英雄語―エイユウガタリ―   作:おののっきー

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さーて、ぐだぐだしてきたぞー?


召喚語―ショウカンガタリ―

 

 

 

ブリーフィングも終わり、決意を新たにした俺達は戦力増強のために英霊召喚を行うことになった。

 

 

「君達にはこれから英霊召喚を行ってほしい。」

 

「英霊召喚?っていうと、俺がとがめを召喚したような感じか?」

 

「そうだね。六華ちゃんにはマシュしかサーヴァントがいないから、戦力として新たにサーヴァントを召喚してほしいんだ。もちろん、七花くんもね。」

 

「おおー!!でも、昔の英雄さんが私に力を貸してくれるかな…」

 

「大丈夫です先輩!私の中の英霊も私に力を貸してくれました!だから、先輩にもきっと力を貸してくれます!!」

 

「マシュの言うとおりだ。英雄っていうのは基本的に正義の味方だから、人類を救うために戦う君達には力を貸してくれるさ。僕が保証しよう。まぁ、反英雄と呼ばれる人類に反する英霊もいるけどね…。今は触媒がないから縁召喚になる。君達に縁のある英霊が呼ばれるはずだよ。」

 

俺に縁のある英霊か…。とがめとは特別縁が強かったんだろうな。

 

「……よし!じゃあ私からやるね!」

 

六華は元気よく歩きだし、マシュの盾が設置してあるサークルに近づく。その手には6つの聖晶石が握られている。大量に魔力を内包した石の内の3つをサークルに投げた。

 

 

光が走る。三本の光が回り、虹色の光が飛び散っている。

 

 

「この魔力量…!凄いぞ、トップサーヴァント並みだ!」

 

 

光が収まり、召喚されし英霊は

 

 

「問おう。あなたが私のマスターか?」

 

 

金色の髪に蒼銀の鎧、持っているのは星の聖剣。特異点で会ったときと違い禍禍しさは感じないが、このサーヴァントは……

 

「サーヴァント、セイバー。真名をアルトリア・ペンドラゴン。……冬木では、迷惑をかけました。この聖剣、次こそは人理のために振るいましょう。」

 

「うん!私がアルトリアのマスターの藤丸六華です!これからよろしくお願いします!!」

 

「星の聖剣、エクスカリバーを持つ騎士王を呼ぶなんて六華ちゃんは凄いね!よーし、この調子でもう一回召喚いってみよー!」

 

「おー!!」

 

六華が残った石をサークルに投げる。光が走り、収まる。召喚されたのは……

 

 

「よう、サーヴァント・ランサー クーフーリン。召喚に応じ参上したぜ!」

 

「クーフーリンだー!!アニキー!!」

 

「よう六華!今度はランサーで召喚してくれてありがとな!あのあとアーチャーの野郎を倒した時に俺の体が消えてったからセイバーを倒したんだろ。よくやったな。」

 

「えへへ、ありがとう!これからよろしくね!」

 

「おう!魔槍の力、見せてやるぜ!おうセイバー、お前も来てたのか!あとで手合わせしようぜ!」

 

「ランサー…いいでしょう。マスターには私達の実力を知ってもらわないといけませんしね。」

 

「騎士王に光の御子、最高レベルのサーヴァントだね!六華ちゃんの方は問題ないね。じゃあ次は七花くん、いってみよう!!」

 

「俺もか…。」

 

「七花、私の同僚となるのだ。理知的な英霊を呼んでくれよ?」

 

「んな無茶な…。」

 

正直とがめがいれば他のサーヴァントはいいんだが…。まあ、戦力は多いに越したことはないだろうしな。

 

俺は貰った6つの聖晶石の半分を投げ、英霊を呼んだ。

 

光が走り、収まる。現れたのは……

 

 

「サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上した。」

 

召喚されたのは筋肉ムキムキの赤い弓兵だった。

 

「俺がお前のマスターの藤丸七花だ。よろしく。」

 

「七花の第一のサーヴァント、キャスターのとがめだ。よろしく。」

 

「ああ、よろしく頼む。…ところでマスター、何故あの二人がいるのかね?」

 

「アーチャー 、あなたも来たのですね。あなたと共に戦えることが嬉しいです。」

 

「よおアーチャー、お前特異点ではキャスターの俺によくもやってくれたな?あとで手合わせしようぜ?」

 

「ああ、セイバー、君と肩を並べて戦えることはとても嬉しいよ。…ランサー、私のような弱い英霊にいちいち腹をたてるのはどうなのかね?光の御子様?」

 

「…はっ、減らず口は変わんねぇな。あとでぼこぼこにしてやるよ。」

 

「フッ、出来るものならやってみたまえ。」

 

…なんか、アーチャーとランサー、凄い仲悪いな。セイバーが微笑ましい顔で見てるぞ。

 

「…七花七花。あいつら全然理知的じゃないぞ。互いのことけなしあってるぞ。」

 

「まあそうだけど…。とがめだって、否定姫とあんな感じだったじゃないか。」

 

「うっ…、あの女のことは思い出させるな…。反吐が出る。」

 

否定姫、か。あいつもよくわからないやつだった。

 

「…えーっと、次の召喚いってみようか!七花くん、お願いね!」

 

「…お、おう。」

 

俺は残った石をサークルに投げた。

 

光が走り、収束する。現れたのは……

 

 

 

「セイバー、千子村正。(オレ)を呼んだのはお前か?」

 

 

赤い短髪に切れ長の双眸。刀を強く思わせるその姿は奇しくもも俺と重なった。

 

「…ああ、よろしくセイバー。俺がマスターの藤丸七花だ。そして」

 

「私が七花の第!一!のサーヴァントのとがめだ。」

 

「あともう一人…アーチャー?どうしたんだ?」

 

アーチャーにも挨拶させようとするが変な顔で固まっている。よく見たら他二人もだ。

 

「な…」

 

「な?」

 

「なんでさ!!??」

 

「士郎!?士郎なのですか!?あなたが何故その姿でサーヴァントに!?」

 

「あー…(オレ)は少しは名の知れた鍛冶士なんだが、ちぃと信仰が弱くてな。だから、なんだ、疑似サーヴァント?っていうのか?(オレ)の存在に近い体を寄代に現界してるってわけだ。お前ら、この体の知り合いか?」

 

「……………もう二度と顔を見なくていいと思ったのに……。」

 

「ア、アーチャー、気を確かにしてください。あなたと彼は別人なのです。体が士郎でも中身は違うのですから。」

 

「……千子村正って俺がけっこう好きだった人なのに………。」

 

 

おっと、心は硝子だぞ?

 

 

「アーチャーーーー!!!!」

 

光の粒がアーチャーの体から浮かび上がっていった……

 

 

 

…カ、カオスだ。

 

「えーっと、まあその、色々あったけど皆無事にサーヴァントを召喚できたね!皆、七つの特異点の最初の一つ、フランスのオルレアンに明日レイシフトしてもらうよ。今日の内にサーヴァントのことを知っておいたり、体を休めたりしておいてね。僕はまだまだやることあるから!それじゃ!!」

 

ロマン…お前まさか逃げた訳じゃないよな…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…すまない、無様なところを晒した。もう大丈夫だ。」

 

「…お、おう。大丈夫ならいいんだけど…。」

 

「いやぁすまんな兄ちゃん。まさかこの体が兄ちゃんの若い頃だとはなぁ。」

 

「言わないでくれ千子村正!!俺は若いときの俺が大嫌いなんだ!!」

 

「ハハハ、まぁ、改めまして、(オレ)はセイバーのサーヴァント、千子村正だ。(オレ)は基本的に刀を作ることしかしないからそのつもりでな。」

 

「…刀鍛冶なのは分かったが、戦わないのか?サーヴァントなのだろう?…」

 

……とがめがそれを言うのか……

 

「戦えないわけじゃないが、(オレ)は鍛冶士だ。刀を作るのが仕事ってもんさ。」

 

「おっと、刀のことに関しては私も負けてられないぞ?」

 

「あ、なんだ白髪の嬢ちゃん。あんたも鍛冶士なのか?」

 

「生憎私は鍛冶士ではないが、この刀を見よ!出でよ、【斬刀・鈍】!!」

 

「!!なんだその刀は!!…(オレ)が刀を見てどうやって作っているのか分からないだと…!?おい嬢ちゃん、こいつの作り方を教えてくれ!いや、やっぱりいい。この刀を越える刀を作ってやろうじゃねえか!!部屋を一つ貸せ!!」

 

…セイバー、戦線離脱。

 

「…とがめ、何やってるんだよ…。セイバーどっか行っちゃったじゃねえかよ。」

 

「ハハ…いやまさかあんなに興奮するとは思わなくて…。」

 

…まあ、あの【斬刀・鈍】を越える刀を作れるってんなら見てみてえけどな。どんな風に越えるんだろうな…とがめにはまだまだ色々な刀があるしな…ほんと四季崎のやつ頭おかしいな…

 

「…私は少しこの施設を見て回る。用があったら呼んでくれ。」

 

「よーし!俺達は手合わせするか、セイバー!六華も付いてきな!英霊の力ってやつを見せてやるよ!」

 

「わーい!行く行く!!マシュもアルトリアや兄貴に手合わせしてもらったら?特訓だよ!」

 

「わ、私もですか!?でも、私のような未熟なサーヴァントでは…」

 

「マシュ、あなたはデミ・サーヴァントです。私達英霊は完成された存在ですが、あなたにはまだまだ成長する余地があります。私達も手助けしますから、特訓しましょうか。」

 

「アルトリアさん…。はい!マシュ・キリエライト、頑張ります!!」

 

…俺も、もっと特訓を積まなきゃだめだな…。アルトリアやクーフーリンに特訓してもらうか…。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「…あの刀は形有るあらゆる物を斬る。そういう刀だった。……あれを越えるには、もっと上のもの、空間、概念、いや、()()()()()()()()()()()……。」

 

 

 

 

 

 

 





結局いつもの面子におさまってしまった。村正さんは仕事があるのでどうぞ。口調は分からないので適当になります。
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