ブレイド・ハーツ   作:ライトディーガ

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2話 レイブン

ダルタニャン館、

 

かな子「何よ、あいつ!」

ロベリア「・・・・・・」

 

かな子はソラの発言にイライラしていた。

 

かな子「ミカさんに対してあの口の聞き方、いくら身内だからって・・・」

 

ロベリア「悲しい目をしていた」

 

かな子「え?」

 

ロベリア「あっ、いやその目つきは鋭かったんですげど、何かこう辛そうと見えたと言うか、何か苦しんでいるように見えたと言うか・・・」

 

かな子「?」

 

かな子はロベリアの言っていることが理解できなかった。かな子にはただ口の悪い不良にしか見えなかったから。

 

ミカ「・・・・・・・」

 

ミカはソファに座り頭を上にあげ、ボーッと天井を眺めていた。

 

ミカ「復讐なんてやった所で何になるって言うなよ・・・」

 

小さい女の子「あの・・・」

ミカ「ん?どうしたの恵?」

恵「これ・・・」

 

恵はそう言うと写真を手渡された。

 

ミカ「これは・・・」

 

恵「あのお兄ちゃんが持っていたものなんだけど返すの忘れちゃって・・・」

 

その写真には昔の自分とユカ姉とソラそして、夜空が写っていた。

 

ミカ「あの子、まだ持っていたのね」

 

恵「あのどうしましょう」

 

ミカ「私が後で返して置くわ」

 

その写真にはソラと夜空が満面の笑みを浮かべていた。

 

ミカ(ユカ姉・・・・私はどうすれば・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビーナス町 路地裏

 

人の気配がしない、2人以外は。

 

ソラ「・・・・・・」

???「ふっ・・・どうした?言いたいことがあるのではないか?」

 

俺に背を向け喋りかけてきているこの男の名は、レイブン。

かつて俺はこいつのギルドに所属していた。

 

レイブン「思い出すな、お前が始めて〝自由の翼〟に入ってきたのはもう5年前かぁ、あの時のお前は・・・」

ソラ「昔話を聞ききたいわけじゃない」

レイブン「なぜ俺がギルドから突然〝自由の翼〟から消えたのかだろ」

ソラ「・・・・・・あんたに一体何があったんだ?なぜ俺たちを見捨てた?」

 

レイブン「見捨てたか・・・」

 

レイブンはこちらに向き

 

レイブン「見捨てたわけではない、もう必要が無かっただけだ俺もお前も」

ソラ「!・・・・本気で言っているのか」

 

レイブン「現にお前はもう俺に守られる存在でもないだろう、それに突然消えた理由は今のお前と同じ目的があるからだ。」

 

ソラ「目的?」

 

レイブン「ネメス」

 

ソラ「‼︎」

 

レイブンも俺と同じネメスを殺すこと?

 

レイブン「知っているかソラ?約50人以上だ。お前の妹と同じ眠りについているのは、」

 

ソラ「!・・・・まさかそいつら全員」

 

レイブン「そう、ネメスの仕業だろうな」

 

ソラ「くぅ!」

 

ソラは拳を握りしめて怒りを込み上げていた。夜空以外にも50人以上も・・・

 

レイブン「そしてここにいるのも偶然ではないよソラ」

 

ソラ「?、どういう意味だ?」

 

レイブン「この街にいるんだ・・・・ネメスが」

 

ソラ「何‼︎そいつはどこにいる!」

 

ソラはレイブンに近づきレイブンの胸ぐらを掴み問いただす。

 

レイブン「この街の由来は知っているか?初めて女神マーテルが降臨した場所でもある。」

 

ソラ「そんなことはどうでもいい、奴はどこにいる!」

 

レイブン「マーテル神殿。」

 

ソラ「‼︎」

 

レイブン「今のマーテル神殿は街の結界より外にあるが、奴はそこにいる」

 

ソラはレイブンの胸ぐらから手を離し不敵な笑みを浮かべる。

 

ソラ「くくくくく・・・そうか・・・そうか‼︎奴があそこに」

 

レイブン「行くのであれば準備していくんだな。あの辺りは魔獣がうろついている、そのせいで今はあまり人も・・・」

 

ソラ「どうでもいい、奴以外など、どうでもな‼︎」

 

ソラはレイブンに背を向けそのままマーテル神殿に向かった。

 

 

 

 

 

レイブン「・・・・・・ソラお前は・・・・」

 

 

 

 

 




世界観3
・結界 魔獣対策として街に入られないように、化学装置を街にセットし魔力を注入し、結界を張っている(ただし範囲制限があるため全ての街を包むことができない。装置の数も限定されているため、廃墟になっている建物も多い)
キャラクター紹介3
・レイブン
・身長183cm
・歳 ?
・所属 元ギルド〝自由の翼〟ギルドマスター
・特徴 ガタイが良い方で、左腕は常に包帯でぐるぐる巻きにしている

補足
レイブンの立ち位置は.hack//G.U.のオーヴァン的存在
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