午前6時00分
タルダニャン館
ソラ「さて」
ソラはいつものように朝練に行こうとした時、
???「あの〜」
ソラ「ん?」
こんな朝っぱらから誰だ?
???「ああ、君は・・・確かソラくん」
ソラ(ん?なんで俺の名前を・・・・・)
いや、どこかで見たことのある顔だ・・・あ⁈
ソラ「あんたは、確かかな子の親父さん?」
かな子の父親「ああ、そうだよ、ちょうどよかった!」
ソラ「今日はどんな要件だ?」
かな子の父親「君にプレゼントを渡したくて」
そう言うと、オートバイを持ってくる。
ソラ「それは?」
かな子の父親「俺・・・私は今、バイク関係の仕事をしていてねこれは最新のスポーツバイクだ。君にプレゼントとしようと思ってね君は免許持っているかな?」
ソラ「いや、まだ持っていない」
かな子の父親「なら取るといいよ。仕事上、かなり便利になると思うけど」
ソラ「・・・いいのか?そんな良いものを俺に・・・」
かな子の父親「かな子から聞いたよ。あの時助けに来てくれたんだろ?ちゃんと礼をしなければね」
ソラ「・・・そうか・・・なら免許取ってからこのバイクを使うよ」
かな子の父親「ああ、有効活用してくれ」
ソラ「わかった」
かな子の父親「・・・・・」
ソラ「・・・・・」
少しの間、沈黙が続き、少しするとかな子の父親が口を開く。
かな子の父親「ミカさんから聞いた・・・・・かな子が意識不明なった理由も・・・その経緯も」
ソラ「・・・・・」
かな子の父親「これも・・・罰なのか?・・・家族をないがしろにした俺への罰なのか⁈」
ソラ「・・・親父さん・・・」
かな子の父親「かな子にはまだ・・・ちゃんと話しをしていない!謝ってもいない!・・・・・俺は・・・」
かな子の父親はソラに近づいき、訴える。
かな子の父親「君なら・・・治るんだろ?かな子を治せれるんだろ?・・・・・頼む・・・・かな子を・・・俺の娘を助けてくれ・・・」
かな子の父親は泣きながらソラに助けを乞う。
ソラ「・・・わかっている。助ける、必ず俺が助ける‼︎」
かな子の父親「・・・ソラくん・・・」
ソラ「まだ死んでいるわけじゃねぇ、かな子はちゃんと生きている!見つけてみせるさ、かな子を治す手段を!」
かな子の父親「・・・・」
ソラ「だからあんたも泣いてばかりではなく、自分で出来る事を探して、かな子のために行動をすればいい」
かな子の父親「そうだな・・・ああ」
かな子の父親は涙を拭く。
かな子の父親「バイクの事だが、もし不具合等あればいつでも連絡をくれ!これは名刺だ」
かな子の父親はソラに名刺を渡す。
かな子の父親「流石にタダとはいかないが、君なら半額で修理等をさせてもらうよ」
ソラ「わかった、ありがとうございます。かな子の親父さん」
かな子の父親「俺は俺の出来る事をする!ソラくんも頑張ってくれ!」
ソラ「ああ」
かな子の父親「では、これから仕事なんでこれで」
かな子の父親はそう言うとタルダニャン館を後にする。
ソラ「・・・・・」
ソラはバイクをじっと見る。
ソラ「・・・免許、取らなきゃな・・・さてまずは朝練するか!」
ソラは朝の特訓に出る。