ブレイド・ハーツ   作:ライトディーガ

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35話 小さな亀裂

ロベリア「ソラさん!大丈夫ですか⁉︎」

 

数時間後・・・・キリカがいる部隊やミカ達が結界の外、工場跡地に到着した。どうやら、かな子が助けを呼んだらしい。(テータは応急処置をした後すぐにどこかに行った。)

 

ソラ「大丈夫だ・・・これぐらい」

 

ロベリア「じっとしていてください!すぐに治療をします」

 

ロベリアは杖を持ちソラに回復魔法をする。

 

キリカ「それにしてもまさかあの高岡 ケイゴを捕まえるなんて・・・ソラくん、君は一体何者?」

 

ソラ「別に・・・前まで賞金首狩りをやっていただけだ」

 

今もボチボチやってるけどな。

 

キリカ「軍の人達でも手を出せなかったって聞いてたけど・・・」

 

ソラ「・・・あんたこんな所でぼーっとしてていいのか?」

 

キリカ「?」

 

先輩「コラーーーーーー‼︎キリカ何をしている‼︎」

 

キリカ「やば!先輩だ・・・ソラくん、ロベリアちゃんにちゃんと傷の手当てしてもらってね」

 

キリカは手を振り、急いで先輩の所に走った。

 

ロベリア「あはは、大変そうですね」

 

ソラ「・・・ふん」

 

ミカ「・・・・・・」

 

ミカは不機嫌な顔でソラに近づく。

 

ロベリア「ミカさん?どうかしましたか?」

 

ソラ「・・・なんだ?俺をじっと見て」

 

パチン!

 

ソラ「!」

 

ロベリア「ミカ・・さん?」

 

ソラはミカにビンタをされた。

 

ミカ「・・・あんた・・・なんでかな子の居場所がわかったのならすぐに連絡してこなかったの?」

 

ソラ「あ?そんな余裕がなかったんだよ。相手はAランクの賞金首だった・・・」

 

ミカ「うそよ・・・」

 

ミカはソラの胸ぐらを掴む。

 

ロベリア「ミカさん、何を・・・」

 

ミカ「そんなに危険な相手なら尚更なんで連絡してこなかったのよ!!!」

 

ソラ「うるせぇ!!!!」

 

ソラはミカの手を振りほどく。

 

ソラ「テェメが来て、なんかなったのか!!!ああ!!!いても足手まといになるだけだろうが!!!」

 

ミカ「っ‼︎・・・だったらま・・・・」

 

ソラ「待ってろってか?警察か軍が来るまで?そんなの待ってたら間に合ったか‼︎」

 

ミカ「そ、それは・・・・・」

 

ソラ「それは?なんだ‼︎答えろよ!!!」

 

ロベリア「やめてください!!!」

 

ロベリアは泣きそうな声でソラ達の会話に入り込んだ。

 

ロベリア「かな子さんも・・・ソラさんも無事だったのですから・・・ケンカは・・・やめてください」

 

ソラ「ちぃ!」

 

ソラは傷を癒えないままそのままどこかに行こうとする。

 

ロベリア「ソラさんまだ傷が・・・」

 

ソラ「ほっとけ!!!」

 

タ、タ、タ、タ、

 

ソラはそのまま立ち去った。

 

ロベリア「あ、ソラさん・・・ミカさん!」

 

ミカ「・・・あ〜のバカ・・・なんであの子はいつも・・・」

 

ロベリア「ど、ど、どうしましょう⁈」

 

ミカ「・・・ロベリア、ソラについて行って」

 

ロベリア「え、え?」

 

ミカ「いいから行きなさい」

 

ロベリア「あ、は、はい!」

 

ロベリアはソラの後を追って行った。

 

ミカ「・・・・・・」

 

ソラ・・・あんたなんで・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タ、タ、タ、タ、タ

 

ソラ「・・・・・・」

 

ロベリア「はぁ、はぁ、そ、ソラさん待ってください」

 

ソラ「ついて来るな」

 

ロベリア「ダメですよ、そんなに傷があるのに放っておける訳ありません!」

 

ソラ「・・・・・」

 

ロベリア「ソラさん・・・ソラさんの言うことも間違ってはいません・・・でもかな子さん達を見つけたのなら一言連絡ぐらいはしてくれたって良かったんじゃないですか?」

 

ソラ「・・・・・」

 

ロベリア「ソラさんは無理に一人で戦おうとしているように見えます。もっと私を頼っても・・・・」

 

ソラ「さっき言わなかったか、足手まといなんだよお前らは!」

 

ロベリア「そ、そんな事は・・・」

 

ソラ「前の魔女狩り戦いの時」

 

ロベリア「え?」

 

ソラ「この際だから正直言ってやるよ・・・あの時邪魔だったんだよお前は・・」

 

ロベリア「え・・・あ・・」

 

ソラ「あの時、俺が傷をくらったのもテェメのせいだから、なあの警察官の女もテェメを庇って敵の攻撃をくらってたな」

 

ロベリア「そ、それは・・・」

 

ソラ「お前はあの戦いで役に立ったか?」

 

ロベリア「うっ・・・」

 

ソラ「いらねぇだよ、お前らなんて・・・頼れだ?役に立ってから言え‼︎」

 

ロベリア「・・・・・・」

 

「役立たず‼︎」 「あんたなんていらない存在なのよ」

 

ロベリア「私は・・・・」

 

ソラ「あ⁈」

 

ロベリア「違う・・・私は・・・・いらない存在じゃ・・・ない」

 

ロベリアは突然涙を流す。

 

ロベリア「頑張るから・・・役立たずに・・・ならないから・・・・お願い・・・一人に・・・しないで・・う、う」

 

ソラ「お、おい」

 

様子がおかしい・・・

 

ロベリア「私を・・・見てよ・・・私を・・・」

 

ソラ「おい‼︎しっかりしろ!」

 

ロベリア「・・・・はっ」

 

ロベリアはふと我に返った。

 

ロベリア「私は・・・・・」

 

ソラ「ちぃ!・・・テェメといると調子が狂う」

 

ソラはその場で座り、

 

ソラ「ほら・・・テェメの治療を受けてやる」

 

ロベリア「ソラさん・・・」

 

ソラ「なんだ、やらねぇのか?」

 

ロベリア「い、いえ、やります!」

 

ソラ(くそ・・・なんだってんだよ)

 

ソラは思い通りにいかないのかかなり苛立ちを覚える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後・・・かな子は父親を病院に連れて行き、恵も一緒について行った。レスと言う少女は、警察に保護され、親元が誰か探している。

キリカとその部隊は高岡 ケイゴ含む、5人の男を確保し、そのまま連行する。ソラ達は、ロベリアはソラに病院行くことを進めたがソラはそれを拒否し、タルダニャン館に帰宅することになった。

 

 

 

ロベリア「・・・・・」

 

ソラ「・・・・・」

 

ミカ「・・・・・」

 

ロベリア「そ、ソラさん本当に大丈夫ですか?」

 

ソラ「・・・・・」

 

ミカ「・・・・・」

 

ロベリア(う〜気まずいです〜)

 

ロベリア「き、今日の晩飯どうしましょうか?」

 

ソラ「・・・・なんでもいいじゃねぇか?」

 

ミカ「・・・・そうね」

 

ロベリア(う〜、う〜、かな子さーん、恵ちゃん、助けて〜)

 

ミカ「・・・・・ん?」

 

ロベリア「どうしましたか?ミカさん?」

 

ミカ「誰か来ているみたいね」

 

ロベリア「え?」

 

扉は少し開いていて、電気が点いている。鍵を閉め忘れは多々あるが(主にミカが)しかし、電気の切り忘れは滅多にない。

ソラ達は確認する為にタルダニャン館に入る。

 

糸目の女性「こ、こんばんわ〜」

 

銀髪で凛々しい女性「すまない、勝手に上がらさせてもらっている」

 

ミカ「本当に勝手ね・・・・?」

 

この女性どこかで・・・・・

 

ロベリア「あ・・・・」

 

ミカ「ロベリア?」

 

ロベリア「あ・・・え?なんで?え?」

 

糸目の女性「えっと・・・」

 

ソラ「・・・・・・」

 

銀髪で凛々しい女性「そうだな・・・まずは自己紹介からか?私の名はアイサ・F・クルセイド、マーテル軍中将にしてマギカ学園の服校長を務めている」

 

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