久しぶりに着る制服に腕を通し、鞄に必要な物だけを入れて私の通う椚ヶ丘中学校に向かった。
あれ、教科書は?って皆思うだろうけどもう必要ないと思うんだ。
家を出て鍵を閉めて、私は歩く
しばらく歩くと…
徐々に椚ヶ丘生がたくさん登校する姿が見られる
私の姿を見て、ぎょっとしてから何やらコソコソ話す同じクラスの奴ら。
でも、私は気にしないよ。
だって、
今日でもう君たちとは会わなくてすむはずだから
私の2年の時のクラスはA…
宍戸和彦が担任で、超エリートと言われている五英傑がいるクラス。更には、理事長の息子である浅野学秀がいる。
友達と話すのは苦手だけど成績や運動が良かったからかA組になった…
ガラガラッ
扉を開けた瞬間、中にいた全員が私のことを見た…が、何も見てないかのようにまた勉強を始めた。
〔2年A組の桐谷舞さんは至急、職員室に来なさい。繰り返します…。~~…。〕
ほらきた。
この放送が終わったとき、教室内ではクスクスと笑いが起こった。
「やっぱり桐谷はE組行きだな(笑」
「成績と運動凄かったのに、残念だねぇ~」
そんな声を聞き流しながら、私は職員室に向かった。
「…ウーム」
………。
さっきからそれしか言わない
「桐谷。お前は成績も運動も両方良かった。なのにどうして無断欠席したのかね」
「………。」
「…ウーム、まさかA組からE組行きの生徒が出るとは…今までは無かったぞ!選ばれたものなのだから当然なのではないかね?わたしの評価がお前のせいで下がった…!…………………お前のこれからの行き先は分かっているな…!?明日からもう来るんじゃないぞ」
そう言われたから、職員室を出て教室に戻り鞄を取って即帰りました。
家に帰り、普段着に着替えてどこかに行こうかと考えてたら…
ピンポーン
「ほぇ…!?」
まさかの驚き
だって、私の家に訪れる人なんて少ないのに…
恐る恐るドアを開けるとスーツを着た男の人がいた
「桐谷舞さんだな?当然来てすまない。E組の担任だ」
E組の担任…
「ここでは話すことが出来ない…今から言うことは国家秘密で…」
国家秘密…暗殺者だったときも聞いたことのない…
でも…大事なことなのだろうと思い、家にあがってもらった。
「…お茶どうぞ……」
「すまない。」
この人は烏間さんというらしい。
防衛省の人で本当のE組の先生ではないらしい。
あれ…?雪村先生は…?
でもすぐに、辞めてしまったのかもしれないと考え烏間さんの話に集中した
「月を破壊した。来年には地球を破壊する」と宣言した黄色いタコが3-Eの本当の担任らしい。このタコを暗殺してほしいと言われた。既にE組に行っている生徒は暗殺を始めているらしい。
賞金は100億円。
「…ごめんなさい…私…ナイフはちょっと…」
「…いや、構わない。もし使いたいと思ったら使ってくれ。一応、置いておく。」
烏間さんは、ナイフ等の武器を机に置きお茶を飲み干して出て行った。
フーッ…私は床に崩れ落ちる
毎回そうだ。
人は怖い…あの‘事件’が起こった時から…
だから、人がいると体が硬くなったり…
性格が変わったり…
本当の自分は…とっても弱い。
あの時私が強かったら…
そう思い、少しでも強くなりたくて
暗殺業界に私は入った。
だけど…結局私は弱いまま…
今日は早めにお風呂に入り、ベッドに潜り込んだ
明日からE組か…
大丈夫かな…