幸村神社
ソラ「・・・・・」
ここに来るのもかなり久しぶりだな・・・3年ぶりか?
ソラ「・・・変わっていない・・・まぁ、3年程度でそうそう変わる事なんてないか・・・」
俺は・・・どうだろ、変わったのか?
???「浮かない顔をしているな」
ソラ「‼︎」
この声は・・・レイブン⁉︎
ソラ「見つけだぞ。レイブン!」
レイブン「少しは強くなったか?・・・いや、まだ力を使えていないか・・・」
ソラ「何を言っている⁉︎」
レイブン「ふっ・・・いや・・なんでもない、それで俺に何か用か?」
ソラ「・・・夜空について・・・お前・・・治す手段知っていただろ」
レイブン「知っていた・・・と言えばどうする?」
ソラ「なぜ言わなかった?」
レイブン「今のお前には無理だからだ」
ソラ「⁈」
レイブン「今のお前は力をまだ覚醒させていない・・・普通の力ではな」
ソラ「もう一つ聞きたいことがあったな・・・この力はなんだ?答えろ!」
レイブン「・・・魔神の力だ」
ソラ「魔神・・・だと?」
レイブン「そうだ、憤怒、嫉妬、背信、逃避、虚無、傲慢、利己そして支配欲・・・お前の司る力は憤怒だ」
ソラ「憤怒・・・」
レイブン「まだほとんど力を使えていないようだがな」
ソラ「何故俺にこんな力が?」
レイブン「かつての戦争の負の遺産というべきだろうな・・・」
レイブンはそう言うと、どこかに行こうとする。
ソラ「待て!レイブン‼︎」
レイブン「夜空を目覚めさせたければまずば最低でもその力を使いこなすことだ」
ソラ「‼︎」
レイブンは姿を消した。
ソラ「・・・レイブン・・・お前は何を知って、何のために今、行動をしている?・・・・」
ソラは上を見上げ、ただ空を見上げながら途方にくれる。
ビーナス町 公園
午後18時10分
ソラ「・・・・・・」
この公園はタルダニャン館に行く前に時間が来るまで時間を潰していた所か・・・
ソラ「はぁ〜」
ソラは考える。 魔神の力、夜空を眠りから覚ませる手段、その鍵はネメス・・・
ソラ「・・・どちらにしても奴とはまた、対峙しなければならないか・・・」
しかし、今の力でどうにかできるのか?そもそも奴の居場所は?・・・
ソラ(今の俺では・・・)
レイブン『まだほとんど力を使えていないようだがな』
ソラ?『お前はまだ弱ぇ!』
ソラ「⁉︎」
ソラは頭を抱えた。弱い・・・俺は・・・
プルルルルルル!
?・・・電話?・・・誰からだ?
ソラ「・・・・・もしもし」
恵「ソラお兄ちゃん!」
恵からだ、おそらくタルダニャン館の電話機からだろう。
ソラ「どうした?」
恵「ソラお兄ちゃん、かな子お姉ちゃんと一緒にいる?」
ソラ「?、いや、一人だが」
恵「かな子お姉ちゃんがまたいなくなっちゃったの、今日の朝、ソラお兄ちゃんが出かけてその後ぐらいにかな子お姉ちゃんも病院に行ったきり、帰ってこなくて、スマホにも連絡したんだけど全然連絡が取れなくて・・・」
ソラ「・・・病院には?」
恵「病院にも連絡したけど、いないって・・・どうしようソラお兄ちゃん」
ソラ「ババ・・・ミカとロベリアは?」
恵「ミカお姉ちゃんは、念のため病院に行って確認して来るって、ロベリアお姉ちゃんはまだ学校に行っててすぐ帰って来るって」
ソラ「わかった、俺も捜索する、恵は館で待機し、もし何かあったら連絡する」
恵「わかった」
ピッ
ソラ「ったく」
毎回、毎回、攫われやがって手・・・どこかのお姫様か?あいつ・・・だが、なんだろう?この嫌な感じは・・・前の時は感じなかったのに、今回は、ものすごく・・・・・
う・・・・・・ここは・・・・地下?
・・・・・・目の前にお墓?がある
何か書いてある・・・・・ネロ・メロ・スラム?
あれ?これって・・・・・どこかで・・・・・
かな子「はっ‼︎」
空が見える・・・赤い・・・夕暮れ?あれ?私は・・・
かな子「確か、地下に・・・じゃなく、病院に行こうとして・・・ここは?」
かな子は起き上がり、周りを見渡す。人気がない・・・目の前にはボロボロ教会?がある。
かな子「この教会・・・いや、神殿見たことがある・・・えっと・・・⁈」
目の前に突然黒い霧が現れた・・・そうだ、確か、この靄に囲まれて意識が・・・
かな子「な、なんなの一体⁉︎」
黒い霧はまたかな子の周りを囲み、
かな子(く、魔法で追い払うしか・・・)
黒い霧の中から大量に手が現れ、
かな子「⁉︎、何よ、これ⁉︎」
その直後、黒い霧から出た手が、かな子を襲う。
かな子「⁈、かわ・・・」
かな子は躱しきれず、その手は、かな子の体を貫く。
かな子「・・・ソ・・・ラ・・・」