ソラ「強い気配がしたと思ったら・・・・なるほどあれがボスか」
ソラは上を見上げ、巨大な蜘蛛を確認した。
カグヤ「な、なんて大きさなのでしょうか」
カサカサカサカサ
カグヤ「‼︎、数が・・・・・」
かな子「気をつけて、こいつら・・・どれだけ倒してもたくさん出てくる・・・」
ソラ「・・・・・・・」
ソラは前に出る。
カグヤ「ソラさん?」
かな子「ソラ・・・・」
ソラ(変にこだわっていても仕方がないな)
ソラは詠唱を唱えた。
ソラ「ハァァァァア、嵐よ!熱き炎と共に舞い上がれ、ファイヤートルネード‼︎」
ボォォォォォォオ‼︎
ソラのファイヤートルネードは天井にいる巨大蜘蛛に目掛けて向かっていく。
カグヤ「え?」
かな子「ソラ・・・・・あんた・・・」
ソラ「疾風の如く駆けろ!スピード‼︎」
カグヤ「きゃぁっ⁉︎」
かな子「⁉︎」
ソラは強化魔法スピードで自分の足の速さを強化し、かな子とカグヤを担いで、全速力で走り抜ける。
ゴロゴロゴロゴロ
洞窟が崩れる音がする。
かな子「ちょっと!洞窟が崩れて来てない⁈」
ソラ「崩すつもりでやったからな」
かな子「なんで⁉︎」
ソラ「ここにくる途中、出口を見つけた。さっさと脱出する」
ソラはかな子とカグヤを抱き抱えた状態で出口に向かった。
ソラ「ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
ソラ達は図書館の入り口まで逃げ込むことに成功した。
かな子「あんたね!なんであんな危険なことをするのよ!」
ソラ「あれの方が手っ取り早いだろ」
かな子「下手したら私達も巻き込まれていたわよ!」
ソラ「あのまま、まともに相手をしていたら、無事では済まなかっただろ?」
かな子「でも!」
ソラ「それにあそこはもう誰も入れないようにした方がいい、俺たちのようにまた誰か間違って入ったら、やばいだろ?」
かな子「うっ・・・確かに一理あるけど・・・・」
カグヤ「ま、まぁ皆さん無事でなによりです」
カグヤは間に入って仲介をした。
かな子「でもどうするの?ミサカさんに頼まれたアルテマ書このままだと探せないんだけど」
ソラ「今回はもう仕方がないだろ。後で事情説明し・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ‼︎
かな子「‼︎」
カグヤ「じ、地震?」
ソラ「いや・・・・・」
どーーーーーーーーーーん!!!!!
図書館が崩れ、巨大蜘蛛が地中から這い上がって来た。
プスーーーー
カグヤ「‼︎いやーーーーーーーーーぁ!!!」
カグヤは蜘蛛の糸に捕まり、勢いよく引っ張られる。
かな子「カグヤさん‼︎」
ソラ「ちぃ!」
バン‼︎
ソラは瞬時に蜘蛛の懐の中に入り顔を蹴り飛ばし、糸が途中で切れカグヤはそのまま転がる。
ソラ「虫けら分際で調子にのるなよ。ここなら全力で潰せる」
ドドドドドドドドン‼︎
ソラは至近距離でフレイムトリガーを連射した。
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー‼︎」
ソラ「ほう・・・・蜘蛛も鳴くのか?・・・どっちでもいいが騒ぎになる前に潰す‼︎」
ソラ少し下がり、
ソラ「受けな!白銀の抱擁、インヴェルノ‼︎」
水と風の性質変化、凍結魔法を発動し、冷気を集め、蜘蛛の足を氷漬けにした。
ソラ「テェメが硬いのは理解している。」
ソラは立て続けに詠唱する。
ソラ「風の刃よ切り裂け!エア・ブラスト」
シュピン!シュピン!
硬いのでまず硬い皮膚を切り取る。
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー!」
ちぃ!傷は浅いか・・・・・うっ
ソラは少しふらついた。
ソラ(・・・・・まずい、魔法はまだ慣れていないのか魔力が・・・)
ソラ「くぅ・・・・・」
魔法を連発すると疲れるのは理解していたが実戦だとここまで・・・どうする?
かな子「ハァァァァア、とりゃあ‼︎」
カグヤ「聴いて、ヴァンアロー‼︎」
バン‼︎ ボォ‼︎
ソラ「・・・・お前ら・・・・」
カグヤ「私達も加勢します‼︎」
かな子「助けられっぱなしは趣味じゃないわ!」
ソラ「下がっていろ!俺がやる‼︎」
かな子「あんた1人に任せられないでしょ!オラァア‼︎」
バン‼︎
魔獣「ピギャーーーーー」
巨大蜘蛛は凍った足でかな子に攻撃を加えようとした。
かな子「くぅ!」
かな子はそれを躱して、高くジャンプをし、蜘蛛の頭上を殴りつけようとする。
かな子「ハァァァァ‼︎」
しかし、巨大蜘蛛はすかさず蜘蛛の糸をかな子の足に付け、そのまま崩れた図書館に飛ばした。
かな子「キャァァァア!」
ドカ‼︎ドカカカカカ‼︎ ガラガラ ズズ・・・ズ
カグヤ「かな子さーーーーん!!!」
ソラ(言わんこっちゃねぇ!)
ソラ「カグヤ‼︎かな子を救出しに行け‼︎」
カグヤ「は、はい!」
ソラはそのまま巨大蜘蛛に突っ込み、カグヤはかな子の救出に向かう。
ソラ「ハァァァァ‼︎」
ドドドドン! ドドドドン‼︎
ソラ(大してダメージが入らなねぇ!どこか弱点は⁉︎)
カグヤ「かな子さんしっかり‼︎」
かな子「うっ・・・・・」
かな子は頭から血を流し、それ以外にも擦り傷が多い。
カグヤ「今、回復させます‼︎」
カグヤ「♪〜♪〜♪〜」
カグヤ「癒して、ヒーリングハイロー‼︎」
かな子「ごめん・・・なさい・・・足引っ張っちゃって」
カグヤ「大丈夫です。じっとしていてください」
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー!」
巨大蜘蛛はカグヤ達の方に向き、糸を吹きかける。
カグヤ「うっ・・・・」
かな子「まずいっ!」
ソラ「オラァァァァア!」
ソラはブレードで糸を切り裂く。
ソラ「こいつらに・・・・手ェ出したんじゃねぇ!!!」
カグヤ「ソラさん・・・・」
かな子(ソラ・・・)
ソラ「テェメの相手は俺だ!!!」
ソラは魔法の詠唱を唱える。
ソラ「更なる力を、シャープネス!」
ソラは魔法で肉体を強化し、
ソラ「まずはぁぁぁぁぁあ‼︎」
ソラは足に狙いを定め、
ソラ「ほらよぉ‼︎」
ズバァ!
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー‼︎」
ソラは凍った足を切り裂いた。
ソラ「まずは機動力をなくす!ハァァァァア‼︎」
ズバァ! ブシュ! ズバァ‼︎
ソラは次々と蜘蛛の足を切り裂いた。
カグヤ「すごい・・・・なんてすごいの」
カグヤはかな子を回復させながらソラの戦闘を見惚れていた。
かな子「私も・・・・」
かな子はまだ傷は完全に癒えていないが、それでも立ち上がり、
カグヤ「かな子さん、まだ・・・・」
かな子「援護ぐらいできるわ、カグヤさんも手伝って」
ソラ「オラァァ!」
ズバァ!
ソラは蜘蛛の足を全て切り裂き、
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー!!!」
巨大蜘蛛の目が赤くなり、殺意をむき出したかのように、牙をむき出し、足がない状態でもソラを食い破ろうと、もがいていた。
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー‼︎」
プスーーーー!
巨大蜘蛛は今までにない尋常なぐらい糸を大量に吐き出した。
ソラ「オラァァァァァア‼︎」
向かってくる蜘蛛の糸を全て切り裂こうとするが間に合わず、糸が絡みつく。
ソラ「くぅ・・・・」
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー‼︎」
巨大蜘蛛は自分の所にソラを引っ張り、口に入れようとした。
ソラ(まずい・・・・引っ張られる‼︎」
かな子「ハァァァァア ヒートウェーブ‼︎」
カグヤ「届いて、ヴィント・レーレ‼︎」
ボォォォオ! ビューーーン!
かな子のヒートウェーブが波のように炎が巨大蜘蛛の顔に向かい、カグヤの魔法がソラにまとわりついていた糸が吹き飛んだ。
ソラ「お前ら!」
かな子「援護なら任せて!」
ソラ「・・・・・・」
かな子達が援護してくれる・・・・・だが、ただ攻撃しているだけでは・・・・・ん⁈
ソラ「フレイムトリガーが・・・・・」
ソラのフレイムトリガーが光り出した。そういえば、あの魔女狩りの幹部と戦った時も似たような・・・でもあの時とは違う、何故だろう?わかる!この力の使い方が‼︎
ソラ「・・・・・・」
ソラは目を瞑り、フレイムトリガーを構え、神経を尖らせる。狙え、急所を‼︎
ソラ「・・・・・・・」
巨大蜘蛛「ピギャーーーーー!!!」
見える!・・・・・・・口の中・・・・・・・今だ!!!!!
ソラ「ハァァァァア!ジャッジメント‼︎」
ギュウウウウウウウン!!!!
フレイムトリガーからレーザーのような光の弾丸が発射され巨大蜘蛛の口の中に入り、貫通した。
巨大蜘蛛「ピ・・・・・・・」
巨大蜘蛛はそのまま動かなくなり、そして、霧のように消えていった。
ソラ「消えた⁈・・・・・・・」
今のは?・・・・・まぁ勝ったからいいか。
カグヤ「ソラさん!」
ソラ「あ?・・・・おわ⁈」
カグヤはソラに抱きつく。
カグヤ「よかったです。無事で・・・・」
ソラ「何抱きついたんだ⁈離れろ!」
カグヤ「‼︎・・・申し訳ございません!」
カグヤは顔が真っ赤になりソラから慌てて離れた。
かな子「変態」
ソラ「あぁ⁈どういう意味だ?」
かな子「そのままの意味よ・・・・・バカ」
ソラ「はぁ⁈・・・はぁ〜」
ソラは深くため息をつき
ソラ「とりあえず一度ギルドに・・・・ん?これは・・・」
ソラは巨大蜘蛛のいた場所に何か落ちているこれは・・・
ソラ「‼︎・・・これは本・・・アルテマの書⁈」
かな子、カグヤ「え⁉︎」