ブレイド・ハーツ   作:ライトディーガ

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15話 アルテマの書

4月10日

午前7時00分

 

 

タルダニャン館

 

ニュースキャスター「昨夜、マルイスーパーでまた爆破テロがありました。これでスーパーやデパートの爆破テロはもう3件目でいずれも崩壊寸前まで崩れ・・・・」

 

ソラ「ふぁ〜」

 

ソラはテレビを見ながら大きなあくびをしていた。

 

ロベリア「ソラさん♪」

 

ソラ「あん?」

 

ロベリアは朝から上機嫌であった。

 

ソラ「どうした、どこか頭打っておかしくなったのか?」

 

ロベリア「いえ違いますよ!見てください!」

 

ロベリアはこれでもかと言わんばかりにわざわざ着ている服を見せに来た。

 

ソラ「・・・・・学生服か?」

 

ロベリア「そうです!今日から私は高校生です!」

 

そういえば今日は入学式があるとかないとか言ってた気がするな

 

ソラ「学校に行くのそんなに楽しみなのか?」

 

ロベリア「当たり前ですよソラさん!なんてたって名門マギカ学園に入学するのですよ」

 

ソラ「マギカ学園って魔法使い育成のかなり特殊の国立高校だったか」

 

ロベリア「そうです、知ってたのですか?」

 

ソラ「一応有名な学校だからな」

 

ロベリア「あ〜、私があの有名な学校に行けるなんて夢にも思わなかったです〜」

 

ロベリアは大はしゃぎをしていた。

 

ソラ「そんなことより早く行かなくていいのか?何時に入学式があるかは知らねーが」

 

ロベリア「そうですね、朝御飯を食べてすぐに行きます!」

 

 

 

魔女狩りの戦いの後、運送屋の主人はに奥さんの所に帰り、無事にソラ達も帰ったが、謎も多く残った。魔女狩りは他に存在する可能性、人を魔獣にさせた心臓のような得体の知れない物、そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前9時30分

 

ソラ「ふぁ〜」

 

ミカ「どう?少し慣れた?」

 

ソラ「さぁな」

 

ミカは2日前に退院し、ギルドマスターの補佐をしている、ソラはギルドマスターになったが、基本的にはギルドマスターが行う仕事はミカが代理でやる事にしている。

ちなみに、主人探し以降依頼が来たのは、たった2件である。

 

ソラ「おいババァ、ここのギルド必要あんのか?人なんてほとんど来ないぞ」

 

ミカ「ババァ言うな!・・・・確かに来る人は少ないけどそれでも頼ってくれる人達はいるのよ、まだあんたは日が浅いから分からないと思うけど常連さんとかもいるのよ」

 

ソラ「ふーん」

 

ミカ「今日はその常連さんが来るわよ、ちゃんと対応しなさい」

 

ソラ「はいはい」

 

ピンポン

 

 

???「おはようございます!」

 

ミカ「来たわね、ソラ早く応対しなさい」

 

ソラ「あ〜、ギャル子、行って来てくれ」

 

かな子「ちょ、あんたが行きなさいよ、ミカさんに言われたのあんたでしょ⁈」

 

ソラ「面倒くさい、お前が行ってこい」

 

かな子「あんたが行きなさい!」

 

ソラ「お前が行け」

 

かな子「あんたが行け」

 

ミカ「2人で行きなさい!!!」

 

ゴン!ゴン!

 

ソラとかな子はミカに頭にげんこつをされ、2人で応対することになった。

 

 

メガネをかけたおさげ髪の女性「どーも、かな子ちゃん」

 

かな子「ミサカさん!しばらくぶりです。」

 

ミサカ「あはは、かな子ちゃんは相変わらずね、それで君がユカさんの息子さんだね、私、夏希 ミサカと言います、よろしくね」

 

ソラ(母親の知り合い?)

 

ソラ「どうも」

 

ソラは目を合わさず頭を掻きながらやる気のない返事をした。

 

かな子「ちょっと、もう少し真面目に応対しなさいよ」

 

ミサカ「あはは、いいよ、いいよ、一応連絡はしたけど、今日の依頼内容は覚えてる?」

 

かな子「はい・・・・・・・えっと」

 

ソラ「忘れたのかよ」

 

かな子「うっさい、あんたは覚えてるの?」

 

ソラ「隣町に行って、ある本を探して来てくれじゃなかったか」

 

ミサカ「そう、そう、アルテマの書、下巻を探して来て欲しいのよ!」

 

かな子「アルテマの書、下巻?」

 

ミサカ「はい、かな子ちゃんは私がビーナス町の図書館で働いているの知ってるでしょ、私、いつものように本の整理をしたら先輩に倉庫の整理もお願いされたの」

 

ソラ(いかにも見た感じ本が好きそうな人だな)

 

ミサカ「その倉庫ってのはもう傷や破けている本や色が付いている本や、まぁ捨てる予定の本がたくさん置いてあるんだけど、その本を綺麗に整理をしようとした時、アルテマの書、上巻ってのがあったのよ!なんとなく気になって読んだら・・・・」

 

かな子「・・・・?、読んだら?」

 

ミサカ「全然分からなかったのよ」

 

かな子「は?」

 

ミサカ「あっ、ごめんなさい、正確には上巻を読んだだけでは意味が分からなかったのよ!」

 

かな子「意味がわからなかった?」

 

ミサカ「何かすごい魔法だと思うのだけど、上巻を読んだだけでは意味がなかったわ」

 

かな子「その本にはなんて書かれていたのですか?」

 

ミサカ「ん〜っとね、アルテマって言う魔法の歴史が書いていて、そのアルテマは究極魔法らしいの」

 

かな子「究極魔法?それって、属性魔法?強化魔法?」

 

ミサカ「内容を見るからに属性魔法っぽいけど・・・知らない属性なのよね」

 

かな子「知らない属性・・・火属性や水属性とかとは違うのですか」

 

属性魔法

火属性、水属性、風属性、地属性、が基本の4元素、それから氷、雷、光、闇、などの派生が存在する。(それ以外でも属性派生は存在する)

基本の属性の優劣は火→風→地→水→火・・・とされ雷や氷は性質変化(水と風で氷ができるなど)で生まれるのであって基本的優劣は定まっていない。

また光と闇は場所、時間帯で優劣が決まる。

ちなみに属性魔法にも人によって、得意不得意は存在する。

 

ミサカ「属性魔法は組み合わせによって色々な属性魔法を作り出すことができるけど、このアルテマの属性は〝無属性〟なのよ」

 

 

かな子「無属性?聞いたことがないなぁ、どんな効果があるのですか?」

 

ミサカ「詳しくは上巻には載ってなかったの、アルテマの詠唱も、書いてなかったわ、おそらく下巻に書いてると思うのだけど倉庫にはなかったのよね」

 

かな子「それで隣町に・・・・ってなんで隣町にあるのですか?」

 

ミサカ「調べたのよ、パソコンでデータが残っていたの、そのアルテマの書下巻は隣町、モナドナ町の第1図書館に保管されてるって」

 

かな子「第1図書館?」

 

ミサカ「うん、そこは閉鎖された図書館だけどそこを管理している人に連絡して入る許可をもらったのよ、本当は私が行くつもりだったんだけど、どうしても行けなくなっちゃって、お願い!私の代わりに行って来て頂戴!」

 

かな子「はい、ミサカさんの頼みなら断る理由もありません、でもなんでそんな本が欲しいのですか?」

 

ミサカ「ん?ん〜まぁ単なる好奇心かな、だって気になるじゃない究極魔法とか書いてあったらどんなものか」

 

かな子「わかりました、じゃぁ私と・・・・ソラと2人か〜」

 

ソラ「あ⁈なんで嫌そうなんだよ」

 

かな子「だってあんたちょっとムカつくし」

 

ソラ「だったらあの・・・・恵を連れていけばいいじゃねぇか」

 

かな子「恵はちゃんと名前で呼ぶのね、恵はミカさんとどこかに出かけるって行ってたわ、ロベリアは学校に行ってるし」

 

ソラ「ちぃ!」

 

かな子「どう言う舌打ち⁈」

 

ソラ「まぁいい、その依頼引き受けた」

 

ミサカ「2人ともよろしくね」

 

 

こうして、ソラとかな子、2人はモナドナ町にアルテマの書、下巻を探しに行くのであった。

 




・キャラクター紹介8
・夏希ミサカ
・身長 162cm
・歳 29歳
・所属 ビーナス町図書館
・特徴 めがねをかけていておさげの黒髪、ソラ曰く見た感じ本とかが好きそうな人らしい(実は本は好きでも魔法に関係する本が好きでそれ以外の本はそんなに読まない)
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