ブレイド・ハーツ   作:ライトディーガ

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ここからが本編です。




1話 男卑女尊の世界

ソラ「だるいな」

 

ビーナス町、とある公園

 

そこに少年がいた髪ツンツンで茶髪、身長は平均的、体格は鍛えているのか筋肉質で、服装は安物のパーカーで動きやすいスタイル、目つきは鋭くどことなく覇気がない

 

ソラは滑り台に寝そべりスマホをいじっていた。時間潰しにゲームをやっている。

 

午前10時23分

 

ソラ「そろそろ時間か」

 

ソラは立ち上がり、スマホを見ながら目的地へと歩き出す。

 

「4月1日 11時頃にダルタニャンと看板が書いている館に来なさい。byミカ姉さん」

 

 

ミカ叔母さん、母の妹だ。無視しようと思ったが妹のことで色々世話になっているから無視するわけにはいかない、それに普段はたまにスマホでやり取りする程度であまり会うこともなく、いつもなら自分から会いに来るのに今回はわざわざこっちに来いと連絡が来た、面倒だが行くしかない。

LINEで地図を張り付いていてそれを見ながら目的地に向かった。

 

ソラ「着いた・・・?」

 

着いたのはいいが町から少し外れにあり、一件ポツンとダルタニャンと書いてある館が立っていた。

館は少し古びていて普通の家よりは広そうだ、まぁ館だから当たり前かもしれないが問題なのが人の気配が一切しないことだ。ソラはスマホを見て時間を確認、

10時58分・・・・あのババァまさか忘れてるんじゃないだろうな。

 

ミカ叔母さんはたまに・・・いや、よく待ち合わせの時間を忘れることが多い、おそらく今回も忘れているのだろう。相変わらずだなババァも。

 

ソラ「チッ!まあいいここで待つか」

 

電話をしようと思ったがあのババァは絶対にこっちから電話をしてもとらない、面倒だから玄関前で待とうとしたが、

 

ソラ「ん?」

 

なんとなく扉のノブに手にかけそのまま扉が開いた。

 

ソラ「鍵すら掛けていないのか」

 

ソラはため息をし、外で待つのはだるいと思い中で待つことにした。

 

ソラ「ふーん、中は手入れが行き届いているな」

 

人の気配はしないが生活感が漂っている、ここで誰かが住んでいるのは間違いない。ただし一人ではないな、複数人・・・5、6人くらいか?まぁどうでもいいか。リビングにソファがあり、そこに寝そべってババァの帰りを待つことにした。

 

一方その頃

 

ギャルっぽい少女「は〜終わった、終わった」

青髪の少女「はい、あのお婆さんも喜んでいましたね!」

小さな女の子「お礼にこんなにもお菓子もらっちゃった」

 

少女3人組は他愛のない会話をしながらダルタニャンに帰ろうとしていた。

 

ギャルっぽい少女「とりあえず帰ったらシャワー浴びたいわね」

青髪の少女「そうですね、子猫ちゃんを追いかけて汗かいちゃいましたし。」

小さな女の子「ふふ・・・なら3人で入ろうよ。」

 

ギャルっぽい少女「おっいいね!・・・・・ん?」

 

青髪の少女「?・・・どうしたのかな子?」

 

かな子「いや・・・玄関が開いている?」

 

館に戻ってきたのは良いことに館の扉が開きっぱなしになっていて不審に思った。

 

青髪の少女「ミカさんが帰ってきたのでしょうか。」

かな子「いや、朝言ってたでしょ、カナン町に少し用があると、帰りは明日になるって」

青髪の少女「鍵を閉め忘れたのでしょう。ミカさんたまに鍵を閉め忘れる時がありますし」

小さな女の子「それでも扉を全開にして行くかな?」

 

3人の頭に不安がよぎった。

 

青髪の少女「ま、まさか」

 

小さな女の子「ど、泥棒?」

 

かな子「可能性があるわね」

 

3人は腰にかけている武器を構えて、魔法の準備をした。

かな子はグローブを手にはめ、

青髪の少女は杖を持ち、

小さな女の子は魔道書を手に持った。

 

 

 

 

ソラ「ふぁ〜」

 

11時45分・・・・遅い!あのババァいつまで待たせる気だ!

ソファで寝そべってスマホをいじり、足でドンドンと貧乏ゆすりをしていた。

帰るか・・・・12時になっても来なければ帰ろう、そう思った瞬間

 

ソラ(・・・・気配を感じる、足音もする、人が来た、ババァか・・・・・いや違う、これはババァの気配じゃない、複数人、3人か、警戒している?ここの人間か?だがなぜ警戒している?)

 

不法侵入して来た人間か?いや冷静に考えたら俺も不法侵入しているようなものか・・・・そういえば扉開けっ放にしていたな。

 

かな子「そこにいるのは誰だ!」

ソラ「あ〜⁈」

 

見知らぬ少女達が何やら警戒態勢を取っていた。察するにここに住んでいる奴らか?

 

青髪の少女「あ あ、貴方は 、な な、何者ですか!」

 

青髪の少女は声を震えながら杖を振り回していた。完全にビビっているな。

 

小さな女の子「こ ここには何もありませんよ、よ?」

 

この小さな女の子もビビっていた。どうやら泥棒と勘違いしているのか?

 

ソラ「・・・・大神 ソラだ」

 

少女3人「え?」

 

ソラ「ババ・・・大神 ミカに呼ばれてここに来た、大神 ミカとはうちの母親の姉妹だ」

 

少女3人「・・・・・」

 

なんか喋れよ・・・少し沈黙が続き、青髪の少女が口を開いたい

 

青髪の少女「あ、あの〜」

ソラ「あ!」

青髪の少女「ひぃ!」

 

青髪の少女は少年に睨みつけられたと思いビビってしまった。

 

かな子「お、お前、本当にミカさんの知り合いか?」

 

知り合いというよりいとこなんだけどな、

 

ソラ「・・・・・・ほら、これが証拠だ」

 

ソラは手さげカバンから写真を見せた。

それはミカさんとミカさんにそっくりな人と小さな少年と少女が写っていた。

 

かな子「これはミカさん?それにこのミカさんにそっくりな人は?」

 

ソラ「俺の母親だ」

 

かな子「じゃあこの小さな子があんた!・・・・・うーん確かに面影がある」

 

3人の少女は写真を見てこの人は少なくとも嘘はついていないと判断した。

 

かな子「・・・・あんたが泥棒ではないとわかったけどここに何しに来たの?ていうかなんで家族の写真を持ってんの?え?あんたまさかマザコン?」

 

ソラ「あぁ!」

 

さっき青髪の少女に向けた目つきではなく今度は本気で殺意を込めてにらめつけた。

 

かな子「な、何よ、喧嘩売ってんの!」

 

ソラ「売ってるつもりはねぇがやるんだったら相手になってやるよ!」

 

ソラはソファから立ち上がりかな子を睨みつけた。かな子も負けじとソラを睨みつけた。

 

青髪の少女「あ、あのあの喧嘩はやめ・・・」

ソラ・かな子「あ⁈」

 

青髪の少女「ひぃ!」

 

かな子「喧嘩ならしてあげるわよ!まぁ勝負にもならないと思うけどあんた男だし。」

 

ソラ「は、やる前から勝敗を決めんじゃねーよ。最後まで立って奴が勝者だ」

 

かな子「魔法も使えない男がカッコのいいこと言ってるんじゃないわよ」

 

ソラ「なんだ?やる前からビビってんのかまぁそうだろうな、今の世の中男に負けたら恥だもんな、魔法も使えない男に負けたとなったら笑いもんだもんな」

 

かな子「!・・・・・どうやら口だけはたつようね」

 

ソラとかな子は今でも勝負を仕掛けようとしていた。

 

小さな女の子「ど、どうしようロベリア姉ちゃん」

 

ロベリア「ど ど ど、どうしよう!」

 

2人はただただ慌てふためいていたその時、

 

???「ちょっと待った!」

 

突然大声で仁王立ちをして叫んび出した女性がいた。

ソラ「・・・・やっときたかババァ」

 

ミカ「ミカ姉さんと呼び!」

 

ビシッ

 

そう言うとソラの頭にチョップを入れた。

 

ミカ「全く、いつになったらお姉ちゃんと呼ぶのかね〜」

ソラ(一生呼ばねーよ)

 

ソラは頭を掻きながらそう思った。

 

かな子「ミカさん!え、ミカさんは確かカナン町に行ったんじゃ・・・」

 

ミカ「あははははは、ごめんごめん、それ明後日だったわ!」

 

かな子「はぁ〜」

 

かな子は深いため息をした。

 

ミカ「それにしてもよくきたねソラ、なかなか来るの早いじゃない。」

 

ソラはイラっとした。

 

ソラ「あんたが11時に来いと連絡してきたよな!舐めてんの!どうでもいい用件なら帰るぞ!」

 

ミカ「ああ待って、どうでも良くないわ、あんたには大事な話があるの」

 

ソラ「あ、大事な話?」

 

ミカはさっきまでふざけた表情から真剣な表情になり

 

ミカ「あんたにこのギルド〝ダルタニャン〟のギルドマスターになってもらいたいの!」

 

ソラ「・・・・・・・は?」

 

少女3人「・・・・・え?・・・えぇぇぇぇぇ!」

 

ソラは頭に?、3人は驚きを隠せなかった。

 

かな子「ちょ、ちょっと何言い出すんですかミカさん」

 

ロベリア「そ、そうですよ」

 

小さな少女「いきなり何をいいだすんでか?ミカお姉ちゃん」

 

ミカ「いや〜ソラもだいぶ成長したし、そもそもここのギルドは私の姉であるユカ姉の物だしね。私はユカ姉の代理みたいなものだったし、でもユカ姉がいないから息子であるソラに引き継ごうと思ってね」

 

そういえば母は昔ギルドをやっていたと言っていたな。

 

かな子「な、納得できません」

 

ロベリア「そ、そうです。」

 

ミカ「ん?どうしてだ?」

 

ミカはなぜか不思議そうににしていた。いや、おかしいだろ普通に考えて、

 

かな子「いくらミカさんの姉の息子だからっていきなりギルドマスターをやらせるのはおかしいです!第一こいつ男ですよ。」

 

ミカは眉をピクッと動かした。

 

ミカ「どうゆう意味かしらそれは?」

かな子「どうもこうもないですよ、男なんて頼りないですし問題ばかり起こすしミカさんだって知っているでしょ。今治安が悪いのは大半が男ですよ!あいつらは大して力もないのに暴れるだけ暴れて女性に迷惑ばかりかけてるだけの連中ですよ、この男もきっと問題を起こすに・・・・」

 

ミカ「かな子!」

 

かな子「!」

 

ミカはかな子の言動に怒りを露わにした。

 

ミカ「・・・あんたの事情は知っている・・・でもだからといって男を蔑んでどうするの?私もあんたも女性のみの力で生まれてきたの?言っとくけど女性のみでは私たちはこの世にいないわ。女がいて男がいるから私達はこの世に存在をしているのよ」

 

かな子「・・・・・・」

 

ミカ「・・・それに私達のギルドの方針は何?」

 

かな子「・・・・1人はみんなのためにみんなは1人のためにお互い助けてもらい助け合う・・・」

 

ミカ「その中には、助け合いには女性しか入っていないの?」

 

かな子「・・・・いえ」

 

かな子はそれから何も言葉が出なかった。

 

ミカ「ソラにギルドマスターをやってもらうのは何もユカ姉だけの問題ではないの、今の世の中、女は男に対してどうも極端に見下す人間が多いのよ、そう言った価値観を変えるきっかけにでもなるようにソラにはギルドマスターになってもらいたいのよ」

 

ミカはそう言いソラの肩を叩き

 

ミカ「ソラ、ギルドマスターになってくれないか?」

 

ミカは真剣な顔でまっすぐとした目でこちらを見つめる。

 

ソラ「・・・・・・・」

 

ソラもミカの目を見て答えた。

 

 

 

 

ソラ「断る」

ミカ「・・・・・・・え、え、ちょ」

 

ミカは動揺した。

 

ミカ「え、ちょ、おま、この状況でその答えが出るか普通?」

 

ソラ「だってめんどくさいし、」

 

ミカ「めんどくさいって、おま」

 

ソラ「帰る」

 

そう言うと荷物を持って帰ろうとした。

 

ミカ「ちょっと、ソラ待ちなさい!」

 

ミカは引き止めようとしたが

 

ソラ「俺にはやることがあるんだよ。どうしてもやらなければならないことが・・・・」

 

ミカ「・・・・・・夜空のこと?」

 

ソラ「わかってるんなら止めるんじゃね」

 

ソラはミカの引き止めを応じずそのまま歩き出した

 

ミカ「あんたのやろうとしているのはただの自己満足よ!」

 

ソラ「うるせぇ!あんたに何がわかる‼︎」

 

ソラはダルタニャンを後にした。

 

 

 

午後12時30分

そろそろ腹が減ってきた。

 

ソラ(どこかで適当に飯を済ませるか)

 

ソラは周りをウロウロしていた時、突然何者かに背後を突かれた。

 

ソラ(なっ)

 

誰だ、気配を感じなかった馬鹿な、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「久しぶりだな、ソラ」




世界観2
・化学 この世界にもテレビやスマホは存在するが魔法の方に力を入れているためあまり化学は発達していない。

キャラクター紹介2
・大神 ミカ
・身長167cm
・歳 30歳
・所属 ギルド〝ダルタニャン〝のギルドマスター
・特徴 髪はショートで茶髪 スタイルは細身でよく赤色のジャージを着ている。
・欲しいもの 彼氏募集中

補足
大神 ミカはソラの良き理解者の1人。
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