とある病院
ソラ「・・・・・・・・」
病院の寝台に横たわる彼女の表情は安らかで、まるでただ眠っているだけのようにソラは見えた。
ソラ「夜空・・・・・」
3年前、レイブンが居なくなり、事実上〝自由の翼が〝が解散になってしまい、ソラは納得出来ずレイブンを探し回った。
夜空も一緒に探してくれた、しかし、
3年前
ソラ「くそ、レイブンは一体どこに行った‼︎」
ソラは一日中、町やレイブンとよく訪れた場所を探したが見つからない。
トゥルルルルル♪
電話?・・・・・・夜空からだ!
ソラ「もしもし、夜空?レイブンは見つかったか?」
夜空「お・・・に・・・・ちゃ・・・」
電波が悪いのか音が聞き取りずらかった。
ソラ「夜空?」
夜空「た・・・け・・・て」
ソラ「‼︎」
聞き取りずらかったが、確かに今助けてって、
夜空「お・・・・・ちゃ・・・・」
ソラ「夜空‼︎」
ソラは電話を切らず、夜空の所に走った。
ソラ(確か夜空には、幸村神社の神樹周辺を頼んだはず‼︎)
幸村神社、かつてここは戦の神様がいたと言われている場所、レイブンと俺と夜空がよく来ていた場所の一つである。
ソラはかつてないほど嫌な予感をしていた、そう母さんが死んだ時と同じ感覚だ。
ソラ「夜空・・・・・夜空!」
ソラは走りながら、スマホを耳に当て、夜空を呼び続けた。
10分後・・・・
ソラ「はぁ、はぁ、はぁ、」
ソラは幸村神社の階段前に着いた。
ソラ「夜空・・・・・・⁈」
???「あぁぁぁぁぁあ‼︎」
突如、幸村神社から光が差し、悲鳴のような声がした。
ソラ「!・・・・まさか・・・・夜空‼︎」
ソラは階段を駆け上がり、幸村神社に着いた。しかし、目の前に夜空が倒れ、それを見下す男がいた。
ソラ「っ!・・・・誰だテメェ‼︎」
ソラがそういうと、顔を上げ
???「・・・・・・ネメス」
ネメス?・・・・いやそれよりも、
ソラ「夜空から離れろぉぉお‼︎」
ソラはネメスに拳を振りかざした。しかしあっさりと躱され、その男は宙に浮かんだ。
ソラ(‼︎・・・・なんなんだこいつ!)
ゾンビみたいな目つき、口は開きっぱなしで上からソラを見続ける。
ソラ「おい!降りてこい‼︎ テェメをぶっ潰す!!!」
ネメスはソラの呼び声に応じず、そのままどこかに飛んでいった。
ソラ「あ、テェメェ!」
ソラは走って追いかけようとしたが空を飛んでいるやつに追いつけるわけもなく、途中で足を止めた。
ソラ(そうだ・・・・夜空‼︎)
すぐに引き返し、夜空の元に向かう。
ソラ「おい、しっかりしろ、夜空!!!」
夜空「・・・・・お・・・にい・・・ちゃん」
ソラ「ああ!そうだ、待ってろ今すぐ病院に・・・・・」
夜空はソラの顔を手で触り、ソラに向けて笑顔で、
夜空「あり・・・がと・・う・・だいす・・・き」
夜空はそのまま目をつぶり、動かなくなった。
ソラ「おい・・・・・夜空?・・・・おい・・・・え?」
ソラは頭が混乱し今起きている現実が理解出来なかった。
ソラ「なぁ?眠たくなっただけだよな?・・・・・お兄ちゃんをからからってるだけだよな?そうだろ?」
ソラは夜空の体を何度も揺さぶったが一向に目を開けない、それどころか、ピクリとも動かない。
ソラ「おい、俺を置いていくのか?俺と一緒にいるって言ってたじゃねぇか‼︎・・・・・・・・・頼む・・・・目を、開けてくれ。」
ソラは我慢が出来ず涙をこぼし、
ソラ「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
ソラの泣き叫びは神社中に響いた。
あれから3年、
今でもずっと意識が戻らず、病院のベットで眠り続けている。
現在の医学でもまだ治療方法がまだわからないらしい。
ソラ「夜空・・・・・・・・俺は必ずお前の仇を討つ‼︎」
眠りについている夜空の前でソラは固く決意する。
キャラクター紹介6
・大神 夜空
・歳 14(現在)
・身長 157cm
・好きな食べ物 焼き魚、湯豆腐
・嫌いな食べ物 納豆
・ 家族構成 兄
・好きな人 ソラ
・特徴 ソラと同じく髪の色は茶髪でセミショート、母親を失ってから、ソラにべったりくっついていた。