どうも、小南 桐絵です。
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第10刀 異変の終わり 新たな旅
・・・あれからどうなったのか・・・簡単に説明する・・・
・・・あのあと、僕はフランドールを紅魔館へ返すために向かうのだが・・・
「・・・ひでぇ・・・」
・・・紅魔館の外観こそ、無事に見えるが相当暴れたのだ・・・ところどころのヒビとか気になった・・・
「あっ、玲依さん。お疲れ様です」
美鈴さんに律儀に迎えられ・・・紅魔館へ入るが
「・・・咲夜さん?」
「!玲依様!妹様は・・・」
「大丈夫だよ?ほれ」
そう言い僕は背中のフランドールを咲夜さんへと見せる
「・・・妹様・・・戻ってよかった・・・」
「怪我治す。」
僕は咲夜さんに最低限の治療を施すとあとは妖精メイドに任せた
僕が次に向かったのは図書館
図書館の中も酷い有様でところどころ本棚が倒れている
「・・・玲依ね。」
「・・・パチェ・・・大丈夫?」
「・・・この状態のこと?心配しなくていいわ。あとで美鈴に手伝わせるから」
・・・パチェはそう言うと背中のフランドールを見て
「・・・戻ったのね」
「うん。大丈夫だと思う」
「・・・ありがと・・・」
そう言うと彼女は自分の部屋へと戻って行った・・・
・・・最後に僕が向かうのはレミリアの部屋・・・なのだが
「・・・?玲依?」
「おっ、どうしたん・・・その子は?」
・・・その部屋にはボロボロのレミリア・・・霊夢と魔理沙が戦い終えていた
「・・・玲依・・・フランは?」
「ここに。」
そう言うと背中のフランドールをレミリアの隣に寝かすようにして置く
「・・・フラン・・・よかった・・・」
それを最後にレミリアも意識を落とした
「・・・ふぅ。」
「玲依、今までどこにいたの?」
「そうだぜ。ずっと心配してたんだぜ?」
「・・・この館で働いてた」
・・・かくかくしかじか
「・・・なるほど。この子のために・・・ね。」
「いやー玲依も良い奴だな」
・・・良い奴・・・ね。
「僕は・・・良い奴なんかじゃない。」
「へ?」
僕はそう言うと窓を開け・・・外へ出ようとする
「玲依?どこに行くの?」
「・・・旅をする。しばらくここには来ない」
そう言うと僕は紅魔館を離れた・・・
◇
・・・そうか・・・玲依が
俺は屋敷にて奈智から報告を受けていた
「親父・・・」
「玲依がそう動いたのならそういう事なのだろう・・・」
「敵ではない・・・か。」
・・・これであの紅魔館・・・か。その姉妹たちは救われた・・・
しかし、玲依が動いていなければ俺たちは問答無用で潰していたのだが・・・
「・・・ご苦労。あとは自由だ。」
「親父・・・失礼する」
そう言うと奈智は部屋から出ていき俺はお茶を飲む
「・・・あら。随分あっさり下がるのね」
・・・また何も無いところからスキマが現れ・・・八雲 紫が顔を出す
「・・・玲依のためだ・・・仕方ないだろ」
「・・・あら。今までのあなたなら引き下がらないのに」
・・・たしかに・・・な。
俺は飲み干したお茶を置くと八雲に向かって
「一つ言っておく、玲依はお前達のものでは無いからな。」
「・・・善処しますわ。」
そう言うと八雲はスキマを閉じる・・・
「・・・ったく・・・玲依は不思議だな。」
・・・俺は再び注がれたお茶を飲み・・・くつろいでいた
◇
・・・退屈だ。
僕はあのあと、神樂と合流し再び地底への道を探していた・・・が
「・・・ないなぁ・・・」
「集中して探さないとダメね。」
・・・僕達はそのまま妖怪の山を探索する・・・そして
「見つけた」
「・・・地底ね・・・間違いないわ」
・・・僕達は地底へ続く穴を見つけるが・・・
「どうする?」
「今日はもう寝ましょ?疲れてるでしょ」
「・・・そうだね。」
僕達は妖怪の山を抜け・・・人里へ出る
「・・・わぁお。」
「・・・ご盛況で。」
・・・人里ではこの霧が晴れたことに対して祭りを行っている最中であったらしく、僕達は流れで参加してしまった
「・・・すごいなぁ・・・」
「・・・ほんとね。迷子になりそう・・・」
・・・僕達はそのまま歩いている・・・と
「この子が何をしたんだ!」
・・・叫び声・・・というか声が聞こえる
「・・・人の声、行くよ」
「おっけ。」
僕達は声の聞こえた方へと走ると
男達に囲まれる一人の女性の姿があった
・・・?女の子を庇ってる
「うるせぇんだよ!先生には関係ないだろ!」
「この子は私の教え子だ!知る権利はあるぞ!」
・・・見苦しいな。言い争いは
「・・・クソっ!なら先生ごとやるしかねぇな・・・」
男が先生へと手を伸ばす・・・が
「風の太刀・・・“楓”」
僕はその手を風を使い払い除ける
「ッ!なんだこのガキは!」
「てめぇ・・・邪魔をする気か?」
・・・睨みつけてくる男達に対し
「君は・・・」
「・・・目を閉じてろ、すぐ終わる」
そう言うと僕は大地を蹴る
「こ、こいつ早い!」
僕は一瞬で男達に接近すると
「炎の太刀・・・“紅蓮”」
炎の刀を振り回し男達を払う
「こ、こいつ・・・人間か!?」
「く、クソっ!とりあえず退くぞ!」
・・・僕は男達が逃げていくのを確認するとその場を去ろうとするが
「待て!・・・君は・・・子供か?」
・・・先生と呼ばれてた人に止められる・・・が
「あんたには関係ない。さようなら」
僕はその場を消える・・・
「・・・あの子は・・・なんだ」
・・・この女の人の疑問が晴れることは無かった
◇
・・・気持ち悪い・・・
僕はその場で血を少し吐く・・・
「玲依!?」
「・・・あの力・・・僕は」
・・・少年の悩みは・・・やがて表に出る・・・
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