放課後
ソラ「ふわぁ〜終わったぁ」
やっと一日が終わった・・・いやこれからだな
ロベリア「ソラさんこれから・・・」
ソラ「ああ、ちょっと行ってくるわ」
リサ「え?どこかに行くの」
ソラ「えっと・・・あれだ・・・」
ロベリア「リサさんそういえば前に美味しい所があるって言いませんでしたっけ?」
リサ「ああ、あの店ね」
ロベリア「ソラさんはこれから少し用事がありますので先に私達帰りますね」
リサ「用事って?・・・ってロベリア⁈ちょっと手を引っ張らないでよ!」
珍しくロベリアが気を使った。
ソラ(さて・・・確か使いの者が来るって)
???「失礼します、えっとソラくん?」
ソラ(この女は・・・)
糸目の女・・・確か・・・
糸目の女性「むむ、ソラくんでいいんですよね?」
ソラ「この学校・・・俺を入れて二人しかいないのにわざわざ確認するか?普通」
糸目の女性「あ、ごめん、えっと、私は伊藤・・・」
ソラ「クロエだろ?」
クロエ「⁈」
ソラ「何驚いてるんだ?あんた最近までずっと俺の周りを嗅ぎまわっていたじゃねぇか」
クロエ「え、あ、いや」
あれ〜?いつのまにバレてた?
ソラ「さて・・・連れて行ってくれ」
クロエ「え?」
ソラ「え?じゃないよ、使いの者だろ、さっさと案内して欲しいんだけど」
クロエ「あ、そうだね、じゃあ行こう!」
クロエとソラはD.Rチームのの所に向かう。
向かう途中
ソラ「・・・・・」
クロエ「・・・・・」
ん〜き、気まずい、なんか喋った方がいいかな〜
クロエ「そ、ソラくん?」
ソラ「あ?何?」
クロエ「え・・・といつから気づいていました?あ、その・・」
ソラ「・・・青の樹林の後から・・・厳密に言えば、あんた青の樹林にいただろ?」
クロエ「え、あ・・・あははは」
え〜〜⁈なんで知ってるの?なんでわかるの⁉︎
ソラ「青の樹林の時、あんた、魔女狩りを調査しに来ていたんだろ、で、たまたま、魔法を使える男がいたからアイサ副校長に俺の周りを調査してくれとか言われたんだろ?」
クロエ「え〜っと・・・はい、そんな感じです・・・」
ソラ「別に、あんたに悪意があったわけではねぇから気にする必要はねぇよ」
クロエ「あ、どうも・・・」
なんで私、年下相手に恐縮してるんだろ・・・はぁ〜
ギルド支援部
ソラ「ギルド支援部?」
ソラとクロエは校舎から少し外れて、敷地内の端っこに古びた小屋みたいな所に着いた。
クロエ「表上はギルドの手伝い的な事ををしている部活にしてるですよ」
ソラ「ふ〜んなるほど」
一応カモフラージュをしているのか
コン、コン
クロエ「クロエです、ソラくん連れて来ましたよ」
アイサ「そうか、入れ」
クロエ「失礼します」
ソラ「・・・・」
中に入るとアイサ副校長含む数名が椅子に座っている。
一人は確かクルシュとか言う女、やはりこいつもD.Rチームの人間か。
二人目は図書館にいたイケメンの男、こいつもD.Rチームの人間なのか。
三人目はそのイケメンの男の隣にいた女か。
アイサ「うむ、よく来てくれた、ここがギルド支援クラブもといD.Rチームだ。君を歓迎するよ。大神 ソラ」
ソラ「・・・どうも」
アイサ「さっそく・・・そうだなまずは自己紹介からしていくか、私はもうしているから・・・クルシュ」
クルシュ「自己紹介ねぇ・・・かっかっかっまぁいいや、俺の名前はクルシュ・アルチン・テーゼだ、学年は3年だ、せいぜい足を引っ張るなよ?一年坊主」
誠「俺の名前は本郷 誠だ、学年は2年、君の先輩で同じ男としてよろしくな!」
刹那「私の名前は夕凪 刹那、誠と同じ2年です、どうぞよろしく」
ソラ(・・・夕凪?)
クロエ「私の名前はもう知ってると思うけど、一応名乗っておくね、伊藤 クロエ、3年生です。これからよろしくお願いします」
アイサ「一応、君も自己紹介いいか?」
ソラ「・・・大神 ソラ、1年だ、まぁ・・・適当によろしく」
アイサ「うむ・・・一通り自己紹介が済んだか・・・まだ全員揃ってはいないがまた次の機会に紹介しよう」
ソラ「他にもいるのか?」
アイサ「君と同じ、一年の子がな・・・ただ今日は魔工科が少し特殊な授業を受けていたな、今日は来れない」
ソラ「そぉ」
魔工科・・・確か、かなり特殊中の特殊だったか。
アイサ「さて・・・では改めて、D.Rチームの活動内容を説明しよう。新たな仲間である大神 ソラもある事だしな」
ソラとクロエも席につき、アイサの話を聞く。
アイサ「基本的な活動はギルドや警察では難しい依頼・・・特に魔獣の討伐や魔女狩りの捕縛が主になってくるだろう。知り合いのツテでいくつか依頼をこちらに回してもらう。今日は依頼が入っていないがな」
ソラ「・・・・1ついいか?」
アイサ「どうした?大神 ソラ?」
ソラ「俺がここにいる理由は知ってるだろ?」
アイサ「ああ、その件に関してだが・・・前に眠りの監獄については話したな、そこに行く方法はまだ解析中だが、だが意識不明にさせている存在は判明している」
ソラ「⁈」
アイサ「名はオン・クレヴォ」
ソラ「オン・クレヴォ・・・」
アイサ「存在を奪うと言う意味でつけられた名だ、こいつは目撃情報だと黒い霧から現れるらしい。実際、意識不明者はこの黒い霧から現れる化け物に意識を奪われる」
ソラ「黒い霧・・・」
確か、かな子の時に現れたあの霧か?だとすればやはり、ネメスが?
アイサ「今の所どこから霧が発生しているかまだ分かっていない。これに関しても現在調査中だ」
ソラ「・・・・」
アイサ「この件に関しては、まだ謎が多い、情報が入り次第君に伝えるがそれまでの間、さっきの言った通り、こちらが用意する依頼をこなしてくれ」
ソラ「・・・・・ギルド優先でもいいって言わなかったか?」
アイサ「君が空いている時で構わない、だけど出来るだけ手伝って欲しい」
ソラ「・・・手が空いたらな」
とりあえず、情報が来るまでこいつらに合わせるか。
アイサ「うむ、では話を戻すが今日は依頼が入っていないのでこれで解散しても構わないが・・・せっかくだ、大神 ソラ、君の実力を知りたい」
ソラ「ん?」
アイサ「そうだな・・・本郷」
誠「え?はい!」
アイサ「大神 ソラの実力を知りたい、この後二人で決闘をしてもらいたいんだが」
刹那「⁈」
クルシュ「かっかっかっ、そいつはおもしれぇ!」
クロエ(始まったよ〜この前の一年生の時も同じことやってたし)
誠「俺・・・ですか?」
アイサ「なんだ?勝つ自信がないか?」
誠「!いえ」
アイサ「大神 ソラはどうだ?」
ソラ「俺は別にやりあっても問題ねぇよ」
アイサ「決まりだ、今は15時40か・・・なら30分後、場所は体育館で行う!」
こうして、大神 ソラと本郷 誠の決闘が始まる。