ず召喚に応じましょう。そして、あなたにはこれを。」
そう言うとジャンヌは戦闘中一回も使わなかった腰の剣を抜き、七花へと渡した。
「これは?」
「私の宝具の一つ、『
「そんな武器があるならどうして使わなかったんだ?」
「・・・この宝具なんですが、写し出される心象風景が私の最期で...この宝具使うと、私死んじゃうんですよ。まあマルタ様直伝のヤコブ神拳があればどんな相手でも鉄拳制聖裁できるんですけどね!」
・・・誰がこんなバーサーカーにした。
「そんなものを貰ってもいいのか?」
「あ・・・嫌ならいいんです。聖女が死ぬ宝具なんて不吉ですもんね。」
「いや、そうじゃなくて、宝具ってのは英霊にとって大事なものなんだろ?俺なんかが貰っていいのか?」
ジャンヌは少しポカンと呆けたあと楽しそうに少し笑った。
「ええ、あなたは私が宝具を託すに足る人ですよ。私の宝具を上手く使って下さい。」
ジャンヌの宝具を受け取り、七花達にも退去が始まった。
「これは...」
「時間のようですね。」
「ではますたあ?私はお先に失礼しますね?」
「へ?」
どこからともなく現れた清姫は光になって消えた。座に帰った・・・んだよな?
「子ブター?人理ってのを修復すれば私をプロデュースしても大丈夫なんでしょ?なら私も手伝ってあげるわ!存分に感謝しなさい!だからちゃんと召喚しなさいよ!」
「・・・俺がまた邪竜を倒せたのもお前たちのおかげだ。お前たちがまだ力を求めているのなら、俺はお前たちの剣となろう。」
「竜・・・悪くない手応えであったが、燕の方が難敵であったな。我が剣技、未だ閃かず・・・また、良い相手と巡り会えることを待つとするか。」
「音楽を聴きたくなったらいつでも呼びたまえ。今度はデュエットを聴かせてあげよう。」
「ありがとう!あなた達のおかげでフランスは救われたわ。生前でもこんなに楽しかったことはないわ!ヴィヴ・ラ・フランス!」
「あなた達に出会えたことに感謝を。あなた達は正しく世界を救う者達です。あなた達の歩みは祝福されています。私も微力ながら尽力いたしましょう。」
全員と言葉を交わし、縁を紬ぎ、そのときが来た。
「ありがとう。あんたらがいなかったら戦いはもっと辛かったと思う。だから・・・また戦おうぜ!!」
「皆ありがとー!大好きだよー!!!」
意識が徐々になくなり、退去が始まった。・・・色んなことがあった。六華の弱さを垣間見たり、英霊達の頼もしさを感じたり、敵の容赦のなさを知った。だけど、最後は皆が笑顔だった。・・・俺は強くならなければならない。この笑顔が続くように。この笑顔を守れるように。
―第一特異点 邪竜百年戦争オルレアン 修復完了―
意識に光が戻ってくる。レイシフトが終わり、コフィンから出てきた。ロマンやダヴィンチちゃんが待っていてくれている。そう思って目を開けると、
「ますたあ♥️お待ちしていました♥️」
清姫が俺の前で腕を開いて待っていた。もう一度言おう。清姫がいた。
・・・・・・・・??????????
「七花にい、お疲れ様・・・ってうわぁぁぁぁ!!??」
「お帰り七花くん、六華ちゃん!ところでこれどういうことかな!?」
「いきなりこっちの召喚サークルが回り始めたと思ったら清姫が召喚されて「ますたあを待ちます♥️」とか言ってそこで待ってたんだよ。いやはや、愛の力というのは恐ろしいね。」
「は???は?????」
「七花ぁぁぁぁぁ!!!!!!これは一体どういうことだぁぁぁぁぁ!!!!」
「ますたあ♥️さあ、まいるぅむに参りましょう?」
・・・・・俺は、考えるのを止めた。
ゴキッ
「七花にいが場の空気に耐えきれずに倒れたぁぁぁ!!!てか頭からいったぁぁぁぁ!!!」
「君たち修羅場するんだったら後にしてくれないかな!!七花くん大丈夫かい!?早く担架持ってきてー!!」
・・・何か、とんでもないものに巻き込まれた気がする。俺は、特異点を修復して、カルデアに帰ってきて、それから・・・・
「俺はとがめ一筋だぁぁぁぁぁ!!!!」
「うひゃぁ!!??」
「あれ・・・ここは・・・」
見慣れたベッドと薬の匂い、ここは・・・
「お帰り、七花くん。帰還そうそう大変だったね。」
「ロマン・・・俺は・・・」
「無理に動かなくていいよ。頭を床に強打したからね。異常はないかい?」
「・・・何か、思い出してはいけないことがあるような・・・」
「うーんそれに関して思い出さないことは無理かな!!」
「七花!!無事か!!おのれ蛇女が!!邪魔をするな!!」
「邪魔なのはあなたですよ仏頂面!!ますたあ?お怪我はございませんか?」
「(絶句)」
「ハハハ・・・七花くん、後は任せた!!」
「あ、てめえ逃げんじゃねえ!!待てこら!!」
「「七花!!(ますたあ!!)」」
「うぐ・・・」
治療室からロマニが逃げ出した後、部屋の近くの柱の影で二人が話していた。
「先輩は行かなくていいんですか?」
純粋な顔で聞いてくるがなんというムチャブリか。
「マシュ、あの二人の間に入ってこいと?」
「・・・愚問でしたね。」
「まあ落ち着いたら会ってくるよ。話したいこともあるし、ね・・・。」
そう話す六華の顔には影が射し、いつもの活発的な六華とは違う顔を見せていた。
「先輩?どうしました?」
「うん?いや、何でもないよ。ほら、今エミヤがご飯作ってくれてるんだって!早く行かないと全部食べられちゃうよ!」
「!それは大変です!エミヤさんのご飯だけは譲れません!!行きましょう先輩!!」
そう言って六華の先を早足で進むマシュ。前を見る姿は、後ろの六華の顔は見えなかった。
「・・・もっと、強くならなきゃ・・・」
ある者は修羅場を修めるために奮闘し、ある者は自分の力のなさを嘆き、ある者は名コックの料理を貪る、束の間の日常が帰ってきた。
彼らに待っているのは希望か、絶望か。それとも
次回は召喚編だと思います。