ソラが目覚め、館に向かっている時
ダルタニャン館
ロベリア「はぁ〜」
ロベリアは深いため息をついた。
かな子「結局、依頼が来たのは猫探しの依頼一件か〜」
かな子はソファに寝そべりらながらだるそうにしていた。
ロベリア「かな子さ〜ん、ちょっとしっかりしてくださいよ。お客さんが来たらどうするのですか?」
かな子「あんたもだるそうにしてるじゃん、人の事言えないわよ」
ロベリア「しかし、依頼来ませんね〜」
かな子「まぁ、こんな目立たない館の所まで来る人はここを知っている人か常連さんだけだよ。」
ロベリア「こんなに館がでっかいのに」
かな子「こんな林に囲まれていたらデカさなんて関係ないわよ」
ロベリア「う〜う〜」
ロベリアは口を膨らましふて腐れた。
ミカ「こら!」
ミカは2人に軽く頭にゲンコツをした。
2人「いて!」
ミカ「ほら、ぼーっとしない! やる事がないなら掃除なり、今日の夕飯の準備をしたり、やる事はあるでしょ」
かな子「夕飯の買い出しなら恵が行きましたよ」
ロベリア「ミカさ〜ん、依頼全然来ませ〜ん」
ミカ「全く・・・この2人は」
ミカは2人のダラけっぷりを見て呆れてしまった。
まぁたしかに依頼が少ないのが原因だけど。
かな子「それにしても、恵遅いわね」
ロベリア「もうすぐ帰ってくるんじゃないですか?」
16時過ぎに買い物に行き、今はもう17時45分、買い物にしては少し遅い。
ロベリア「ま、まさか、誰かに誘拐・・・・」
かな子「あはは、まさか、あの子はあれでも・・・・」
???「いやぁー‼︎」
3人「⁉︎」
この声は恵?
3人はすぐさま外に向かった。
恵「う、う・・・・」
10体・・・いや20体近くいる、凶暴な犬?いや魔獣だ、恵が魔獣に囲まれている。
なぜ?
ここは少し町から離れているとは言え結界の中。
魔獣が入ってこられないはず!いや、
かな子「恵‼︎」
恵「かな子お姉ちゃん!」
かな子は1番近くにいる魔獣を殴り飛ばした。
かな子「オラァ!」
そして、もう一匹、
ドカッ!バンッ!
ミカ「ハァァ、アクアレーザー!」
魔獣達の頭上から雨のごとく水のレーザーが押し寄せる。
ロベリア「恵ちゃん!」
すぐさま、ロベリアはかな子達が魔獣に攻撃し注意を逸らしている間に恵を連れ出した。
ロベリア「大丈夫?怪我はない?」
恵「う、うん、大丈夫!」
ロベリアは少しホッとした。
ロベリア「よ、よかった〜」
かな子「ハァァァァ‼︎」
かな子は次々とを殴り、蹴りを繰り出し魔獣達を吹き飛ばした。
かな子「どうだ‼︎」
ミカ「‼︎・・・・まだよ!」
魔獣達は立ち上がった。しかも傷が回復している?
かな子「な!」
ミカ「下がりなさい!かな子‼︎」
ミカは前に出て、詠唱を唱える
ミカ「水よ!汚れなき汝に浄化を彼の者に与えん、ハイドロカノン‼︎」
まるで砲撃かのような勢いで大量の水が魔獣に目掛けてぶっ放した。
しかし、
ミカ「!」
一匹、難を逃れた魔獣がミカに襲いかかり、ミカの腕を噛み付いた。
ミカ「くっ‼︎」
かな子「ミカさん‼︎」
かな子はすぐさま助けに行くが、
かな子「‼︎」
ミカの魔法をまともに食らった魔獣達が再びかな子を襲った。
かな子「くっくそ!」
ミカ「ああああぁ‼︎」
魔獣は今にでもミカの腕を引き千切ろうとしていた。
ロベリア「ミカさん!今助けに行きます‼︎」
ロベリアは杖を持ってミカの所に走って向かった。
ミカ「来ちゃ・・・・ダメ・・・」
ミカを助けようとロベリアは近く、しかし、
ロベリア「‼︎」
他の魔獣がロベリアを襲った。
恵「ロベリアお姉ちゃん」
やられる!そう思ったロベリアは手で顔を抑え目を閉じた。
ドン‼︎
ロベリア「・・・・・?」
ロベリアはそっと目を開け、魔獣がいない?いや地面に転がっていた。
頭部が吹き飛んで、もうさすがに立ち上がれないのかピクリとも動かない。
???「まさか町に魔獣がいるとはな・・・・・」
ロベリア「・・・あなたは‼︎」
両手に銃を構え、戦闘態勢に入る。
ソラ「どけ、邪魔だ!」