桐谷舞と暗殺教室(停止中)   作:雲英

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遅くなり申し訳ございません。
それでは、どうぞ!


登校の時間

烏間さんが来てから1ヶ月…

 

私は1度もE組には通っていなかった

 

どうしてか…?

 

それはまだ…私の中では心の準備が出来てないから…

 

私は嘗て、暗殺者だった

 

けど、それは強くなりたかったから…

 

そして、ーーーの仇を討つため

 

 

 

だけど、あいつによって狂わされた

 

 

 

 

 

……柳沢誇太郎のせいで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…そろそろ行かなきゃね…」

 

そう私は呟き、準備をして学校へ向かった

 

 

今は5月…テスト1週間前である

はっきり言うと、まだ学校には行きたくなかった

だけど、ピンポンダッシュ野郎が毎朝やってくるため耐えるに耐えれなくなった

精神がおかしくなりそうだ

 

国家秘密の超生物だ

もちろんのこと、警察には取り合ってもらえない

つまり、自ら逝くしか止める方法はないのだ

おっと…間違え。行くしか…だね

 

でもその国家秘密の超生物…

もしかしたら、私の知ってる人かも知れない

なんたって、雰囲気とかね…

あいつのとこにいる間、毎日話してたんだから

だけど私はその人だとしても、

もう深くは関わらないよ

 

‘さようなら、死神さん’

 

 

 

いつも通ってる平坦な道とは違い、これからは坂道

 

暗殺やらあいつのところにいたやらで体力は大丈夫

だから、校舎まで余裕で登ることが出来た

 

「先に職員室に行かなきゃだったっけ…めんどい」

 

そして彼女は‘教室’に、向かった

普通ならば入った瞬間に気付かれるであろうが、普段からいたような気配を出し、誰にも気付かれずに普通に着席

 

よく暗殺で使ったことだ。

普段からいた気配を出した方が殺しやすいからね

 

席は多分ここだろう

ここに誰も座った気配はない

 

鞄を横にかけ、俯せになって寝た

 

 

 

 

 

数分後、誰も彼女に気付かないまま本校舎のチャイムが校舎にかすかに響いた

 

E組の生徒たちは、いつもの出席確認時の発砲のため銃を取り出す

 

「今日こそ殺れるかな~?」

「どうだろう…でも、必ずいつか殺すよ」

「おっ!渚君やる気じゃん。でも、殺るのは俺だよ」

 

そんな会話が教室であった

赤髪の少年は彼女の横を通って隣の席に座るがまったく気付かなかった

 

ニュルニュルと触手の音が廊下に響く

これはターゲットがやってきた…ということだ

 

この音が聞こえ全員の顔が引き締まる

誰かのゴクリという喉音が微かに聞こえた

 

扉が開き、ターゲットが入ってきた

そしていつものように教卓へ行こうとした足を止め、驚きの顔をする

 

その顔を見て、生徒たちは何事かと首を傾げた

 

「どうしたの?殺せんせー?」

 

前の方に座るオレンジ色の髪の少女が生徒から殺せんせーと呼ばれる怪物に声をかける

 

「…いや、なかなか来ないと思ったらもう来ていたとは…。」

 

全員が顔をしかめる

 

「どういうこと??」

「気付きませんか?この教室に昨日までいなかった生徒がいることを…」

 

え??と全員がハテナ(?)を浮かばせてから周りを見渡す

 

『あっ!?!?』

 

ようやく見つけた。夕日色の髪の少女がカルマ君の隣の席にうつぶせに座っていた

カルマ君も目を見開いていた

 

「ニュヤァ~、先に職員室に来て欲しかったのですが…まぁ良いでしょう…。桐谷舞さん、起きてください!! にゅっっ!?」

 

殺せんせーが傍まで行って背中を叩こうとしたところで何故か触手が3本吹っとんだ

 

「ふあぁぁっ…ねむ…。本気で寝そうになったよ…。全然気付かないからさ~…」

 

殺せんせーはまだ驚いているが、それをした当の本人はブツブツと呟いていた

 

「え…えぇーっと……桐谷舞さん、見事です!まさか初めてでこんなに殺れたとは!!」

「そりゃどーも ふぁぁ…」

「自己紹介お願いします!」

 

欠伸をする彼女とワクワクするタコ

 

「タコじゃありません!殺せんせーですっ!!」

 

「…なに言っとんだか……おはようございます。この間買い物してたらおばあちゃんにぶつかって、買い物袋破れてしまったんですよね…予備に袋持ってたからそれにおばあちゃんの荷物入れて、おんぶして家まで運んだんです。その後帰り道に、溝に嵌まって、車に引かれかけて、工場中のペンキぶっかかって…本当意味不明です。以上…」

『それ事故紹介!!』

 

全員に突っ込まれました…

 

「…あぁ、そっちね。私は、桐谷舞。……よろしく。以上」

『短っ!』

 

「ねー、殺せんせー!1時間目は質問タイムにしよーよー!」

 

そう緑髪の少女が言った

彼女…もしかして、あの先生の妹…?なのかな

そう考えながらも、これから始まる質問タイムに集中した。

 

「私、茅野カエデ!カエデって呼んでね。プリン好き??」

「プリン…好きだよっ!カエデよろしくね!私も呼び捨てでいいよー」

 

「俺は、赤羽業。桐谷さんはいつからいたの?」

「ずーっと前って言っても、チャイムが鳴る5分前ぐらいかな。よろしく、赤髪くん」

「だから、赤羽…」

 

「僕は潮田渚。上の名前じゃなくて、下で呼んで。色々あってね…。桐谷さんは、暗殺者…??さっきも凄かったし…」

「…クスクス、(まだ言わないでおこうかな)ううん。私は暗殺者じゃないよー。さっきのはたまたまじゃないかな?私も呼び捨てでいいよ」

「そっか、よろしくね。舞」

 

「舞っ!!今までどこに行ってたんだよ!母さんも弟たちも心配してたんだぞ!!」

「悠馬お兄ちゃん…ごめんね、色々あって。」

 

『お兄ちゃん!?!?』

 

全員が驚きの声を上げる

そんな皆に苦笑いしながら答えた

 

「あぁ、私…家族いなくてさ…。悠馬お兄ちゃんとこに住んでたの。」

「そっか…ごめんね」

「大丈夫だよ。これから皆よろしくねっ!」

 

 

 

これから一緒に殺るんだ

 私たちが通うこの教室

 

   ー暗殺教室で。

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