ブレイド・ハーツ   作:ライトディーガ

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35.5話 俺は初めて・・・人を殺した

約4年前

 

ソラ「ここか?テータ?」

 

テータ「ああ、間違いない」

 

俺とテータは今、あるアジトに潜入を試みようとしている。

 

テータ「情報によればここには賞金首510万もかけられている。桐崎 真蔵と言う奴が立てこもっているはずだ。男女平等を訴えながら裏では強盗殺人、強姦殺人などわかっているだけで10件の事件を起こしている」

 

ソラ「まったく・・・何が男女平等だ・・・犯罪者になったら世話ねーな」

 

テータ「気をつけろ、相当クズ野郎だかそこそこ強いって噂だぜ」

 

ソラ「どちらにせよ、こう言う輩がいるとこっちも困る。必ず捕まえる」

 

???「お兄ちゃん!テータさん!」

 

ソラ「‼︎夜空⁈なぜこっちに来たんだ?」

 

夜空「やっぱり、二人だけだと危険だってレイブンが・・」

 

ソラ「だからってお前が来ることがないだろう。レイブン自身に来させるか、楓さんあたりをこっち呼べば良かったろ?」

 

夜空「今、最近出てきた、名前はわからないけど魔女を狩るんだとか訴えかけている族が今、近くの村を襲っているから、レイブン達が今、村の人たちを守って戦ってる」

 

ソラ「そんな事は聞いてねぇぞ、なら俺達も・・・」

 

夜空「ううん、レイブンが「ここは俺たちが引き受ける、ソラ達にはそのまま、アジトに籠っている桐崎 真蔵の身柄を拘束を頼む」って」

 

ソラ「・・・・・」

 

テータ「ま、レイブン達なら大丈夫だろ、俺達は、俺達の成すべき事をしよ」

 

ソラ「わかった・・・夜空、お前は」

 

夜空「大丈夫だよお兄ちゃん、私はサポートに徹底するから」

 

ソラ「・・・テータ、夜空を守りながら行くぞ」

 

夜空「大丈夫だって!お兄ちゃんは心配性なんだから」

 

テータ「まぁまぁ、ソラは夜空ちゃんの事が大切だから自然と心配になっちゃうんだよ」

 

ソラ「テータ、お前は死んでもいいから夜空を守れ」

 

テータ「ええ!ひど!」

 

こうして、ソラ達はアジトに潜入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソラ(テータ、敵の数は?)

 

テータ(ざっと10って所だ、どうする?このまま隠れながら進むか?それとも人数自体多いわけではないから正面突破もありだぞ?)

 

ソラ(確かに・・・ここのいる奴ら以外の気配は上の階に一人だけ・・・よし!)

 

男A「まったく・・・いつまでここにいなきゃいけないんだ?」

 

男B「仕方ないだろ?桐崎さんがヘマしてしまって今じゃお尋ねものだ」

 

男C「まさか俺たちまで巻き添いを食らうなんて・・・」

 

男D「仕方ないだろ、足がついちまったんだから・・・」

 

男A「俺はとにかく、ここから・・・・‼︎」

 

シュバ!

 

男A「がは‼︎」

 

バタン!

 

男B「な、なんだ?」

 

男C「ま、まさか、警察か?」

 

ソラ「いいや、ギルドの人間だ」

 

男D「子供?」

 

男E「ガキが!何して・・・ぐは!」

 

バタン!

 

テータ「油断したらあかんで〜」

 

男B「ちぃ、何者かは知らんが向かいうて!」

 

男達「「「おおお」」」

 

テータ「さっさと片付けるぞ!」

 

ソラ「すぐに終わらせる!」

 

バキ!ドカ!がっ!バコ‼︎

 

 

ソラ「・・・・この程度・・・素手で十分だ」

 

テータ「相変わらず、強いね〜、もう、俺なんざ手も足も出ねぇだろうな」

 

ソラ「ふん・・・夜空、縄はあるか?」

 

夜空「うん!準備してるよ」

 

ソラ「貸してくれ、こいつらを動けなくする」

 

ソラ達は男達を縄で縛る。

 

テータ「・・・さて、ソラ本当に後一人か?」

 

ソラ「俺が感じるに上の階にいる奴一人だ」

 

テータ「ならこの勢いで進むか」

 

ソラ「夜空、さっきの様に物陰に隠れて、いざって時に援護を」

 

夜空「うん、わかった!」

 

ソラ「行くぞ!」

 

ソラ達は上の階に急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソラ「・・・・ここだ」

 

上の階に上がり、複数の部屋があったが男のいる部屋はきっとここだ。

 

テータ「・・・・・どうする?ソラ」

 

ソラ「特に小細工など必要ない」

 

ドン‼︎

 

ソラは勢いよく扉を開け、すぐに双銃を構える。

・・・目の前になにかブツブツ言っている男がいる。

 

???「こんなはずでは・・・こんなはずでは・・・俺はただ・・・」

 

ソラ「・・・桐崎 真蔵だな?」

 

桐崎「だ、誰だ⁈」

 

ソラ「俺達はギルドの人間だ・・・悪いけど大人しく捕まってもらう」

 

桐崎「ぎ、ギルドの人間がなぜこんな所に⁉︎」

 

ソラ「お前には、すでに賞金首510万もかけられている、この近くに潜伏していると情報があり、俺たち、〝自由の翼〟がお前を拘束にきた」

 

桐崎「〝自由の翼〟⁈・・・あの男女差別を訴えかけているギルドか?な、なぁ話を聞いてからよ」

 

ソラ「あ?」

 

桐崎「違うんだ!俺はやっていない!騙されただけなんだ!俺もお前たちと一緒で男女平等を願っている人間だ‼︎」

 

ソラ「やっていない?騙された?どういう意味だ?」

 

桐崎「女が・・・アリスって女が俺に接近してきて、俺はその女に恋をし、2人で同居して居たんだが・・・ある日突然、アパートに帰るとアリスが居なくなってて代わりに違う女がいて居て・・・そしてその女がなぜか死んでたんだ‼︎俺はそれから殺人の容疑をかけられ、それだけではなく、俺の仲間もみんな何故か殺人の容疑にかけられて・・・俺は・・・俺は何もやっていない‼︎頼む信じてくれ!!!」

 

ソラ「・・・・・・」

 

テータ「・・・・・ソラ」

 

ソラ「この人・・・嘘はついていないな」

 

桐崎「‼︎」

 

テータ「・・・わかるのか?」

 

ソラ「嘘をついていたら大体分かる。この人は精神が不安定だが真実を話そうとしている」

 

桐崎「し、信じてくれるのか」

 

ソラ「ああ、だが一応、大人しく一緒にきてくれ。そこでちゃんと詳しく話を聞きたい」

 

桐崎「わかった!一緒に・・・・がっ」

 

ソラ「⁉︎」

 

桐崎は突然自分の首を掴み、苦しそうにする。

 

桐崎「が・・・・・は・・・」

 

テータ「お、おいしっかりしろ!」

 

ソラ「‼︎・・・テータ、下がれ‼︎」

 

テータ「‼︎」

 

桐崎「ウガーーーー‼︎」

 

パリン!

 

桐崎は近くにあった酒瓶をテータに投げつけた。

 

テータ「なんだいきなり!」

 

ソラ(・・・・精神崩壊?何故いきなり?)

 

桐崎「あーーーー」

 

テータ「おわっ」

 

ソラ「テータ!一旦こいつを拘束する!手伝え」

 

テータ「わかった!」

 

ソラとテータは桐崎を捕まえようとするが桐崎の力が強く振りほどかれる。

 

ソラ「ちぃ!」

 

テータ「くぅ・・・・!まずい‼︎」

 

ソラ「‼︎夜空⁉︎」

 

夜空「⁈」

 

桐崎は物陰に隠れていた夜空に襲いかかる。

 

桐崎「うわーーーー!」

 

夜空「キャーーー‼︎」

 

ビリ!

 

桐崎は夜空の倒し、倒れた、夜空の上に乗り、服を破く。

 

夜空「いや!何するの‼︎」

 

桐崎「ハァーーー!」

 

ソラ「テェメーーーー‼︎」

 

ゴン‼︎

 

ソラは怒りを露わにし、桐崎を殴りつける。しかし、

 

ソラ(⁉︎・・・微動だにしない⁈)

 

ソラの渾身の一撃も桐崎は血を流すがそのまま夜空の胸を触り、

 

夜空「いや・・いや・触らないで・・・」

 

ソラ「離せ!!!貴様‼︎」

 

ソラは殴り蹴り飛ばすが出血をするが桐崎はまるで痛みを感じないそぶりを見せていた。

 

桐崎「あーーーあーーー」

 

桐崎はついにスカートも破こうとし、

 

夜空「いや・・・いや・・お兄ちゃん・・助けて・・」

 

ソラ「・・・・・殺す」

 

ガチャ

 

ソラは双銃を桐崎の頭に向け、

 

ソラ「妹に・・・・・手を出すなーーーーー!!!!」

 

 

パーーン‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピチャ

 

夜空「・・・・・・・え?」

 

夜空は気がつくと上に乗っかっていた桐崎の頭部がなくなり、自分の体の周りは血だらけになっていた。

 

ソラ「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・うっ」

 

ソラは我に返り、手を震えていた。殺した?人を始めて・・・魔獣なら何度か殺してきている・・・でも人を殺すのなんて・・・

 

ソラ「う・・・・がっは・・・・」

 

ソラはその場で座り込み、突然吐き気が襲い嘔吐する。

 

気持ち悪い・・・違うのか・・・こんなにも・・・魔獣を殺すのと・・・人を殺すのは・・・・

 

テータ「ソラ‼︎夜空ちゃん‼︎」

 

テータは慌ててソラに近づく。

 

テータ「大丈夫か⁈しっかりしろソラ‼︎」

 

ソラ「・・・あ・・・・ああ・・・だい・・・丈夫だ・・夜空は?」

 

テータ「夜空ちゃん!今・・・」

 

テータは桐崎の死体を退かし、夜空を抱き抱える。

 

テータ「夜空ちゃん、大丈夫か⁉︎」

 

夜空「はい・・・・それよりもお兄ちゃんを・・・」

 

テータ「・・・・・ソラ・・・」

 

ソラ「・・・・・・」

 

ソラは地面にを見たまま虚ろの目になっていた。

 

夜空「・・・・お兄ちゃん・・・大丈夫だよ・・・私は・・大丈夫だよ・・・」

 

夜空はソラに抱きつき、耳元で囁く。

 

ソラ「夜空・・・お、俺・・・・」

 

夜空「大丈夫・・・・何があっても私はお兄ちゃんの味方だよ・・・だから心配しないで」

 

ソラ「う・・・う・・・」

 

ソラは夜空に抱かれたまま涙をこぼす。

 

テータ「・・・・後の事は俺がやって置く、夜空ちゃんはソラを見ていてくれ」

 

夜空「はい・・・・よろしくお願いします」

 

テータは桐崎の死体を下の階に下ろし、夜空はソラが落ち着くまで抱きついていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不敵に笑う女性「クス・・・・ふふふふふ」

 

もう1人不敵に笑う女性「く、く、く、いきなり国からいなくなったと思ったら何をしているのマリア・・・いやアリスって言った方がいいのかな?」

 

マリア「マリアでいいわ・・・・たまにはいいじゃない、こういう遊びも・・・・」

 

もう1人不敵に笑う女性「く、く、く、く、まったく悪趣味ね、マリアは・・・」

 

マリア「クス、あんたには言われたくないわ・・・残酷な天使、シェムハザ」

 

シェムハザ「く、く、く、く、私ならもっと残虐に残酷に殺すわよ堕天使マリア」

 

マリア「そぉ・・・でももう国に帰らなきゃね・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリア「さて、人間を不幸にしましょうか。クス」

 

 

 

 

 

 

 

 

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