英雄語―エイユウガタリ―   作:おののっきー

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誠に勝手ながらストーリー展開上の都合により一部改編しました。誠に申し訳ございません。


聖刀・『旗』対 邪刀・『竜』
幕間語―マクアイガタリ―


「それでとがめ、俺達はどうする?」

 

「ふむ…そうだな。」

 

誰もいなくなった部屋で俺達は相談していた。というか、英霊が無茶苦茶すぎて辛い。一人はすぐに部屋に引きこもるし一人は硝子のハートだし。

 

「私達もこの施設を見て回ろうではないか。私もまだ分からないところが多いしな。」

 

「了解。俺はとがめに付いていくよ。」

 

 

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とがめと一緒に廊下を歩いていると、

 

「フォーウ!」

 

「あ?なんだ?」

 

自分の足元にすり寄ってくる白い獣がいた。

 

「ほう!ほうほう!!なかなか愛くるしいではないか。どれ、こっちにもこないか?ん?」

 

獣はとがめの方を見て首を傾げ、どこかへ走っていった。

 

「あ、ああ…七花だけずるいぞ!私にも触らせてくれ~!」

 

「俺に言われてもな…。」

 

 

 

 

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「ここは…」

 

「む、マスター。どうしたのだね?なにか食べに来たのか?」

 

厨房らしき場所に立っているのはアーチャーだ。てことは、ここは食堂なのか。

 

「いや、俺達も施設の中を見て回ってるんだ。アーチャーはどうしたんだ?」

 

「私はキッチンがあったので、つい料理をな…。どうだ、食べるか?」

 

「いいのか?とがめも食おうぜ。」

 

「う、うむ…。アーチャー、そなた、料理できるのだな…。私、女子力負けてる…?」

 

俺達は机に座り、アーチャーが持ってきた料理を一緒に食べた。まさか、英霊にもなろう人物が家庭的とはな…。

 

「これは…!美味い!!すげえ美味いぞ、とがめ!!」

 

「ああ!!今までにこんなに美味しい料理は食べたことがないぞ!!すまなかったアーチャー!そなたのことを硝子メンタルの面倒な奴だと思っていた!!」

 

「…誉めてくれるのは嬉しいんだが、そんな風に思っていたのか?…キャスター、その、少し頼みがあるんだが構わないか?」

 

「ん?美味しい食事の礼だ。なんでもしてやろう。あ、私の体とかは駄目だぞ?」

 

「とがめ…。」

 

「その、君の宝具の刀を見せて欲しいんだ。」

 

「そんなことか?ならばお安いご用だ。」

 

そう言うととがめは宝具(王刀、誠刀、毒刀以外)を全部出した。

 

「な…!君の宝具はあの斬刀とやらだけではなかったのか!?なんだこの刀は…って、鎧!?人形!?銃!?もう訳が分からないよ!!」

 

…また壊れてしまったようだ。徒名は硝子メンタルに決定した。

 

「…失礼した。いや、このことは私の能力に関するものでな。聞くより見た方が早いだろう。『投影開始(トレース・オン)』」

 

その言葉をきっかけにアーチャーの手から光が発された。そこにあったものは、

 

「ッ、馬鹿な!?その刀は…!!」

 

そう、アーチャーの手元にあった刀は【斬刀・鈍】だった。

 

「どういうことだ!アーチャー、何をした!!」

 

「落ち着け。これが私の能力…剣を複製、投影する能力、『無限の剣製』だ。」

 

「剣を複製…ってことは、この斬刀は偽物ってことか!?」

 

「そういうことだ。そのオリジナルに比べれば私のは何段階も下の偽物だよ。だが、戦力にはなる。キャスターの刀を解析したい。少しの間、貸してくれないか?ああ、その、刀らしい刀は解析し終えたんだが、その…鎧や銃は…もう少し時間がかかりそうなのでな…。(というかそもそもあれは剣なのか!?なぜ解析では剣とカテゴライズされるんだ!?)」

 

「…分かった。戦力増強のためだ。」

 

とがめはアーチャーに【賊刀・鎧】と【炎刀・銃】を渡し、他の刀はしまった。

 

「すまないな、だが…この防御性、この連射性…ふむ…すまないマスター、解析に集中していてもいいかね?」

 

「あ、ああ、別にいいよ。俺達は他のところを見てくるから。」

 

「そうだな。まだ見てないところもあるし、出発するか、七花!」

 

「ふっ、君達は仲がいいな。…そういえば真名をまだ言っていなかったな。エミヤ。エミヤシロウだ。腹が減ったら何か作ってやる。いつでも食堂にこい。」

 

アーチャー…エミヤはそういうと刀(鎧と銃)に目を向け集中し始めた。

 

「とがめ、今度はトレーニングルームにでも行ってみるか。多分アルトリア達もいるはずだし。」

 

「ああ、六華もそこにいるはずだしな。六華とはまだまだ話したいことが多いからな!現世での七花とか、な!」

 

「ッ、待てよとがめ!恥ずかしいから!!」

 

 

 

 

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キィン、ギィン!!

 

「ハアッ!!」

 

「オラァ!!」

 

 

 

 

「…すげえ…。」

 

トレーニングルームに来た俺達は、アルトリアとクーフーリンの戦いに魅了されていた。

 

「あ、七花にい!来てたんだ!見て見て、凄いよねあれ!キィンて!ドカーンて!!」

 

六華は一般人だから興奮しっぱなしでよく分かっていないようだが、俺には分かる。―――強い。力、スピード、技、どれをとっても普通の人間の比じゃない。これが本当の英霊というものか……。

 

「七花にい?どうしたの?」

 

「ッ、ああ、大丈夫だ。戦闘が凄すぎてびっくりしていたんだ。」

 

……俺のとこの英霊は、とがめはまだいいとして、引きこもりと硝子メンタルだからな…。

 

「ね!凄いよね!英霊っていうのはみんな凄いんだな~!」

 

「せんぱーい!!どこに行って…あ、七花さん!お疲れ様です。七花さんも見学ですか?」

 

「フォーウ!」

 

「そんなところだ。お、さっきもあったなちっちゃいの。」

 

「む!さっきの小さい動物か!見れば見るほど何の動物か分からんが…可愛いから何でもよい!!触らせろ~!!」

 

「わわっ、危ないですよ!!」

 

マシュの腕の中にいる獣に突っ込んでいくとがめ。……見ていてほんわかする。

 

「ドフォーウ!!」

 

「あいた!!この、やってくれたな獣め!私は障子紙よりも弱いんだぞ!!」

 

「いや、それはどうかと…どうしたんですか、フォウさん?」

 

「そいつの名前、フォウって言うのか?なんの生き物なんだ?」

 

「なんの生き物かは分かりませんが、私が名付けました。フォウさんです!」

 

「フォウフォーウ!」

 

「ほー…よろしくな、フォウ。」

 

俺が撫でようとすると頭を動かし撫でやすい体勢になってくれた。………可愛いな………

 

「フォーウ。」

 

俺が撫で終わると興味がないとばかりにどこかへ行ってしまった。

 

「何故だ!?何故私には触らせてくれないのだ!?ずるい~!私も触りたい~!!」

 

 

 

 

プシュー

 

 

 

 

「よぉ!お前らも来てたのか!」

 

「模擬戦が終わりました。マスター、どうでしたか?」

 

「うん!!もうすっごく、すっごく、凄かったよ!!!」

 

「ハハハ!そこまで言われると照れるなおい!」

 

「はい、私も良い経験となりました。」

 

俺から見ても二人の戦いは凄いものだった。俺、あのアルトリアによく勝てたな…とがめの援護もあったからか…。

 

「おうそうだ、七花!」

 

「ん?」

 

「俺と戦おうぜ!冬木で見たときから気になってたんだよ!」

 

「…は?」

 

あんなに速い動きをしていたやつと、戦う?………いや、いい機会だ。とがめの強化で強くなったからって、それは俺が強くなった訳じゃない。俺自身が強くならないといけないんだ。『刀』として。

 

「……ああ、分かった。やろうぜ、クーフーリン。」

 

「お、受けるか。やるじゃねえか。」

 

俺とクーフーリンはトレーニングルームに入り、双方構えをとった。

 

「虚刀流七代目当主、藤丸七花!参る!!」

 

「クーフーリンだ。来い!!」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫?七花にい。痕がすごいよ?」

 

…………当然の如くボコボコにされた。

 

「いやー強かったぜマジで。スピードもあるし力もまあまあ。それに虚刀流っつったか?あの動きは良かったぜ!」

 

「ハハハ…」

 

「そう卑下するものではありませんよ。英霊相手に生身の人間があそこまで渡り合えたのですから。むしろ称えられるべきです。」

 

「七花、派手にやられたなぁ。やっぱり私の強化を受けておけば…。」

 

「……それはいらない。俺は、俺自身が強くならないといけないんだ。」

 

「…そうか。励めよ、七花。」

 

「うっし、じゃあ次は盾の嬢ちゃんの番だ!行くぞ!」

 

「え、えええ!?私もですか!?」

 

「…マシュ、あなたはデミ・サーヴァントです。私達のように完成された英霊ではなく、まだ弱い。ですがそれは、まだ成長の余地があるということです。あなたに宿った英霊はとても強い。その力を引き出せるように頑張りましょう。」

 

「アルトリアさん…はい!マシュ・キリエライト、頑張ります!!アルトリアさん、クーフーリンさん、特訓お願いします!!」

 

「おうよ!まあ手加減はしてやる。感覚を掴め!こういうのは経験あるのみだ!!」

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「七花にい。ちょっといい?」

 

「ん?なんだ六華。」

 

「七花にいととがめさんってさ、恋人なんだよね?」

 

「……まあそんなところだな。」

 

「馴初めとかは?私聞きたーい!」

 

「……そういうのはまた今度な。六華にはまだ早い。」

 

「えー、私もう18だよ!じゃあとがめさんに聞いちゃおー!」

 

「あ、待てって…。」

 

「とがめさん!七花にいとの馴初め教えてー!」

 

「む、六華……七花との馴初め、か。むう、長くなってしまうな…。ここは私の著書【刀語】を読んでくれ!!みんな、よろしくね!」

 

「とがめ?どこに喋ってるんだ?」

 

「3次元だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




エミヤさんキャラ崩壊中。

ここらでとがめのステータスでもいれます。


真名:とがめ

クラス:キャスター

性別:女性 出典:刀語

属性:混沌・善

身長:約145㎝ 体重:秘密

筋力:EX 耐久:EX 魔力:C 敏捷:EX 幸運:C
宝具:EX

スキル
奇策:C 奇策を考え敵を倒す。奇策士とがめの真骨頂ともいえるスキル。だが活躍の場は少なかったようだ。
fgoでは対象のサーヴァントのNPアップ&宝具威力アップ

虚刀の担い手:A 虚刀・鑢の担い手だったために持つスキル。本来なら虚刀・鑢を召喚するスキルだが今回は本人がいるので必要ない。
fgoでは対象のサーヴァントの攻撃アップ、バスターアップ

■■■■:EX


宝具

【刀語・完成形変体刀】

『刀語』にて登場する完成形変体刀十二本を召喚することができる。そのまま使うもよし、能力を付与するもよしの宝具。しかし本人はとてつもなく弱いので注意。本作では七花は『刀語』の主人公のためこの宝具の力を強く受ける。他の人に使うよりも能力の増大値、自由度が高い。

fgoでは全体に攻撃アップ、防御アップ、弱体解除


【■■■・■■■■■■■■■■■】








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