とある結界の外
ソラ「更なる力を、シャープネス!」
ソラ「オラァ!」
ドン!!!
ソラ「ハァァァァ、エアカッター!」
シュバン‼︎
ソラ「ふぅ」
ソラは魔女狩りの戦いの後、魔法を取得し、自分がどの魔法が得意で苦手な魔法は何かを確認する。
ソラ(色々試したが強化魔法が1番しっくりくるな、属性魔法はそこそこできるって所か・・・回復魔法はあまり得意ではないな)
魔法
基本原則として、属性魔法、強化魔法、回復魔法、の3原則が基本でそこから派生される。
魔法には生まれ持って得意不得意があり、得意な魔法、例えば、属性魔法なら威力や属性効果が上がりやすくなり、強化魔法なら強化している能力上がりやすく、持続効果も長くなり、回復魔法なら回復量が多くなり、回復の速度が上がる。不得意の魔法はその逆になる。
ソラ(魔法に関してはある程度は本で読んだが、これから戦いでどれだけ使えるか、とにかく訓練しながらと魔獣で試すか・・・・・)
あの暴走していた時の力は出せない・・・・今の俺の力では不可能なのか?あれを自由自在に引き出せば、ネメスに・・・・
ソラ「今はある力を自分の物にしていくことを考えていくか・・・」
ソラの手から小さな炎が浮かび上がる。
ソラ「・・・・・・いつまでそこにいるんだアホ髪」
ロベリア「‼︎・・・・気づいていたのですか⁈」
ロベリアはソラにこっそり跡をつけて物陰に隠れていた。
ソラ「初めから気付いていた」
ロベリア「う〜、うまく尾行したつもりだったのに〜」
ソラ(バレバレだっつーの)
ソラ「・・・・・・この辺は魔獣がいないとは言え一応は結界の外だ、わざわざ危険な目をして俺に何か用でもあるのか?」
ロベリア「・・・ソラさんはすごいです」
ソラ「あ⁈」
ロベリア「いつもこうやって1人で修行をしているのですね」
ソラはいつも時間がある時は己の鍛錬をよくしていた。
ソラ「悪いのか?」
ロベリア「いえそんな、でもソラさんは今でも十分に強いのになんで修行ばかりしているのですか?」
ソラ「・・・・・弱いからだ」
ロベリア「え?でも魔女狩りの件でもそうでしたけどソラさんは」
ソラ「あの程度で満足している暇なんてねーんだよ」
そう、俺の目標は夜空を意識不明者にしたあの野郎だからな、奴は得体がしれない、今の俺では勝てない、勝つためには力を手に入れ強くなるしかない。
ロベリア「何でなんですか?」
ソラ「?、何がだ?」
ロベリア「なぜそこまで強さに求めるですか?」
ソラ「お前には関係ない」
ロベリア「辛くないですか?」
ソラ「は?」
ロベリアは悲しい目でソラを見つめる。
ロベリア「だって前に私達が魔獣に襲われた時、ソラさん、魔獣を倒した時辛そうな顔していました」
ソラ「・・・・・・・・」
ロベリア「強くなることが正しいのでしょうか?」
ソラ「はぁ?何が言いたいんだお前は?」
ロベリア「力は人を傷つけます、力は争いを生みます、みんな争いなど起こさず平和にしていくことが正しいと思うのですよ」
ソラ「で?」
ロベリア「私はソラさんが何のために強くなりたいかはわかりませんが辛い顔してまで強くなる必要なんてあるのですか?」
ソラ「弱ければやられるだろうが、現に魔獣が襲われた時、俺が乱入していなければ、お前らただでは済まなかっただろ」
ロベリア「確かに、あの時は感謝しています、でも、無理して強くなる必要なんてないと思います」
ソラ「はぁ〜、どうでもいいだろうそんなこと」
ロベリア「よくありません、ソラさんはもう私達の仲間です、無理している仲間を放って置けません!」
ソラ「・・・・・・・俺には俺の成すべきことがある、お前にとやかく言われる筋合いはない」
ソラは鋭い目でロベリアを見る。
ロベリア「・・・・・・」
ソラ「・・・・・・」
ロベリアは顔を俯き悲しそうな顔をしてソラに背を向き帰ろうとした。
ソラ「・・・・・・あー、もう‼︎」
ソラはロベリアの後を追う、
ロベリア「?ソラさん?」
ソラ「1人じゃあぶねーだろうが、修行もキリのいい所までやったから俺も帰る」
ロベリア「‼︎・・・・はい!」
ロベリアはソラの腕を組み満面の笑みで一緒帰ることにした。
ソラ「離れろ・・・・ったく」