人の世を憂う少女は何を為す。   作:水戸 遥

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はい、話の繋がりがおかしいのは分かっているんですがとりあえず投稿します。
後で修正かけるので、お待ちください。


私が吸血鬼に変わった日

ーリヒト……それは私を吸血鬼に変えた張本人。なぜ私を吸血鬼になったかは知らないし、知る必要もない。

だが…知る方法もない。なぜなら、リヒトは亡くなってしまったからだ。

 

*****

 

 

ーー五年前

 

 

「はぁはぁ」私は、レンガの道の上を必死に走る。後ろを見れば何も見えないように見える。

だけど、何かがいる。それは『超能力(ステルス)』と呼ばれるものを持ってなければ知覚出来ないモノ。

それは死神とでも呼ぼうか、黒い影を身に纏い、手には大きな鎌。足はそこにあるのかついてるのかががわからないほどの闇で覆われ、顔ももはやドクロにしか見えない。そのドクロの双眸は怪しく光っている。

 

いつの間にここまで走っていたんだろう。ダラムとコンセットの中程、そこにいつから有ったのかもわからないほどに、古びた様な洋館。一見廃墟にも見えるが人は住んでいる様だ。

 

その館の入り口が、まるでここに入れと言わんばかりに、その口を開いた。

私はもちろんその中に踏み込む。すると、私が入ればすぐにその口は閉じ、そしてその向こうではさっきまで私を追っていたモノが命を閉じたのが分かった。

 

「やぁ、エレジー・ホームズさん。お待ちしてましたよ」

!?いつの間に近くにいたのだろう。普通の男性にしては少し高い声、私を25センチは軽く越える身長。

そして何より目につくのは暗い部屋の中に怪しく光る赤い瞳、うっすらと見える人ではありえないほどの白肌。

そして口のはしに見える鋭く尖った犬歯。

直感で分かった。この人は、いやこの目の前にいるのは人ではない。簡単に言うと人外。

だが詳しく言うと

 

ーーそう、吸血鬼だ。

 

*****

それから私はこの家のシャワールームを借り、汚れた体を洗い流した。

そして上がる時には先ほど私に声をかけた男性が服を持ってきてくれた。

 

しかもちゃんとサイズの合ったものを。

「なぜこの服はちょうど私のサイズなんですか?」

「それはある方に今日、君が来ることを教わっていてさらにその人が服を用意したんだよ」

「なるほど。ところであなたの名前は?」

「はは、君は名乗ると言うことをしないんだね。と言っても君の名前を知ってると言うことは分かってるんだから当然か。じゃあ改めて自己紹介をしよう。」

 

ーーぼくの名前はリヒト、ある人の命により君を吸血鬼に変えるものさ。

 

あ、もちろん僕自身吸血鬼だよ。

 

「ある人?そしてなぜ私を吸血鬼に変えると言うのですか?」

「ん〜、ある人というのは一年後に君に会いに来るそうだから教えるなと言われている。そして君を吸血鬼に変えるというのはこれからのことで必要だからだそうだよ」

「なるほど、だったら私をさっさと吸血鬼にすればいいのではないですか?別に私は人間であることに誇りは感じませんしね」

「すごく辛辣だね。まあある人…呼びにくいからSと言おう、Sからは君がその決断をするというのも分かっていたそうだ。まぁそれはさておき、僕の部屋に行こうか。十分くらいこの玄関先で立ってても辛いだけだし」

「えぇ、そうですわね。じゃあ、エスコート、してくださいますか?」

「それはもちろんですよ。さぁ、行きましょう」

 

 

***

 

そして彼と出会ったその日私は、吸血鬼となった。

その日に初めても失った訳だけども、噛まれながら、血を吸われながら、そして吸血鬼に自分の体が変わっていく中の初めての一夜はとても甘美で、魅惑的で、そして

 

これ以上に感じたことがないほどの快感だった。




いきなりですが、質問募集をしたいと思います。
活動報告に作っておくのでそちらにコメントお願いします。
またお気に入りに入れてくれた方はありがとうございます。
駄文や不定期の投稿になると思いますがよろしくお願いします。
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