クロエと出梨が交戦している数分前・・・
ソラ「避難はしない・・・それよりもあんたに探してほしいというかこれを見ろ」
キリカ「え?これって爆発した後の残骸じゃないの?」
幸いにもその場には誰もおらず爆発していた。
ソラ「この爆弾は十中八九時限爆弾だ、遠隔操作もできるみたいだがこの形式は・・・・すぐには爆発をしないようにしているな」
キリカ「そんなことわかるの?」
ソラ「前に似た様なものを見たことがある、おそらくすぐに爆発させるともし、自分が間違えてスイッチを押してしまった時、巻き込まれる恐れがあるからな。第1いつでも爆発ができるならもっと人を巻き込むだろ?二階の爆発した所はそもそも人がいないのに爆発している」
キリカ「だとしても爆弾を止める方法は・・・」
ソラ「・・・この監視カメラどこから見ているかわかるか?」
キリカ「ん?監視カメラ・・・!、そうか」
ソラ「さっきも一階でも監視カメラがある所で爆発していたな、誰かが見ているはずだ。どこで監視カメラを見ているか場所さえ特定できれば・・・」
キリカ「分かった!ここの責任者に聞いてみる‼︎」
キリカはそういうとすぐさま走り始めた。
ソラ「おい!・・・まぁいい、とにかく爆弾を止めなければ」
あの人には避難をやって欲しかったが仕方がないさて、こんなでかいショッピング・モールでもし崩壊するぐらいの爆弾を用意していたらまずいな・・・さてどうする?
恵「ソラお兄ちゃん‼︎」
ソラ「!何しにきた!早く避難していろ」
恵「私も手伝うよ!」
ソラ「お前に何ができる⁈」
恵「私の力で爆弾を探す!」
ソラ「何⁉︎爆弾の位置を特定できるのか?」
恵「うん!私の力なら・・・・・力を貸して!」
恵の周りに光が集まる。
ソラ「これは一体・・・」
恵「みんな爆弾の位置を探して」
恵に集まっていた光がそのまま飛び散った。
ソラ「・・・魔法なのか今のは」
恵「う〜と魔法とは違うかな、せいれいじゅつってミカお姉ちゃんがいってた」
ソラ(精霊術?聞いたことがないが・・・・いや今は)
ソラは恵の頭を撫でる。
恵「あっ」
ソラ「悪かった、一緒に爆弾を探してくれ」
恵「‼︎・・・うん!」
ピポパポーーーーン
アナウンス「ご来場の皆様に連絡です。店内に爆弾が仕掛けられています。従業員に従って慌てず避難してください」
周りの人間は大騒ぎになり、パニック状態に陥っていた。
恵「ソラお兄ちゃん・・・」
ソラ「心配するな、いざとなればお前を担いで全力で逃げてやる」
恵「うん・・・あ!」
再び光が恵の所に集まってきた。
恵「・・・・・・うん・・うん・・わかったありがとう」
ソラ「わかったのか?」
恵「うん、三階の男子トイレに一つ、屋上に一つ、そして・・・隠し通路の奥に一つ?」
ソラ「隠し通路?」
恵「うん!・・・あとその隠し通路に犯人らしき人がいるらしいって」
ソラ「‼︎・・・何⁈その隠し通路はどこにある!」
恵「えっと・・・二階の非常口に隠し通路があるみたい」
ソラ「よし!」
ソラはすぐに駆けつけようとしたが、
恵「待ってソラお兄ちゃん、誰かもう1人いるみたい・・・この人はどうやら犯人を捕まえようとしていたみたい」
ソラ「どんなやつだ!」
恵「糸目をしたロング髪をした女性だって」
ソラ「糸目の・・・・・・わかった、犯人は後回しだ、まずは三階のトイレからだ」
恵「え?あ、わかった」
ソラと恵は急いで三階に上がった。
ショッピング・デルタ 三階 男子トイレ
カチカチカチカチ
ソラ「これか・・・」
鞄がある・・・音がするな、間違いなく爆弾が入っているな
恵「ソラお兄ちゃん・・・」
ソラ「下がってろ」
ソラはすぐさま鞄を開き爆弾をチェックする。
ソラ「・・・・・なるほど」
恵「ソラお兄ちゃん、大丈夫?」
ソラは鞄の中にある爆弾に手を入れ、
ソラ「・・・・・・・・よし」
カチ、
ソラ「よし、OKだ」
恵「すごい!解除できたの⁈」
ソラ「この手の事は昔、知り合いに教えてもらったからな・・・・次行くぞ!」
恵「うん‼︎」
ソラはすぐに屋上に向かう。
ショッピング・デルタ 屋上
ソラ「あった!」
屋上のド真ん中に爆弾が仕掛けられていた。
ソラ「‼︎・・・これは⁉︎」
恵「ソラお兄ちゃん?」
ソラ(さっきまでとは違う・・・・これが爆発すればかなりの被害が出る・・あと30秒‼︎)
恵「ソ、ソラお兄ちゃん」
ソラ「・・・・・・・」
まずい・・・・この形式はわからない・・・残り25秒・・・
ソラ「くぅ・・・・・」
恵「ソラお兄ちゃん・・・・」
恵だけでも・・・・・いや・・・・・
ソラ(落ち着け・・・クレバーになれ・・・構造が少し違うだけだ・・・冷静になれば・・・・」
カチカチカチ
ソラ一つ一つ丁寧に解除していった。
カチカチカチカチ
ソラ(残り一つ・・・・・・あと8秒)
恵「・・・・・ゴクン」
ソラ「・・・・・・・」
左の線、右の線どっちを切る!・・・残り5秒
ソラ(くそ・・・最後の最後で・・・)
こうなったら恵を・・・・・
恵「左だよ!ソラお兄ちゃん‼︎」
ソラ「!!!」
ソラは咄嗟にいつも持っているナイフで左の線を切る。
カチ・・・・・・・・・
ソラ「・・・・・・ふぅ」
どうやら爆弾は止まったみたいだ。
ソラ「よくわかったな、恵」
恵「え?いやあの・・・・あは、あははは」
ソラ「おま、まさか適当に言ったのか⁉︎」
恵「ご、ごめんなさい」
ソラ「はぁ〜、まぁいい止まったのは事実だし」
ソラは恵の頭を撫で、
ソラ「ありがとな、恵」
恵「うん‼︎」