英雄語―エイユウガタリ―   作:おののっきー

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遅くなりました。申し訳ありません。一度作ったのですが設定間違えて六割ほど書き直してましたw

本当にすみませんでしたぁぁぁぁ!!!!


召喚語仁―ショウカンガタリ 二―

「よーし、心機一転して召喚の時間だよ!!!」

 

「どうしたロマン、テンションおかしいぞ。」

 

「だって召喚!!ガチャの時間さ!テンション上がらない方がどうかしてるよ!」

 

「いや、前回は何か荘厳な感じで……」

 

「 いやっふぅぅぅ!!!七花にい!召喚の時間だよ!石の貯蔵は十分か!?」

 

「六華!?お前まで!?」

 

「七花、諦めろ……。」

 

「とがめ!」

 

「あの二人はガチャの闇に呑まれている……。」

 

「ガチャの闇……?」

 

「ガチャの闇に呑まれた者は欲しい鯖を当てるために何万も課金して石を買う………そして、爆死するのだ。」

 

「課金?鯖?何をいってるんだとがめ!」

 

「クッハッハッハッハッハ!!!いいことを教えてやるよ【虚刀・鑢】!」

 

「この声、まさか四季崎記紀!?」

 

「俺が見たところお前は………十万課金してピックアップイベント限定鯖が出ずに爆死したぞ!!クッハッハッハッハッハ!!!」

 

「お前まで何を言っているんだー!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハッ!?……夢か。」

 

六華との約束から数日経ち、六華には虚刀流を教えることになった。まあ最初は体力づくりってことでトレーニングルームでマラソンと筋トレからだけど。俺達の特訓を見て、クーフーリンやエミヤ達も訓練をしているようだった。……やはり英霊ともなると力、スピード、技量も桁が違う。俺も特訓しないとな……。

 

「そう言えばロマンが今日英霊召喚するから集まってくれって言ってたな……。」

 

俺は寝ていたベッドから起き上がって外に行こうとしたとき、何かが腕に当たった。

 

「?」

 

やけに柔らかいものだと思いかけていた毛布をめくった。

 

「おはようございます♥️ま す た あ♥️」

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

七花 は にげだした!

 

「もう、どこに行くのですか、ますたあ♥️」

 

しかし まわりこまれてしまった!

 

「き、清姫!お前、いつの間に!?」

 

「私はいついかなるときでもますたあと一緒ですよ♥️」

 

くそっ、唯一の逃げ場のドアは清姫に回り込まれた。こうなったら誰かに助けを………いや、とがめはだめだ。前回の二の舞になる。ここはロマンを……って、通信手段がない!!念だ!念を送れ藤丸七花!

 

ウィーン

 

来た!ロマン、この状況をなんとか……

 

「七花ー!おはよー!朝だぞー………」

 

「………」

 

「………」

 

メトメガアウー

 

「【嫉刀・咎】!!!」

 

「転身火生三昧!!!」

 

何の罪もないマイルームを嫉妬の暴力が襲う!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やあ、待ってたよ七花くん。………どうしたんだい?何だかやつれてないかい?」

 

「………マイルームでとがめと清姫がな。」

 

「分かったもういい。」

 

どうにか宝具を使う前に止めることが出来たけど、マイルームで宝具使うとか普通やらないだろ……

 

「それで、今回もあの石を使って召喚するのか?」

 

「そうだね。でも、前回と少し違うのは今回は『縁の清算』というところかな。」

 

「縁の清算?」

 

「フランスで色々なサーヴァントに会っただろ?ジャンヌ・ダルク、マルタ、マリー・アントワネット………彼女らと紡いだ縁を使ってカルデアに召喚するんだ。ほら、清姫が勝手にカルデアに召喚されただろ?あんな感じ。」

 

「ああ……てことは、またジャンヌ達に会えるってことか!」

 

「そういうこと。さあ、召喚に入ろうか。ところで六華ちゃん達はまだこないのかな?」

 

「あー……六華だったらトレーニングかもな。」

 

「トレーニング?」

 

その話をしていると管制室の扉が開き、六華とマシュが入ってきた。

 

「ハァ……ハァ……朝の走り込み、終了……。」

 

「お疲れ様です先輩!ドリンクをどうぞ!」

 

「お疲れ様、だな。きついか?」

 

「まだまだぁ…!」

 

ドリンクを飲みながら息を整える六華。言ってただけあって体力はあるな。

 

「っていうか、七花にいも走ってよ!」

 

「いやその、今朝はちょっと、な……」

 

「六華ちゃん、マシュもお疲れ様。時間に遅れたのはよくないから、ちゃんと連絡してね。さ、今から召喚を始めるよ。そこに立って。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

召喚の光が部屋に満ち溢れる。俺達はサークルの前に立ち召喚される英霊とまみえる。最初に召喚されたのは、

 

「サーヴァント・ルーラー、ジャンヌ・ダルク。お会いできて、本当によかった!」

 

「ジャンヌ!!」

 

一番に召喚されたのはフランスで俺達を助けてくれ、俺に紅蓮の聖女を譲ってくれたジャンヌだった。

 

「人理焼却、人理保障機関カルデア……事情は把握しています。私の力が少しでも役に立つよう、務めを果たさせていただきます!」

 

「改めて、俺の名前は藤丸七花。で、こっちの橙髪のは俺の妹、藤丸六華。こっちのは俺たちの後輩のマシュだ。よろしくな。」

 

「実際に会うのは初めてだね。僕はロマニ・アーキマン。皆からはDr.ロマンと呼ばれているよ。彼らのサポートをしている。後はここにはいないけど、技術局特別名誉顧問としてレオナルド・ダ・ヴィンチ、それに他のサーヴァントと職員がいるよ。今は次の特異点まで時間がある。このカルデアを見回ってくるといいよ。」

 

「よろしくお願いします、七花、六華、マシュ。それにドクター、お言葉に甘えますね。それでは、失礼します。」

 

シューン

 

俺達は扉を開けて出ていくジャンヌの背中を見送った。

 

「さーどんどんいくよ!ここからは連続で召喚されるよ!」

 

ロマンがワクワクしながら石を大量に消費する。

 

召喚の光が回り、三本の線を現す。

 

「さーて、この霊基反応は……五人分だね。」

 

「五人も一気にくるのか……」

 

光が収束する、現れたのは

 

「やあ、キャスターのサーヴァント。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトだ。僕の音楽が恋しくなかったか「アマデウスゥゥゥゥゥゥ!!!!」ウワァァ!!」

 

アマデウスが召喚された瞬間、上にのし掛かるように新たな英霊が召喚された。アマデウスとの縁を繋ぐように召喚されたのは、

 

「クラスア、アヴェンジャー!アントニオ・サリエリだ!!」

 

フランスでアマデウスを殺そうとしてきたが、敵のアサシンに殺されたサリエリだった。

 

「アマデウスゥゥゥゥ!!!!今こそ貴様を、お前を、天才(モーツァルト)を!!殺してやるぞ、アマデウ「…召喚されたのか。サーヴァント、アサシンってうわぁぁ!!??」「サーヴァント・セイバー、今からあなたの剣となりぃぃぃ!!??」「ヴィヴ・ラ・フラーンス♥️」

 

………いっぱい召喚された。

 

「……はは、初めてだったからね。位置座標とか召喚待機時間とか間違えちゃったかな。」

 

「……これ、そんな話でオチつけていいやつか?」

 

「ハハハ…下から順にアマデウス、サリエリ、敵方だったアサシンのシャルル・アンリ・サンソン、セイバーのシュヴァリエ・デオン、そしてマリー王妃だね。」

 

「カルデアの皆さん、お久しぶり!あら、デオンにサンソン!それにアマデウスに……サリエリ!あなたサリエリね!」

 

「お久しぶりですマリー王妃。本日はお日柄もよく……」

 

「なんだい君マリー相手にだけ態度変わりすぎだろ!てか重いから降りてくれ!!僕の耐久はEなんだぞ!」

 

「あー……マリー。先にジャンヌが来てるから一緒にカルデアを回ったらどうだ?」

 

「まあ!ジャンヌが来ているの?楽しみだわ、行きましょうデオン!」

 

「はい、王妃!」

 

「王妃さま!お久しぶりです!私もついていってもいいですか!?マシュも行く?」

 

「へっ!?あ……そうですね。私もマリーさんともっと話をしてみたいと思っていました。」

 

「まあ、六華!マシュ!変わらず可憐なままね!あと王妃、なんて使わなくていいわ。デオン、あなたもよ。私のことはマリーと呼んでちょうだい?」

 

「そ、そんな恐れ多い……あ、マスター、私はセイバー、シュヴァリエ・デオン。フランスでは狂化に呑まれ敵となっていたこと、本当に申し訳なく思う。」

 

「いいよいいよ、そんな頭下げなくて!これからは仲間なんだから!……ところでデオン、その、あなたって男性?それとも女性なの?」

 

「……一番に聞くことがそれとは、面白いマスターですね。今は男性ですよ、今は。」

 

「ということは男の娘…!すごい!」

 

「挨拶は終わったかしら?ではデオン、六華、マシュ、行きましょう!」

 

男組の上から女性(男性?一人)二人が飛び降り、二人と一緒に六華とマシュも管制室から出ていく。

 

「……おつかれ。」

 

「……私とはあまり面識がありませんよね。アサシン、シャルル・アンリ・サンソンです。アサシンとしては不得ですが医術には多少の心得があるので、よろしくお願いします。あと、このくそ男とは一緒の部屋にしないようお願いします。」

 

「何でだ?」

 

「多分殺してしまうので。」

 

「……そっか。サリエリとも離しておくな。」

 

「いえ、彼とは気が合いそうなのでよいです。それでは私もカルデアを回ってきます。」

 

サンソンも管制室から出ていった。残ったのが、

 

「ゴッドリープ……殺す……貴様を殺してやる……。」

 

「そろっと上からどいてくれないかなー!?」

 

アマデウスに馬乗りになり剣を突き刺そうとしているサリエリと下敷きになってるアマデウスだけだ。

 

「君さっきまで借りてきた猫みたいに大人しかったじゃないか!」

 

「王妃の前ではしたない真似をできるわけがないだろう。では死ね。」

 

「お前ら~!いい加減そこをどけ!召喚するとこにずっといたら召喚できないだろ!」

 

「まあそうだね~。アマデウス、サリエリ、レクリエーション室にはピアノなどの楽器類もある。そこで演奏してきたらどうだい?」

 

「ぬぐっ……」

 

(……見える。アマデウスを殺したい『灰色の男』とアマデウスの演奏が聴きたいサリエリの心の戦いが見える…!)

 

「あとでエミヤくん特製のケーキも持っていくからどうだい?」

 

「いただこう。なにをしているアマデウス!!早くレクリエーション室に行くぞ!!……Mr.ロマン、約束は違わずに。」

 

「はは……(知っててよかった。彼が大の甘党だって)」

 

サリエリは鎧を解きアマデウスの首根っこを掴み引きずりながら管制室を出ていった。あれだけ殺しやすい位置にいるのに殺さないのはそういうことなのだろう。

そういうところだぞサリエリ!!!

 

「ところでケーキはどうするんだ?」

 

「あとでエミヤくんに連絡しておくよ。彼なら大抵のものは作れるだろうし。」

 

「ふーん……じゃあ召喚を続けるのか?」

 

「そうだね、じゃあレッツ召喚といこうか!」

 

石を使い、召喚サークルが回る。

 

「今回は……四人の反応がある。しかも凄い反応だ!今回はちゃんと位置を調整してっと……」

 

英霊が召喚される。サークルに並んで立っていたのは、

 

「サーヴァント・ライダー。真名はマルタ。召喚に応じ参上したわ。」

 

「セイバー・ジークフリート。召喚に応じ参上した。」

 

「……アサシン、佐々木小次郎。ここに参上つかまつった。」

 

……竜殺しトリオ。

 

「マルタ!来てくれると思ってたぜ。」

 

「マスター、お久しぶりです。フランスと同じく、私の力を人理のために……。」

 

「いやそういうのいいから、あとで一戦やろうぜ!ちょっと特訓つけてくれよ!」

 

「………あんたは……っいい度胸ね!もう取り繕うのはいいわ!!足腰たたなくやるまでしてやるから覚悟しておきなさい!」

 

「おう!望むところだぜ!!」

 

二人のやり取りを見てロマンは

 

(ここにとがめちゃんがいなくてよかったな……)

 

心からそう思った、らしい。

 

「ふむ……聖女どの、マスターとの手合わせが終わったら是非私とも一手。そなたとはなにか感じるものがあるな。」

 

「いやないわよ、どこの田舎剣士よ。」

 

「佐々木小次郎、お前とも勝負してみたい。俺の虚刀流がお前にどれだけ通じるのか試してみたい。」

 

「……ふむ、承諾しようマスター、拙者もマスターの虚刀流という拳法には興味がある。」

 

「言っとくが虚刀流は拳法じゃなくて剣術だからな。ていうかロマン、召喚された英霊は四人じゃなかったのか?」

 

ここにはマルタ、ジークフリート、佐々木小次郎の三人しかいない。あと一人は……

 

「アイドルは遅れて現れる!!」

 

嫌な予感がする。ロマンを見るとさっきまでの場所にはおらず管制室の扉が閉まる音がした。

 

マルタ達の方を向くと

 

「あ、マスター、私カルデア見てくるから、後でね!」

 

「拙者も。」

 

「………すまない。」

 

全員が霊体化して管制室からいなくなっていった。

 

お前らぁぁぁぁ!!!!

 

そうこうしているうちにサークル上に全体が形成される。さっきの声でもう誰が召喚されたのかは分かっている。逃げ切れなかったのは俺だけだ。

 

いや、まだだ。まだ負けたわけじゃない。あの最悪の歌声を一度は経験したのだ。二回目なら耐えることができる!!耐えられる!!

 

「ランサー、エリザベート・バートリー、爆誕よ!!早速私の召喚ライブ、聴いていきなさい!!」

 

俺は、勝つ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が次に目を覚ましたのは医務室だった。

 

 

 

 

 






仕事忙しいので次いつになるか分かりません。どうかご容赦を。
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