ザーッザーッザーッ
暗い・・・暗い・・・これは月も出ていない雨の夜のお話。
約10年前
午後20時50分
とある少し人里離れた家
ゴロゴロ! ピカーーン‼︎
新米警察官女性「・・・・雨がすごいですね・・・」
先輩警察官女性「ほら何しているの?さっさと行くよ」
新米警察官女性「はい!」
私は新米警察官、大神 ミカ、22歳、今日は初めての現場に赴く。
今、とある家にパトカー複数で来ている。まさか、研修が終わってたった一週間で殺人現場に行くことになるとは思わなかった。
ミカ「・・・・はぁ〜嫌だな」
いきなり死体を見ることになるなて嫌だな〜、警察に入ったの失敗したかしら?・・・ユカ姉はもうすでに結婚して子供二人いるって言うのに私は男っ気なし、ああ、彼氏欲し〜
先輩「・・・物凄い臭いね」
死臭・・・当然といえば当然なのだが・・・殺害されたのは夫婦二人と子供が一人・・・もう一人、子供いるみたいだけど今はうち(警察)で保護されている。
ミカ「・・・酷い・・・・」
手や足がバラバラにされていて、首から上も原型がわからないほどグチャグチャになっている・・・うっ
ミカ「・・・うっ・・・気持ち悪い・・・」
吐きそう・・・
先輩「大丈夫?少し外に・・・って外は雨ね、とにかくトイレに行って少し楽になって来なさい」
ミカ「・・・はい・・・」
ミカはトイレに吐きに行った。
ミカ「う・・・おぇぇぇ」
死体なんて始めてみた・・・しかも殺され方がグロイ・・・誰の仕業なの?
ミカ「う〜・・・・・ん?」
トイレから戻ろうとした時、廊下に何か落ちている。これは写真立て?中に写真がある・・・
ミカ「・・・・・」
そこに映っていたのは満面の笑みで笑う家族四人の写真。夫婦、娘二人か・・・なんでこんな事に・・・
先輩「スッキリした?」
ミカ「すみません・・・少し楽になりました・・・・今回の事件一体誰が・・・」
先輩「・・・・・犯人はもう捕まっているわ」
ミカ「え?・・・・もうですか?・・・・犯人は?」
先輩「それが・・・・・」
ゴロゴロ!ピカーーン‼︎
先輩「・・・・・よ」
ミカ「え?・・・・・嘘・・・でしょ?そんな事って・・・」
先輩「事実よ・・・現に近くにいた家の人たちが目撃しているのよ。凶器も持っていたし・・・本人も認めてるわ」
ミカ「・・・・・そんなのって・・・・」
先輩「普通ならあり得ない・・・でも事実なのよね・・・」
ミカ「・・・動機は?」
先輩「まだわからないわ・・・・まだ・・・・・は今、病院にいるから」
ミカ「病院?・・・怪我でも・・・」
先輩「違うわ・・・精神病院よ」
ミカ「・・・・・・・」
先輩「とにかく、私達は事情聴取をするわよ」
ミカ「・・・・・はい・・・」
次の日
とある、精神病院
ミカ「・・・・・・ここね」
翌日、私はどうして気になって病院に尋ねた。
院長「・・・・・・本当にお会いするのですか?」
ミカ「今はやはり無理でしょか?」
院長「正直・・・感情があまりにも不安定で今日の朝、突然暴れたり、かと思ったら急に泣き出したり、無邪気に笑ったり、かなり精神が不安です。今、会うのは・・・」
ミカ「どうしてもダメですか?」
院長「・・・・・今は、紙にお絵描きをしているので大丈夫だと思いますが・・・また急に暴れない保証はありませんよ?」
ミカ「私は新米ですけど警察です。暴れられても大丈夫です」
院長「・・・・・わかりました・・・・こちらです」
院長はそう言うとその殺人犯の部屋に着く。
院長「・・・ここです」
ミカ「わかりました。後は私、一人で会います」
院長「え?しかし・・・」
ミカ「お願いします」
院長「・・・本当はダメなのですが・・・出来るだけ短くお願いします」
ミカ「すみません」
ガララララ
ミカはそう言うと扉を開け、中に入る。
ミカ「・・・この子が・・」
女の子「・・・・・」
殺人犯はなんとたった5歳の女の子だった。こんな子が・・・しかも驚くべきは、殺した相手は自分の母親、父親、そして、4歳の妹・・・こんな子が親の体をバラバラにしたって言うの?・・・・・
ミカ「・・・・」
女の子「・・・・」
女の子は机の上にある紙に絵を描いてある・・・その絵を見ると家族の絵を描いている。
ミカ「・・・・」
ミカは正直、来たのはいいがどう声をかければいいのかわからなかった・・・そう考えている内に女の子の方が声をかけて来た。
女の子「お母さん・・・」
ミカ「え?・・・」
女の子「これねお母さんなの!これはお父さん、これは私!」
女の子は指を指してミカに説明をしていた。
ミカ「へ、へぇ〜、絵を描くの上手だね!」
女の子「えへへ」
女の子はミカに無邪気な笑顔で微笑んだ。
ミカ(本当にこの子がが自分の親を・・・)
女の子「この前ね、お母さん達とお買い物に出かけたんだよ!私はお母さんと手を繋いだね、お父さんともね手を繋いだんだよ!」
ミカ「そ、それは良かったわね」
女の子「昨日ね、お母さんハンバーグ作ってくれたんだ。私お肉大好きなの!お父さんも好きなんだんだよ!」
ミカ「へぇ〜そうなの」
あれ?
女の子「今度ね、お母さんとお父さんと三人でピクニックに行くの。お出かけするとき、何持って行こうかな?♪〜」
女の子はそう言いながら嬉しそうな顔をしていた。
おかしい・・・・・この子・・・・
ミカ「・・・・・」
ミカは戸惑った、これを口にしてもいいのか・・・・・寒気がした・・・しかし、ミカはダメだとはわかっていたのに聞いてしまった。
ミカ「ねぇ・・・・」
女の子「ん?なーぁに?」
ミカ「君の・・・・妹は?」
バン!
ミカ「⁈」
急にに女の子は机を叩く。
女の子「・・・・・ねぇ・・・・」
ゴクン
ミカ「な・・何?」
青髪の女の子「お前は私を見てくれる?」