「・・・・・・・ん」
「・・・・・ちゃん」
茶髪の女の子「お兄ちゃん!」
そこはとある公園、1人少年はブランコに乗り、頭を俯いていた。
茶髪の女の子「・・・・・学校行かないの?」
茶髪の男の子「・・・・・行かない」
茶髪女の子「もう・・・・停学はもう終わったんでしょ?」
茶髪の男の子「今更学校に行っても意味ねーよ、俺は邪魔な存在だ・・・・・おまえこそ学校に行けよ。」
茶髪の女の子「いやだよ!お兄ちゃん一緒にいる!」
茶髪の女の子は隣のブランコに座った。
茶髪の女の子「お兄ちゃんが学校にいないんじゃつまんないよ」
茶髪の男の子「俺と一緒いたらお前まで・・・・」
茶髪の女の子は茶髪の男の子に顔を近づけて、
茶髪の女の子「私はお兄ちゃんと一緒にいるだけで十分だよ」
ニコっと笑顔を向けてくれた。
???「しかしそれだけでは、世間は君達を認めないだろう」
茶髪の男の子「!」
茶髪の女の子「?」
突然、見知らぬ男に声をかけられた。
茶髪の男の子「誰だ?あんた」
???「ああ、すまない、少し盗み聞きをしてしまってね・・・しかし、親もいない君達が学校も行かずこの辺りをうろうろしては、周りが不審に思われるだろ?」
茶髪の男の子「・・・・なんで親がいない事、知ってたんだ?」
???「知っているさ、ソラくんに夜空ちゃんだろ?1年前に母親を亡くし、今は妹である大神 ミカが面倒を見ている・・・・ああ、でも今は離れて住んでいるんだね」
夜空「え?」
ソラ「・・・・・本当に何者なんだあんた?」
なぜそんなことを知っている?ソラと夜空は不審に思った。
レイブン「俺の名前はレイブン、君の母親の知り合いでギルド〝自由の翼〝のギルドマスターをやっている」
ソラ「・・・・母さんの知り合い?ギルド?」
レイブン「ソラ、学校に居場所がなければうちのギルドに来い。君に居場所を与えよう!」
居場所
〝自由の翼〟
そう俺にとってあの場所だけが俺の居場所だった。
でも今はもう居場所を失い、夜空も意識が戻らない・・・・・・・
今の俺にあるのは復讐心だけだ。
俺は、
俺は!
ソラ「は!」
ここは?・・・・ソラは起き上がり周りを見渡す。
ソラ(ここは朝時間潰しにいた公園?俺は・・・・生きているのか?」
ソラは自分の体を確認する。
無傷?馬鹿な俺はあの時、体中に魔法の刃で串刺しにされたはずなのに刺された傷もない、どうなっている?夜空のように意識がないわけではない、俺は夢でも見ていたのか?
ソラはすぐさまスマホを見た。
17時36分
ソラ(もう、夕方か・・・・・うん?)
ピロン♪
LINEだ、すぐにLINEを開くと、
ソラ「!・・・・レイブン‼︎」
レイブン「目が覚めたか?どうやら負けたようだな。今の俺やお前の力では勝てない。鞄の中にあるフレイムトリガーに少し、ある機能を加えてやった。だが今のお前ではそれを使いこなすことが出来ないだろう。
この先、まだ戦い続けるのであれば使いこなすことも可能だが、ここで武器を置くのも選択肢の一つだ。
武器を捨て偽りの平穏を暮らすか、武器を握りしめ苦難の道を進むか、選べ、ソラ」
ソラ「レイブン・・・・」
夢ではなかった。俺はやはりあの時奴に戦いを挑み、そして負けた。
レイブン、お前が俺を助けてくれたのか?
ソラ「ふっ、武器を置くのも選択肢の一つか・・・だったら武器なんて持って行きやがれよバカ・・・」
ソラは鞄の中からフレイムトリガーを出した。
ソラ(俺は戦う、何があっても‼︎)
ソラは拳を握りしめ、心に刻む、 〝戦う〝 俺そう決意した。
ソラ「ん?」
もう一つLINEに履歴がある・・・ババァからだ。
ミカ「あんたの写真こっちに置きっぱにしてるわよ、大事なものでしょ?取りに来なさい。byミカ」
そういえば、鞄の中に入っていないな、持ってこいっと連絡しても返事は返ってこないだろうな、それにあの人は色々と忘れっぽい所があるから次会った時、持ってくるの忘れてる可能性が大だな。
ソラ「・・・・・取りに行くか」
ソラはトボトボとさっきの館に足を運んだ。
ソラは歩きながら考えていた。
ソラ(・・・・・俺は〝自由の翼〝がなくなり夜空が意識不明なってからずっと魔獣や犯罪者などと戦い、それなりに力はつけたつもりだった。でも、遠く及ばなかった)
ソラは苦悩した。どうすればいい戦い続ける、そう決めたがこの先どうすれば、
気がつくと館近くまで来ていた。
ソラ「ったく、なんでこんな一通りが少ない所にギルドなんかやっているんだ」
ソラは文句を垂れながら歩いていると、
なんだ?この異様な気配は
???「ミカさん‼︎」
ソラ「!」