ブレイド・ハーツ   作:ライトディーガ

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1話 これからの方針

タルダニャン館

 

4月24日

 

午前9時00分

 

ソラ「・・・・・」

 

ミカ「・・・・・」

 

ロベリア「・・・・・」

 

恵「・・・・・」

 

 

昨日・・・マーテル神殿でネメスとの激闘でなんとか退けだがかな子が夜空と同じく、意識不明者になる。かな子を病院に送った後、話し合いは後日という事で、次の日になった。ソラは夜空の事について、自分には不思議な力、魔法が使える事や、レイブン、自由の翼の事を話す、そして・・・

 

ソラ「俺は・・・マギカ学園に行く」

 

マギカ学園・・・魔法使い育成のかなり特殊の国立高校であり、普通科、スポーツ科、魔術科、が存在している。最近は軍人養成にも力を入れていて、戦術科、魔工科などがあるらしい。

 

ミカ「・・・アイサ中将は本当にかな子や夜空の治す手段を持っているのかしら?」

 

ソラ「あの人はまだ可能性の範囲らしいが少なくとも何らかの情報は持っている・・・もしくは手に入る筈だ」

 

ロベリア「ソラさん・・・」

 

ソラ「すでにアイサ中将には連絡している。俺は、来週の5月1日にマギカ学園に編入する事になっている」

 

恵「ソラお兄ちゃん・・・ギルドは?やめちゃうの?」

 

ソラ「いや、やめるつもりはない、あくまでも学園に行くのは夜空とかな子を元に戻す方法を手に入れに行くだけであって、必要最低限にしか行くつもりはない。俺は・・・・・一応、ギルドマスターだからな。一度引き受けた以上投げ出す事はしないさ」

 

恵「ソラお兄ちゃん・・・・」

 

恵はホッとする。

 

ソラ「っぅわけでロベリア」

 

ロベリア「え?」

 

ソラ「学校に行く頻度はあまり多くはないが、まぁ・・・よろしくな」

 

ロベリア「え?・・・え〜と・・・よろしくお願いします!」

 

ロベリアはついお辞儀をしてしまう。

 

ソラ「そこまでかしこまらなくてもいいよ」

 

ミカ「・・・・・」

 

ソラ「?、なんだよ」

 

ミカ「・・・・・いや・・・無茶だけはするんじゃないよ。一人でなんでも抱え込まない。約束よ!」

 

ソラ「・・・・はぁ〜わかったよ」

 

ミカ「ロベリア!学校ではしっかり監視しなさい!」

 

ロベリア「はい!お任せください!」

 

ソラ「ガキ扱いかよ」

 

ミカ「ガキでしょ、あんたは・・・さて、ギルドを開店させますか」

 

ロベリア、恵「「はい!」」

 

ソラ「さて」

 

ソラは武器の手入れをしようとした時、

 

ピンポーーーン

 

ソラ「?、もう客か?」

 

ロベリア「私出てきます」

 

そういうとロベリアは玄関に向かう。

 

ミカ「ソラ」

 

ソラ「なんだよ?」

 

ミカ「本当に自分を追い込んじゃダメよ?これはもうみんなの問題だから・・・」

 

ソラ「わかってるよ・・・これはもう、俺一人の問題じゃないって事ぐらい」

 

ミカ「・・・・そう・・・」

 

ミカは今のソラを見て、安堵した。過程はどうあれソラがきちんと周りの助けを求めるようになったことが少し嬉しかった。

 

???「ソラくん、ミカ先輩!」

 

ん?この声は・・・

 

キリカ「う・・・うう、ミカぜんばぁ〜い・・・う・・うう〜」

 

聞いた事がある声だと思ったらキリカの声だった。

 

キリカ「大丈夫なんですか?かな子ちゃん、本当に大丈夫なんですか?」

 

キリカは顔が涙でぐしゃぐしゃになっていた。

 

ミカ「キリカ・・・」

 

キリカ「ぐすん・・・・・話は・・・・聞きました・・・かな子ちゃんの意識が・・・戻らない・・・ですよね・・・」

 

ミカ「あんた・・・その話を誰から・・・」

 

キリコ「ミサカさんからです・・・ぐすん・・・かな子ちゃん・・・う・・うう・・・うわぁーーん」

 

キリコは子供のように泣きじゃくるんでいる。

 

ミカ「まだ・・・死んだわけじゃないわ・・・大丈夫よ・・」

 

ミカはキリカの頭を撫でる。

 

ソラ「・・・・・・」

 

恵「キリカお姉ちゃん、かな子お姉ちゃんと結構仲が良かったんだよ」

 

ソラ「・・・そうなのか」

 

恵「うん・・・ソラお兄ちゃんはあまり知らないと思うけど週に一回は一緒に買い物とかしてたんだよ」

 

ソラ「・・・・・そうか・・・」

 

ソラは他人事にはなれなかった・・・俺も気持ちがわかるから・・・

 

ミカ「・・・・落ち着いた?」

 

キリカ「・・・・・ぐすん・・・は、はい少し、落ち着きました」

 

ミカ「それで?かな子の病院先を聞きにきたの?」

 

キリカ「・・・ぐすん・・・はい、それもありますが、もう一つ聞きたい事があって・・・」

 

ミカ「聞きたい事?」

 

キリカ「はい・・・・茅野先輩を覚えていますか?」

 

ミカ「?、知ってるも何も私が新人の時、パートナーだった人よ、茅野さんがどうかしたの?」

 

キリカ「最近、様子がおかしいんです」

 

ミカ「様子がおかしい?」

 

キリカ「はい・・・この頃、元気がないと言うか覇気がないと言うべきか、仕事も休みがちで・・・・いえ、それだけならまだしも、前に休んだ時にアパートに訪問したら、いなかったんですよ。しかも、何度も」

 

ミカ「何度も?」

 

キリカ「何回か、訪問しているのですが・・・アパートにいる気配がないんですよ・・・・前に一度茅野先輩のアパートで張り込みをしたんですけど全く帰ってこなかったんです」

 

ミカ「アパートを変えたって事は?」

 

キリカ「2日前にアパートの管理人さんから聞いたのですが、アパートの契約は切っていないようですがこれ、ここ最近は帰ってきていないんですよ」

 

ミカ「・・・・それは変ね、警察内ではなんて言ってる?」

 

キリカ「事件性はないって、今は深く捜索はしていません」

 

ミカ「最近来たのはいつ?」

 

キリカ「4日前です」

 

ミカ「わかったわ、次、茅野さんが出勤した時に私に連絡してきて頂戴、私が後を尾行するわ」

 

キリカ「私も出来るだけ、手伝います」

 

こうして、ミカは元上司の茅野先輩の尾行をするのであった。

 

 

 

 

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