東方刀舞記   作:よなみん/こなみん

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因果応報とはこういうことを言う

どうも小南 桐絵です。
気づいたらお気に入り追加がもう一人増えていて・・・ありがとうございます!

モチベが向上して嬉しいです!
それでは駄文ですがお読みください


紅魔生活編
第4刀 紅き紅魔の吸血鬼


第4刀 紅き紅魔の吸血鬼

 

・・・霧の湖・・・

 

「ぜーはー・・・ぜーはー・・・」

「文お姉ちゃん大丈夫?」

「何のこれしき・・・玲依くんのために!」

 

・・・ダメだ、完全に飛んでますねこれは

 

僕達は夕日が落ちきる前になんとか霧の湖に着くことに成功した

 

文お姉ちゃんの全力のおかげでつけたのだが、既にお姉ちゃんの体力は限界だった

 

「ぐおおお・・・」

「お姉ちゃんありがと、あとは僕が行くよ。」

 

そう言うと僕はお姉ちゃんの背中から降りて歩く

 

「え?あ!ちょっと玲依くん!?」

「お姉ちゃんは休んでて、てか、帰ってて?ここからは僕の仕事」

「でも・・・」

 

文お姉ちゃんも粘る・・・当然か・・・僕を一人に出来ないもんね

 

僕が最後の言葉をかけようとした時

 

「玲依は言うこと聞いてくれる人が好きなんだって」

「!玲依くん!私待ってますからね!それでは!」

 

いつの間にかここにいた神樂が文お姉ちゃんを強制送還させる・・・すごいな

 

「・・・僕も言おうとしたのに」

「・・・ちなみに聞くけど何を?」

「お姉ちゃん大好き・・・「そんな事言わないでよ?いい?」・・・はーい」

 

僕の台詞を遮って神樂が言う・・・うん。覚えておこう・・・

 

それで・・・文お姉ちゃんが帰った訳だが・・・

 

「・・・何するんだっけ?」

「霧の湖の館を調べるのよ」

「・・・何だっけ?」

「・・・ここを調べるのよ、覚えといて」

 

・・・あれ?なんか聞いたことある言葉・・・まぁいいか。

 

「うん。行こう神樂」

「あの奥よ、行くわよ」

 

僕達は霧にうっすらと映る影を目標に歩いていった

 

 

 

 

・・・人間が来るわね・・・

 

「・・・この“運命”どうすればいいのかしら・・・?」

 

私はこの館・・・“紅魔館”の一室で一人で紅茶を飲んでいた

 

その姿は人間に見えるが・・・人にはない翼を生やしていた。

 

私の頭には先程から謎の少年のことが浮かんでおり、しかも、どれも良くないものだった

 

「・・・美鈴でも死ぬし・・・咲夜でも・・・これはダメね」

 

私は手を二回、丁寧に叩く

 

「・・・お呼びでしょうか、お嬢様」

 

するとその場に初めからいたのかメイドが現れる

 

「咲夜、人間の子供が来たらここに連れてきなさい。いいわね?」

「お嬢様・・・、それは運命ですか?」

「・・・その子が死ぬのを防ぐためよ、いらない犠牲は増やしたくないわ」

「・・・かしこまりました」

 

メイドはそう言うと、そこにいなかったかのように消える・・・

 

「・・・さぁ、小さき人間よ。私と話しましょう・・・」

 

少女は紅茶を飲みながら・・・怪しげな笑みを浮かべていた

 

 

 

 

・・・すごいな・・・

 

霧が晴れ・・・目的の館が見えてきたのだが・・・

 

「・・・でかいね?」

「そうね。うちの屋敷の数倍かも・・・」

 

・・・その館は非常にでかく・・・この幻想郷の地図にボンと載りそうな程である・・・

 

しかも・・・全て赤く塗られており・・・それが不気味さを醸し出していた・・・

 

「・・・すごいね」

「・・・不安よ・・・」

 

僕達は驚きながらも館へと進んでいく・・・

 

・・・くーくー・・・

 

「・・・?」

「・・・サボってるのかしら・・・?すごいわね・・・」

 

・・・目の前でチャイナ服の女の人が立ちながら寝ていた・・・

 

「・・・ちょんちょん」

「んー・・・?誰ですか・・・?」

 

僕が太ももをつつくと女の人が起きる

 

「ふぇっ!?こ、子供・・・?」

「ちゃーっす・・・」

 

僕はとりあえず敵意がないことを見せるため、挨拶をする

 

「よかった・・・咲夜さんだったら「私だったら何?」殺されてました・・・はぁっ!?」

 

赤い服の女の人の後ろにまるでそこにいたようにメイド服の女性が笑顔で立っていた

 

「さ、さ、さ、咲夜さん?」

「美鈴・・・?寝てたわね?」

「わ、わ、私は寝てな・・・ぶべっ!?」

 

・・・赤い人が慌ててるあいだに女の人がナイフを・・・?

 

「・・・?」

「な、なんなの?」

 

僕達が気づいた頃にはナイフは赤い人に刺さっていた・・・

 

女の人が早く投げたとかでは無く、気づいたら赤い人に刺さっていたのだ・・・

 

「・・・死なないの?」

「・・・霧夜 玲依様ですね?」

 

・・・メイド服の人が僕の名前を呼ぶ

 

「・・・あんた達になんで玲依の名前がわかるのよ」

「・・・未来予知?」

「いえ、その話は後で、それよりもお嬢様がお呼びです。」

 

そう言うと女の人は僕達を招くように手をとる

 

「ふーん、一応子供への礼儀はあるのね」

「あら、このくらいメイドの嗜みですよ?」

 

そう言うと、館の扉が開き、女の人は僕へ身体を向けお辞儀をする

 

「ようこそ、我が主“レミリア・スカーレット”の収める紅魔館へ」

「・・・紅魔館・・・」

 

僕達は紅い大きな屋敷へと足を踏み入れた・・・

 

 

 

 

・・・広いなぁ・・・

 

僕達はメイドさんに案内されながら廊下を歩いていた

 

もちろん。警戒をしながらだが

 

「・・・寒気がする」

「・・・気のせいよ気のせい。それより・・・」

 

神樂は目の前を歩いているメイドに向かって

 

「まだつかないの?もうそろそろ玲依が飽きそうだけど?」

 

・・・僕を餌にするのはやめてくれない?

 

「神樂?」

「・・・こうでもしなきゃ聞けないでしょ?」

 

・・・確かに、普通に神樂の名前を出すよりかは僕の名前を出せばいいかもね・・・

 

しかし、ここの主は僕に用事があるらしいから僕が帰れば向こうもそれなりの対応はしてくるのだろう・・・

 

「・・・ここです。」

 

メイドさんが足を止め、僕達に向き合うと部屋の扉を指しながら言う

 

「ここに玲依様をお呼びした我らが主の部屋になります」

「・・・へぇー・・・」

「・・・緊張感ないわね。」

 

僕達が茶番をしているとメイドさんは言葉を続ける

 

「・・・くれぐれも機嫌を損ねることのないよう・・・」

 

そう言うとメイドさんはドアをノックする

 

コンコンコン・・・

 

「咲夜ね?入ってちょうだい」

 

中からは幼い・・・可愛い声が返ってくる

 

「失礼しますお嬢様」

「・・・お邪魔します。」

 

僕は一礼して部屋に入る・・・そこは

 

「暗くない?」

「・・・外に比べたら暗いね・・・」

 

私たちが部屋に入ると・・・

 

「咲夜ありがとう、下がってくれていいわ」

「・・・それでは失礼します」

 

声の主がそう言うと咲夜と呼ばれた女の人が下がり

 

「・・・お大事に」

「・・・?」

 

女の人はそれを最後に部屋から出ていった

 

「・・・さて、やっと二人・・・あら、邪魔もいたのね」

「・・・邪魔とは何よ邪魔とは」

 

僕達の目の前には女の子がおり、その子は神樂を見るなり邪魔だと言う・・・

 

「・・・せっかく二人で話ができるかと思ったら・・・」

「・・・君は誰?僕のこと知ってる?」

 

僕は少し残念そうにする少女に声をかける

 

「・・・あら、人間の子供・・・私の見た“運命”よりかは弱そうね・・・」

「何・・・?」

 

少女は椅子を立つと同時に手を上にだす

 

「さぁ!その力を私に見せてちょうだい!」

「ッ!神樂は隠れてて!」

 

少女の手にはいつの間にか槍が握られており、それを投げようとしてくる

 

僕は神樂が肩から降りるのを確認したあと腰にある刀“月華”を抜刀する

 

「神槍『スピア・ザ・グングニル』ッ!」

「火の太刀ッ!“焔”!」

 

向こうが槍を投げてくるのに対し、僕は炎をまとった刀を横に一閃する

 

ズドォォン・・・

 

「・・・やるじゃない・・・実力は申し分無いわね・・・」

「・・・よく見たら人間じゃない・・・何者だ?お前・・・」

「私はこの紅魔館の主!レミリア・スカーレットよ!」

 

・・・?なんて言った?

 

「・・・人間じゃない・・・なら!」

 

僕は一度刀をしまい抜刀の構えをとる

 

「さぁ!まだまだ行くわ・・・ッ!?」

「ふんッ!」

 

向こうがさらに構えると同時に僕は床を蹴る

 

床を蹴り数秒、彼女の首を目掛けて・・・

 

「風の太刀“燕”ッ!」

 

これで彼女の首を断頭できる・・・そう思った時・・・

 

シャキン

 

「ッ!?玲依!」

「・・・・・・おうふ」

 

一瞬動きが止まったかと思ったら次の瞬間、僕の周りをナイフが囲んでいた

 

しかもさっきまでいた少女は先程のメイドさんの隣にいる

 

「・・・結局、未来は変わらないのね」

「えぇ、残念です。」

 

たくさんのナイフが僕を襲う・・・回避は無理かと思われるが・・・

 

「・・・残念。」

 

そう言うと僕は刀を振る前の姿勢を取り・・・

 

「火の太刀・・・“朱雀”ッ!」

 

僕は炎の衝撃波を周囲に放つ

 

その衝撃波によって周りのナイフが次々と落とされていく・・・

 

「・・・・・・うそ」

「ふ〜ん。流石、私の従者になる未来を持つものだけあるわね。」

 

メイドの人はこの光景に唖然とし、少女は当然のように頷く・・・

 

「・・・さて、まだやる?それとも・・・」

「いや、私たちは玲依にお願いがあるのよ。」

「・・・玲依、ここは私が交渉するわ」

 

少女が提案しているなか、神樂が僕の肩に乗る。

 

「あら、聞いているのはあなたじゃないのよ。」

「・・・この吸血鬼め。」

 

・・・?

 

「吸血鬼?」

「そう。この部屋、配置されてるものからこいつらは恐らく吸血鬼よ。」

 

神樂からそう聞くと・・・少女は

 

「・・・そうよ。私は吸血鬼・・・でもあなたの血はいらないわ」

「・・・じゃあ何?」

 

・・・僕が少し怒りを含んだ口調で少女に尋ねると

 

「あなた。私たちの従者にならないかしら」

「・・・断るといえば?」

「・・・そうね。あなたを拘束してでも止めるわ」

「どうして僕?」

「あなたみたいな人間は中々いないもの・・・欲しいじゃない?」

 

・・・働きたくないでござる。

 

 

・・・僕は刀をしまい、少女に言う

 

「・・・今は断る、だけど、状況によるかな」

「では・・・」

「だけど今はダメ、信用出来ない」

 

・・・僕がそう言うと少女・・・ええと

 

「レミリアさん?」

「・・・わかったわ。なら数日ここにいてもらえないかしら」

「・・・なんで?」

「・・・信用してほしいからよ」

 

・・・ここまで必死にお願いされるのは初めてかもしれない・・・

 

レミリアが必死に引き止める中・・・僕は

 

「わかった。帰るタイミングは僕が決める」

「・・・じゃあ咲夜。彼を部屋に」

「はい。それではこちらに」

 

僕はメイドの人・・・咲夜さんにつられて部屋を出る

 

「・・・どうしてこうなるの?」

「・・・面白そうだからいい。」

 

僕達はこの世界の異変に巻き込まれるとは知らず、この館に泊まることになった・・・




お読みいただきありがとうございました。

また、気いってくださった方、気になる方はお気に入り追加よろしくお願いします。

それでは失礼します
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