ダルタニャン館、
かな子「何よ、あいつ!」
ロベリア「・・・・・・」
かな子はソラの発言にイライラしていた。
かな子「ミカさんに対してあの口の聞き方、いくら身内だからって・・・」
ロベリア「悲しい目をしていた」
かな子「え?」
ロベリア「あっ、いやその目つきは鋭かったんですげど、何かこう辛そうと見えたと言うか、何か苦しんでいるように見えたと言うか・・・」
かな子「?」
かな子はロベリアの言っていることが理解できなかった。かな子にはただ口の悪い不良にしか見えなかったから。
ミカ「・・・・・・・」
ミカはソファに座り頭を上にあげ、ボーッと天井を眺めていた。
ミカ「復讐なんてやった所で何になるって言うなよ・・・」
小さい女の子「あの・・・」
ミカ「ん?どうしたの恵?」
恵「これ・・・」
恵はそう言うと写真を手渡された。
ミカ「これは・・・」
恵「あのお兄ちゃんが持っていたものなんだけど返すの忘れちゃって・・・」
その写真には昔の自分とユカ姉とソラそして、夜空が写っていた。
ミカ「あの子、まだ持っていたのね」
恵「あのどうしましょう」
ミカ「私が後で返して置くわ」
その写真にはソラと夜空が満面の笑みを浮かべていた。
ミカ(ユカ姉・・・・私はどうすれば・・・・)
ビーナス町 路地裏
人の気配がしない、2人以外は。
ソラ「・・・・・・」
???「ふっ・・・どうした?言いたいことがあるのではないか?」
俺に背を向け喋りかけてきているこの男の名は、レイブン。
かつて俺はこいつのギルドに所属していた。
レイブン「思い出すな、お前が始めて〝自由の翼〟に入ってきたのはもう5年前かぁ、あの時のお前は・・・」
ソラ「昔話を聞ききたいわけじゃない」
レイブン「なぜ俺がギルドから突然〝自由の翼〟から消えたのかだろ」
ソラ「・・・・・・あんたに一体何があったんだ?なぜ俺たちを見捨てた?」
レイブン「見捨てたか・・・」
レイブンはこちらに向き
レイブン「見捨てたわけではない、もう必要が無かっただけだ俺もお前も」
ソラ「!・・・・本気で言っているのか」
レイブン「現にお前はもう俺に守られる存在でもないだろう、それに突然消えた理由は今のお前と同じ目的があるからだ。」
ソラ「目的?」
レイブン「ネメス」
ソラ「‼︎」
レイブンも俺と同じネメスを殺すこと?
レイブン「知っているかソラ?約50人以上だ。お前の妹と同じ眠りについているのは、」
ソラ「!・・・・まさかそいつら全員」
レイブン「そう、ネメスの仕業だろうな」
ソラ「くぅ!」
ソラは拳を握りしめて怒りを込み上げていた。夜空以外にも50人以上も・・・
レイブン「そしてここにいるのも偶然ではないよソラ」
ソラ「?、どういう意味だ?」
レイブン「この街にいるんだ・・・・ネメスが」
ソラ「何‼︎そいつはどこにいる!」
ソラはレイブンに近づきレイブンの胸ぐらを掴み問いただす。
レイブン「この街の由来は知っているか?初めて女神マーテルが降臨した場所でもある。」
ソラ「そんなことはどうでもいい、奴はどこにいる!」
レイブン「マーテル神殿。」
ソラ「‼︎」
レイブン「今のマーテル神殿は街の結界より外にあるが、奴はそこにいる」
ソラはレイブンの胸ぐらから手を離し不敵な笑みを浮かべる。
ソラ「くくくくく・・・そうか・・・そうか‼︎奴があそこに」
レイブン「行くのであれば準備していくんだな。あの辺りは魔獣がうろついている、そのせいで今はあまり人も・・・」
ソラ「どうでもいい、奴以外など、どうでもな‼︎」
ソラはレイブンに背を向けそのままマーテル神殿に向かった。
レイブン「・・・・・・ソラお前は・・・・」
世界観3
・結界 魔獣対策として街に入られないように、化学装置を街にセットし魔力を注入し、結界を張っている(ただし範囲制限があるため全ての街を包むことができない。装置の数も限定されているため、廃墟になっている建物も多い)
キャラクター紹介3
・レイブン
・身長183cm
・歳 ?
・所属 元ギルド〝自由の翼〟ギルドマスター
・特徴 ガタイが良い方で、左腕は常に包帯でぐるぐる巻きにしている
補足
レイブンの立ち位置は.hack//G.U.のオーヴァン的存在