ブレイド・ハーツ   作:ライトディーガ

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40話 悲劇再び

ソラ「・・・・さて・・・どう探す?」

 

テータに聞き出すか?・・・だが、いくらあいつでもなんでも知ってるわけではないし・・・前みたいに魔女狩りあたりに攫われたらテータあたりに聞くが・・・

 

バン!

 

ソラ「おっと」

 

めがねの女性「すみません、よそ見していて」

 

ソラ「いや・・・ん?」

 

この女・・・どこかで見たような・・・⁉︎

 

ソラ「あんた・・・前にギルドに来た女だな」

 

めがねの女性「え?・・・あ!君は確か・・ユカさんの息子さんの・・・ソラくんだね」

 

この女はたしか夏希ミサカとか言う女性だったような・・・いや、今はどうでもいいか

 

ミサカ「そういえばこの前、アルテマの書のことなんだけど・・・」

 

ソラ「すまない・・・少し急いでいるんだ、悪いが行かせてもらうぞ」

 

ミサカ「あっごめんね、なんか急ぎの用?」

 

ソラ「ああ、かな子を探している。朝、病院に行ってから音沙汰がない」

 

ミサカ「かな子ちゃん?そういえば、お昼頃見かけたけど・・・」

 

ソラ「⁈、どこにいた?」

 

ミサカ「私、ちょっと用事で結界の外に居たんだけど、その時、かな子ちゃんが、えっと・・・あそこ・・・そう!マーテル神殿!マーテル神殿の方向に歩いて行ったわ」

 

ソラ「マーテル神殿・・・」

 

ミサカ「一応声を掛けたんだけど、なんか聞こえていなかったみたいでそのまま歩いて行っちゃったわね」

 

ソラ「・・・そうか、わかった。マーテル神殿に行ってみる」

 

ミサカ「え?あ、気をつけて!」

 

ソラはマーテル神殿に急ぐ。

 

 

 

 

ミサカ「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後19時32分

 

マーテル神殿前、

 

 

ソラ「はぁ、はぁ、はぁ」

 

マーテル神殿・・・かつて、ネメスと死闘し、敗北した場所。

 

ソラ「はぁ、はぁ・・・かな子・・・」

 

・・・なんだこの気配?・・・あの時と同じ・・・母さんや夜空と同じ感覚・・・

 

ソラ「おい!かな子!いるんなら返事しろ‼︎」

 

ソラは大声で叫ぶ。この時、ソラは不安で冷静ではいられなかった。

 

ソラ「・・・くそ!・・・いないのか?・・・」

 

ソラは周りを見渡し、マーテル神殿の中に入る。すると、

 

ソラ「‼︎、かな子‼︎」

 

祭壇の前にかな子が倒れている。ソラは急いで駆け寄り、

 

ソラ「かな子!おい!しっかりしろ‼︎」

 

ソラはかな子の上半身を少し起こし、かな子の意識を確認する。

 

かな子「・・・・・・ソ・・・ラ・・・・」

 

ソラ「かな子‼︎なんで・・・・こんな・・・」

 

かな子「ごめ・・・・ん・・・」

 

ソラ「・・・あ・・・あ・・・・」

 

ソラは頭の中でかつて夜空が意識を失った時のことを思い出す。

 

ソラ「いやだ・・・・かな子・・・」

 

かな子「こん・・ど・・助け・・・・る・・・て・・・い・・・たの・・・に・・・」

 

ソラ「しっかりしてくれ・・・・・・かな子・・・」

 

いやだいやだいやだいやだいやだいやだ・・・かな子まで失うのか・・・

 

ソラ「なんでだ‼︎俺は結局誰も守れないのか!!!」

 

かな子「・・・・・・・・」

 

かな子はソラの顔に手を当て、

 

かな子「あり・・・がと・・・う・・・・」

 

 

かな子は一瞬、笑顔になりそのまま目を閉じた。

 

 

ソラ「嘘・・・だろ?・・・かな子?」

 

シュュュュュ

 

ソラ「‼︎」

 

黒い霧が目の前に現れ、それと同時に大量の腕が霧の中から出てきた。

 

ソラ「なんだ?・・・これは?」

 

ヒュュュ‼︎

 

そして、大量の腕がソラに襲いかかり、

 

ソラ「くぅ!」

 

ソラはかな子を庇おうとかな子を抱きしめる。

 

スパ‼︎

 

シュュュュュ

 

ソラ「・・・・・・⁈」

 

ソラは恐る恐る、目の前を見て、黒い霧が何かに切り裂かれ、砂の用に消えて行った。

 

ソラ「・・・・・お、お前は・・・・」

 

男だか女だかわからない、しかし、ゾンビの様な目つきでソラを見続ける存在、あの剣は俺が前に体中に何本も刺さった剣・・・・そして、その剣を持っている存在・・・・

 

ネメス「・・・・・・」

 

ソラ「・・・ネメス・・・・・」

 

ソラはかな子を優しく横に寝かし、そして、フレイム・トリガーを手に持ち、鋭い目つきで、ネメスを睨む。

 

ソラ「また・・・・お前か?・・・ネメスゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 

 

 

 

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