ビーナス町 住宅街
ロベリア「ソラさん。」
ソラ「ん?」
ロベリア「さっき心当たりがあると言っていましたがそれは・・・」
ソラ「ああ・・・・そうだな、青の樹林って知っているか?」
ロベリア「え⁈・・・・・あ、青の樹林って確か、魔獣の巣窟の一つだと言われ、一度入ったら最後、帰って来れられないって。」
ソラ「そうだ。」
ロベリア「ま、まさかそこに魔女狩りが居るのですか?」
ソラ「そうだ。」
ロベリア「え、いや、そんなのありえません!だって魔獣の巣窟以前に迷いの森とか幽霊が出るとか言われた場所ですよ。そんな所に人なんて・・・」
ソラ「だからこそいるんだろ。」
ロベリア「え?」
ソラ「そんな所に人は行かない・・・そういう所に拠点を置いておけば警察からも見つけづらいだろ?」
ロベリア「でも、だからと言って・・・・と、いうよりもどこからそんな情報を仕入れてきたんです?」
ソラ「どこでもいいだろ。」
ロベリア「う〜、う〜。」
ロベリアは頭を抱えていた。
青の樹林・・・ギルド人間、警察や軍の人間ですら、危険なので出入り禁止されている所そこに魔女狩りなんているのかな〜
ソラ「行くのが嫌なら帰れよ。」
ロベリア「!・・・い、行きます。・・・そんな危険な所なら尚更ソラさんを1人に行かせるわけにはいけません!」
ソラ「・・・・・足手まといにはなるなよ。」
ソラは早歩きで目的に向かい、ロベリアは手を震えながら後を追いかけた。
青の樹林 前
青の樹林、かつては迷いの森と言われ魔獣が住み着く前から、いい噂がない、今は特に魔獣も住み着き、余計に人が近づかないでいる。
ロベリア「・・・ほ、本当には、入るのですか。」
ソラ「何度も言うが嫌なら帰れ、止めはしない。」
ロベリア「い、行きます、だ、だって依頼者の主人さんがいるかもしれないのでしょう?」
ソラ「初めあたりに言ったが可能性だから100%いるとは限らないぞ。」
ロベリア「え〜!!!じ、じゃ、なぜ行くのですか、いないかもしれないのに⁈」
ソラ「可能性がある所はすべて調べるのは当然だろ?」
ロベリア「え〜⁈」
ロベリアはがっくししてしまい、ソラはそのままロベリアを置いてそのまま進んだ。
ロベリア「ちょっちょっと⁈待ってください〜。」
ロベリアは半泣きになりながら後を追った。
青の樹林
ロベリア「う〜。」
ロベリアは少し低い姿勢で歩き、ソラは周辺を見回っている。
ソラ「・・・・・こっちか。」
ロベリア「ソ、ソラさん、この道、合ってるんですか?」
ソラ「・・・・・・・」
ロベリア「ソラさ〜ん、な、何か喋ってくださいよ〜。」
ソラ「・・・・・・・」
ロベリア「ソ、ソラさ〜ん⁈」
ソラ「うるさいな・・・・・・これを見ろ。」
ソラは樹木の小さな傷に指を指した。
ロベリア「えっと・・何か傷がついていますね?これが何か?」
ソラはその奥の樹木に指を指した。
ロベリア「?・・・・似たような傷がついていますね?」
ソラ「おそらく、迷わないように目印をつけているのだろう、人間の足跡も少し残っている。」
ソラは落ち葉を足で払い土に指を指した。
ロベリア「あっ・・・本当だ、誰か通ったのでしょうか?」
ソラ「所々足跡を消しているつもりだが、ここに人が来ないと油断しているな、十中八九ここに誰かがいる。」
ロベリア「魔女狩りがここに?」
ソラ「可能性が高いだろうな・・・・・・・!」
ロベリア「どうかしましたか?」
ソラ「静かにしろ。」
ロベリア「え?キャ⁈」
ソラは気配を殺し、ロベリアの手を掴んで身を隠した。
???「へへへ!」
???「だいぶ、武器が揃ってきたな。」
???「この前の運送屋の奴、相当いい武器を持っていたな」
???「ああ、これで、女どもにヒィヒィ言わせられる」
???「ちょっと魔法が使えるからと粋がる女どもをこれで潰せる。」
ロベリア(あれは・・・・・)
ソラ(魔女狩りだな・・・・さて)
ソラは懐から名の無き双銃を手に持ち、
約5人か・・・・・・・この人数なら!
ロベリア(!・・・・ソラさん)
ソラは瞬時に魔女狩り5人に、
魔女狩りA「‼︎・・・・・何や・・・・」
ガン‼︎
ソラはすかさず近くにいた魔女狩りの1人を双銃で殴り飛ばし、
魔女狩りB「こいつ!いつのまに・・・・」
ドン‼︎
魔女狩りB「ぐあっ⁈」
ソラは足に銃弾を当て、そのまま顔に回し蹴りをし気を失った。
魔女狩りC「このガキ・・・・」
残りの3人も素早く、急所を外しながら双銃を駆使し気を失わせた。
ソラ「おい!」
魔女狩りA「ひぃっ」
1人ワザと、気を失わせずに置いたやつの胸ぐらを掴み、頭に銃を突きつける。
ソラ「最近、運送業の男を見ていないか。」
魔女狩りA「え、えっと。」
ソラ「死ぬか?ここで?いいんだぞ他の奴から聞いたらいいだけだからな。」
魔女狩りA「わ、わかった喋る!喋るから殺さないでくれ。」
ソラはものすごい目付きで相手を睨みつけた。
魔女狩り「2、3日前に確かに、運送屋の男を拉致した!この先の集落地にいる。」
ソラ「そうか。」
ソラは銃の引き金を引こうとした。
ソラ「最後に言いたいことはないか?」
魔女狩りA「ま、待て‼︎喋っただろ!」
ソラ「あ⁈生かすと誰が決めた?」
魔女狩りA「ま、待ってくれ」
ソラ「死ね!」
ロベリア「ダメ‼︎」
ロベリアはソラを突き飛ばした。
ソラ「・・・・ちぃっ!何をする‼︎」
ロベリア「殺してはいけません。」
ソラ「生かす理由などない‼︎」
ロベリア「ダメです‼︎どんな理由があろうと人を殺すなんて・・・」
魔女狩りA「・・・・・このガキィ」
魔女狩りAはロベリアの背後を突き、左の腰に掛けていた、剣でロベリアを斬りかかろうとした。
ソラ「ちぃ・・・・・・?」
ソラは魔女狩りAに銃を撃とうとしたが、
???「ちょあぁぁぁぁぁ」
魔女狩りA「ぐぁぁぁぁあ‼︎」
何者かが魔女狩りの背中を蹴り飛ばした。
???「女の子相手に後ろから何をしているのですか。」
警察官の格好をした女性が魔女狩りAを蹴り飛ばし、気を失わせた。
???「でももう大丈夫よ‼︎」
なんか変なポーズをし始めた。
キリカ「私はキリカ‼︎ビーナス町を守る正義のヒーローよ!!!」