ギルド〝レゾナンス〟
ミサト「あっ」
従業員A「どうしましたか?ミサトさん?」
ミサト「そういえばカグヤ達に言ってなかったなって」
従業員B「何か言い忘れた事があったのですか?」
ミサト「そもそもなんで図書館が閉鎖されたか知ってる?」
従業員A「図書館が老朽化したからでしょ?」
ミサト「表上はそう言われてるけど実際はあそこに地下があるのだけど魔獣が住み着いているのよ」
従業員A「え?魔獣が居るのですか⁉︎じゃあ危ないんじゃ」
ミサト「まぁでも、前に警察やギルドの人達がある程度倒したって言うし、入らないように厳重に鍵をしてるから大丈夫だと思うけど」
従業員B「なら大丈夫じゃないですか?」
ミサト「そうね、心配しすぎかしらね」
ピチャーン
水滴が落ちた音がする。
カグヤ「う・・・・う〜ん、こ、ここは」
ソラ「大丈夫か?」
カグヤ「え?はい大丈・・・・・‼︎」
カグヤはソラの膝枕していた。それに気づいき顔を赤くなった。
カグヤ「いや、あ、あのごめんなさい!私」
カグヤは手を頬に当てすごく恥ずかしそうにしていた。
ソラ「結構な高さから落ちたか・・・だか下に何故かクッションみたいな床があって大した怪我もなかったが、さて」
ここは図書館の地下か?まるで洞窟の中に居るみたいだ。そして・・・・
???「ウーーー‼︎」
カグヤ「えっ?何⁉︎何ですか、今の声⁇」
ソラ「・・・・・気をつけろ、魔獣の気配がする」
カグヤ「ま、魔獣⁈え?何でこんな所に?」
ソラ「さぁな、とにかくここから脱出するぞ」
カグヤ「待ってください、魔獣が居るのでしたら下手な行動は危険です!すぐに連絡を・・・・・あっ」
カグヤはスマホをすぐに手に取りギルドの仲間に連絡をしようとするが圏外になっていた。
カグヤ「そんな・・・・・・」
ソラ「こちらも圏外だ」
カグヤ「ど、どうしましょう」
カグヤは恐怖で怯えていた。
ソラ「連絡が取れない以上やはり脱出口を探すしかないな、行くぞ!」
カグヤ「で、でも魔獣が・・・・・」
ソラ「ならお前はここに居るか?悪いが俺は行かせてもらう」
カグヤ「えっ?あの・・・・・・」
ソラは1人で進もうとしたがカグヤが恐怖で震えていて流石に放っとけず、
ソラ「ちぃ!」
カグヤ「えっ?」
ソラはカグヤの手を握り、強引に引っ張り連れて行く。
ソラ「さっさと行くぞ!ここに居ても何か変わるわけでもねぇだろ」
カグヤ「あっ、はい」
ソラ達は脱出口を探すために進む。
魔獣「グルルルルゥ!」
カグヤ(‼︎)
ソラ(極力声に出すな、なるべく避けて行くぞ)
ソラ達は図書館の地下を徘徊している内に魔獣に遭遇する。幸いな事に色々な棚や机など隠れる所が多く魔獣も気づいていないのでなるべく接触を避けて動いていた。
ソラ(それにしてもここは一体なんなんだ?机や棚などは置いてあるが本などは一冊もない。それに地下室というよりもどう見てもここは洞窟だ。それにあの床の仕掛け、一体なんのために・・・・・・)
図書館が設立された時に作られたものか?なら何故こんな洞窟の様な地下を作ったのか?
ソラは疑問に思いながらも魔獣に見つからない様に進み、扉を発見した。
ソラ(出口か?)
扉を開いたがそこはどうやら小部屋だった。
ソラ(ハズレか・・・・・・)
ソラはカグヤ方に振り向き、かなり不安そうにしていたため一度この小部屋で休憩を取ることにした。
カグヤ「あ、あの」
ソラ「なんだ?」
カグヤ「かな子さんは大丈夫なのでしょうか?」
ソラ「さぁな」
カグヤ「⁈、心配じゃないんですか⁉︎もしかしたら魔獣に襲われているかもしれません!」
ソラ「ここにいるとは限らないだろ」
カグヤ「しかし‼︎」
ソラ「落ち着け、感情的になっても何か変わるわけでもないだろ」
カグヤ「す、すみません」
ソラ「不安な気持ちはわかるが冷静になれ。まずはここを脱出する」
カグヤ「ソラさんも不安ですか?」
ソラ「俺はねーよ、不安なんて、落ち着いたら出発するぞ」
カグヤ「すみません」
ソラ「ん?」
カグヤ「迷惑をおかけしまして」
ソラ「別に・・・・‼︎」
ソラの顔が急に強張った。
カグヤ「ソラさん?」
なんだ⁉︎今何か強い気配がここを通り過ぎた!
ソラ「・・・・・・」
しかしすぐに気配が遠くなった。
ソラ(あまり長居はしないほうがいいな)
ソラ「おい、もう大丈夫か?」
カグヤ「えっ?はいもう大丈夫です」
ソラ「なら行くぞ」
ここは洞窟?全く見えないわけではないが薄暗い、そんな中、光が差し込んでいる所がある。
これは・・・・・墓?
何か書いてある・・・・・ネロ・メロ・スラム?
この墓場っぽい所だけ光が差し込んだる。上を見上げると風を感じるのでおそらく外につながっているのかな?
それよりも、
カサカサカサカサ
かな子「あれは一体なんだったのかしら?」
かな子は扉の奥に進んだ後、何かに気になる音ががしてそのまま奥に進んだ。
そのままつられる様に奥に進むとそこには墓場っぽい物がポツンと立っている小部屋に入った。特にそれ以外特に何かがあるわけでもなくそろそろソラ達はの所に戻ろうとした時、
かな子「ん?」
カサカサカサカサ
まただ、なんの音だろ?
かな子「ん〜なんか気味が悪くなって来たわね、さっさとソラ達の所に戻ろう」
かな子は来た道を戻ろうとした時、
かな子「えっ?」
一瞬だった、体に何か紐のようなものに全身巻かれ、
かな子「何よこ・・・・・・」
ピューーー‼︎
かな子は全身紐のような巻かれた状態で何かに勢いよく引っ張られた。