お待たせしました、続きです。
うららの心のスキマにいた駆け魂を追い出してから、数日後の日曜日。高原歩美はエルシィと共に、とある場所へと向かっていた。
「それにしても、天理さんの家が使えてよかったですねー」
「まあね」
そう。二人はいま、鮎川天理の家に向かっているところだ。
事の発端はうららの事件の翌日。お昼休みに天理を呼び出して魔法少女の事について話し合ったのだが、どうもお互いの情報に穴がある。
例えば天理は、駆け魂=ヴァイスについては聞いているものの奪い魂のことは知らなかった。
一方、天理は聞いている、魔法少女が増えるごとに魔法少女たちの能力がアップすることを歩美は知らない。
「うーん。これは一度エルシィさんも一緒に、情報交換とかした方がいいのかなぁ」
はっきり言って、エルシィはポンコツだ。向こうからの情報提供を待っていたら、とんでもないタイミングで新情報が出てきたりしかねない。
だからといって、個人的にエルシィや女神に聞いてみても、情報の共有には繋がらない。
となればやはり、場所を設けての情報交換が最も効率がよい、ということになる。
「そうなると、やっぱり私んちかエルシィさんちが…」
ふと、天理を見ると、顔を強張らせているのがわかった。
「もしかして、ヒトの家にお邪魔するのが苦手とか?」
歩美の言葉にコクリ、とうなずく。
「あの、玄関のチャイム押すのに、30分かかったことも…」
(あー…、こりゃ重症だ)
とはいえ、天理を責める訳にもいかない。無口で引っ込み思案なのは、すでにわかっていたことだ。
「そうなると外かあなたの家ってことになんだけど、人のいるとこはちょっとね。となると…」
歩美は天理の顔をじっと見る。
「……わかった。お母さんに聞いてみるよ」
天理は人付き合いが苦手なだけで、決して物分かりが悪いわけではない。
「そっか。それじゃあ結果がわかったら、そうだなぁ…」
『それなら、私からメルクリウスを通して連絡することにしましょう。メルもそれでよろしいですね?』
『ああ、私は構わないよ』
…………。
『? どうかしましたか?』
「いや、だから、そういうこと出来るなら、早く言ってよ!?」
歩美は心の底からそう思った。
……その日の晩に、日曜日なら問題なしとメルクリウスから聞かされた歩美だった。
そんなわけで天理の家に向かう歩美たち。
「うーん。住所だとこの辺りなんだけど」
「それなら、メルクリウスさんに案内してもらう、というのはどうでしょう?」
「でもそれだと、人とすれ違ったら問題だし…」
などと話していると。
「あ、歩美さん?」
「へっ!?」
突如声をかけられそちらを見ると、手提げかばんを持った桂木えりがいた。
「えり? どうしてここに!?」
「どうしてって、ここ、私の家ですよ?」
えりが背にする家、その表札には確かに【桂木】と書かれていた。
「へえ、ここがえりの家だったんだ」
「それより歩美さんこそ、どーしてここにいるんですか?」
「あー、ちょっと、知り合いの家を捜しててね?」
「そうなんですか」
ちろり
えりがエルシィの顔をうかがう。それに気づいた歩美は。
「あ、この人はうちのお隣さんで、その子と共通の知り合いなんだ。名前は…」
「今野エルシィといいます。歩美さんとは仲良くさせてもらってます」
(仲良く、なのかなぁ)
エルシィとの微妙な関係に首を捻る。
「そうなんですね。……あ、私は歩美さんのクラスメイトで桂木えりって言います。よろしくお願いします、エルシィさん」
「こちらこそ、よろしくお願いします、えりさん」
お互いの波長が合ったのか、二人はすぐに打ち解けた。
「あ、そんなことより早く天理のとこに行かなくちゃ!」
「……あのー、『天理』って、鮎川天理さんのことですか?」
「えっ、えりは天理のこと知ってるの!?」
えりの発言に思わず聞き返す歩美。
「知ってるもなにも、鮎川さんはうちの隣の、この家ですよ」
えりが指し示す家の表札を見ると、【鮎川】と書かれていた。
「……ただ、にーさまは隣とゆーのに異論があるみたいですけど」
確かに、入り口の向きや敷地内に建てられた家の位置などを鑑みれば、厳密な意味でのお隣さんではないだろう。だが。
「めんどくさっ! 隣でいーじゃん!」
「……まあ、にーさまですから」
なかなかのブラコンであるえりも、こういうところは諦めぎみだ。
「……確かに、ゲーマーが言うこと気にしても、しょうがないけど。
あ、それよりありがと。天理の家、教えてくれて」
「いいえ。私は大したこと、してませんよ」
「でもえりさん、お出かけするところだったんでしょう?」
「あっ、そうでした! 図書館へ本を返しに行くところだったんです」
そう言って手提げかばんを少しあげて見せる。
「そんなわけでここで失礼しますね」
えりは軽くお辞儀をして去っていった。
天理の家の、扉の前に立つ二人。歩美はチャイムのボタンを押す。
『はい、鮎川です』
「あ、天理、さんの、……友達の高原歩美っていいます」
『ああ、天理から聞いてるわ。今行くから待っててね』
応答の後、十秒前後で扉が開く。現れたのは、ベリーショートヘアのいたって普通の女性。恐らく天理の母だろうが、歩美は、よくこの人から天理のようなかわいい子が生まれたもんだと思い、でもうちのママも普通だなと反省する。
「さあ、上がってちょうだい。もう一人ももう来てるわよ」
((え、もう一人?))
歩美とエルシィはキョトンとする。他に誰かいるなどとは聞いてはいなかったからだ。しかし。
「でも、ほんとによかった。あの子って、ああいう性格でしょ? 学校に友達がいるのか、ずっと心配だったの」
天理の母の、こんな話を聞いたら、余計なことは聞けなくなってしまった。
二人は天理の母に連れられ、二階の天理の部屋に通される。はたしてそこにいたのは。
「桂木ゲー…、桂馬!」
テーブルの前で正座をし、携帯ゲームに没頭する眼鏡の少年、桂木桂馬だった。
「ちょっと天理、なんでゲーマーまで呼んだの!?」
天理の母が部屋を出てすぐに、歩美は天理に詰めよる。
「え、えと、あの…」
『私が頼んだのです』
天理の星のデザインのコンパクトが答えた。
「……ディアナ?」
『はい。
失礼ですが、あなた方だけでは話が纏まらないような気がしたもので。こちらも姉妹全員だと、私やウル姉さまでは暴走を止める自信がありません』
『ディアナだって充分暴走してると思うけど』
『メル!』
「あー、つまり話のまとめ役とゆーか、進行役として呼んだと?」
まさに暴走しそうなディアナに割って入り、ディアナの話を要約する。
『はい。桂木さんは不気味ですが、物事を冷静に判断する能力には長けているようですから』
「……というわけで、ボクは現実に巻き込まれてここにいる」
「ゲーマー」
「神さま」
今まで黙ってゲームをしていた桂馬が、初めて口をだした。
「さあ、こんなイベントはさっさと済ませよう。ボクは早く、ゲームの世界に戻りたいからな」
桂馬のワガママな理由。しかし確かに、さっさと済ませてしまうに越したことはない。
歩美がそう意気込んだところで。
「でも、ちょっと待て」
言った本人が待ったをかけた。
「ちょっと、どう…」
歩美が文句を言いかけたところで。
コンコン
ドアをたたく音が聞こえ。
「入るわよー」
天理の母がやってきた。
みんなの前にお菓子と飲み物を置き。
「それじゃあゆっくりしていってね」
部屋から出ていく。
「ゲームだと、家族がお菓子とかを持ってくるのが定石だからな」
「そうだけど! マンガやアニメでもよくあるパターンだけど!」
イマイチ納得がいかない歩美だった。
「さて、乗り気はしないが、さっそく話し合いとやらを始めよう」
桂馬が烏龍茶を飲み干して言った。
因みにみんな、ケーキと紅茶だったのに対して、桂馬だけは煎餅と烏龍茶だった。どうしてかと聞いたら、
「ボクは甘いものが苦手だ」
という答えが返ってきた。どうやら天理の家と桂馬の家は、以前から付き合いがあるらしい。
閑話休題。
エルシィは仕舞っていた女神のオーブを取り出してテーブルの上に置く。するとオーブが淡く輝きだし。
『おお、ようやく話が出来るようじゃ』
『これ、アポロ。大人しくせぬか』
『まあまあ、ウル姉。アポロ姉だって仲間内以外と会話がしたかっただけさ』
『でも、「きょうりょくしゃ」も仲間内じゃないの?』
『およ? なんとマルス、お主がミネルヴァにツッコミを入れられとるぞよ?』
『うむ、ミネルヴァも成長しているようだな』
『むーっ』
『ははは、ミネルヴァ姉は子供扱いされたのが気に入らないってさ』
「……なるほどな。ディアナが言っていた意味がわかったよ」
確かに、とてつもない姦しさだ。
「おい、雑談はさっさと切り上げて、長女から順に自己紹介だ。じゃないと話が進まない」
『む、うむ。最もな話だな。
……と、その前に言っておくことがある。我ら姉妹は「姉妹」と言ってはいるが、本当の姉妹ではない。「ユピテルの姉妹」という役職の巫女だ。それを踏まえていてほしい。
それでは私からだ。
私は長女のウルカヌス。物を操る力を持っている。あと、今の状態では問題はないが、視力は低く、耳は遠く、足も不自由だ。だか理力にはなんの支障もないので安心するがよい』
「はーい、ボクには関係アリマセーン。物を操るってのも微妙だしな。次」
ウルカヌスはムッとした気配を放つが桂馬はそれを無視した。
『ほほう、なかなか辛辣な少年じゃな。
わらわは次女のアポロ。医薬と歌舞音曲が専門じゃ。あと姉妹となる以前からの巫女であるゆえ、ちょっとしたまじないやお祓い、神託なども期待してもらってもよいぞよ』
「ボクがもし世話になるなら、医薬とお祓いくらいか。あとは、正しい選択肢を選び続けていれば必要ないな。次」
なかなかに面白い少年じゃ、と興味をもつアポロ。
と、今度は天理のコンパクトから声がする。
『私はあえて、こちらから話をさせていただきます。
私は、すでにご存知でしょうが、三女のディアナです。専門、というほどではありませんが、初代の技能を引き継いで弓が得意ですね。あと、アポロが私のことを知恵者と言いますが、私自身はよくわかりません』
「パラメーターが中途半端だな。でも、ま、普通よりはマシか。次」
パラメーターって? と困惑するディアナ。
「私は、四女のみねるば。私は姉さまや妹たちの
「みねるば、ミネルヴァか。お子さまキャラか? だが、後方支援型としては優秀っぽいな。次」
お子さまと聞いて、またもやむーっとなる。
『私は五女のマルス。君は薄々気づいてるみたいだけど、私は軍神だ。特に剣術が得意さ。ただし、戦うのは得意だけど戦略はちょっと、だね』
「なるほど。ほぼ、まんまか。だけど近接戦闘に優れてるのは利点だな。次」
竹を割ったような性格なのか、気分を害した雰囲気は見られない。
最後は再びオーブ以外、歩美の髪飾りから声がする。
『ディアナ姉さまにならって、私もこっちから話すことにするよ。
私は六女のメルクリウス。得意なのは魔術全般。専門技能には及ばないけど、色々な術を使いこなせるよ』
「魔法の
「なんでそこだけ私なのよ!? あと、名前で呼ぶな!」
ディスってきた桂馬にツッコミをいれる歩美。が。
「それじゃあ聞くが、お前は臨機応変に戦えるほど自分の頭がいいと、胸を張って言えるのか?」
「うぐっ、それは…。でも、知識と身体能力はメルから流れ込んできてるから…!」
「ふうん、そういう設定か。ま、頑張ってくれ」
(どおりでうららのとき、天理の対応が良かったわけだ)
桂馬はこの間の事件のときの、天理の様子を思い出していた。
「あのー、神さま。マルスさんが言っていた、薄々気づいてるってなんのことですか?」
「ああ、女神たちの名前は、ローマ神話のジュピターの子供たちの名前に対応してるってことだ。多分ローマ語の発音なんだろう、名前の読みがちょっと違ったりもするが」
「一応聞くけど、それってやっぱり…」
「ゲームの知識だが、それが?」
「桂馬くんらしいね」
「「!?」」
この発言に、歩美とエルシィは同時に天理の顔を見る。
字面だけを見れば、ただそのままの意味でしかないが、されど天理の言葉には、温かさが含まれていた。
二人に視線を注がれた天理は、顔を赤くして俯いてしまう。
「おい、なにしてる。次はお前の番だぞ、ポンコツ悪魔」
「……えっ? ひょっとして、私の事ですか!?」
「他に誰がいる。
お前も巻き込んでる側だってこと、忘れてんじゃねーぞ?」
桂馬がエルシィをキッと睨む。
「あわわわ、すみませんです!
ええっと、私はエリュシア=デ=ルート=イーマ、こちらでは今野エルシィって名乗ってます。
ドクロウ室長の命令で、駆け魂隊とは別に特殊な駆け魂、奪い魂捕縛の任務にあたってます。そしてそのために、女神さんたちの力を借りて戦う魔法少女さんたちを集めています」
「天理から聞いた話には出てきてない単語があったな。駆け魂隊ってのはなんだ?」
「あ、私も聞いてない。天理も聞いてなかったって事でいいの?」
歩美の質問に、天理は首を縦にコクコクと振った。
「な、何だか私にキツくないですか?」
『エルシィさんがきちんと説明しないのが原因かと』
ディアナに空かさず突っ込まれるエルシィ。堪らず涙目になったりしているが、これも自業自得というやつだ。
「う〜、……駆け魂隊は駆け魂を捕まえるための実働部隊です。人間界にやって来た駆け魂隊の悪魔は、選ばれた人間と
契約を交わした人間は、駆け魂の入った女性の心のスキマを埋め、追い出された駆け魂を私たち悪魔が勾留ビンで勾留する。
これが大体の流れです」
「ふーん…」
桂馬は少しだけ考え込み、再び口を開く。
「それで、どうして特殊任務がお前なんだ? 言っちゃあなんだが、お前より優秀なやつなんていくらでもいるんじゃないか?」
「ひどい!? いえ、確かにそうなんですけど…」
軽く文句を言うものの、自分でも理解はしているのですぐに肯定した。
「……私にもわからないんですよ〜。ドクロウ室長が決めたことなので」
(そのドクロウ室長がよほど見る目がないのか、あるいはなにか、思惑があるのか。
ゲームならまず、後者だけど。だが…)
エルシィのどうしようもなさと、何かはわからない思惑とが天秤にかけられない。もちろん、情報の足りなさを考慮してもだ。
(何か大きな秘密が…。いや)
「まあ、いいさ。今はまだ、必要ない情報なんだろう」
その呟きに三人(?)が疑問の表情を浮かべるが、それに構うことなく桂馬は質問を続けた。
「取りあえず、あとひとつ聞いておく。『駆け魂』ってのはなんだ? 言っとくが、悪人の魂ってのは無しだぞ。
……ちひろ、だったか? ああいった現象までなら許せるが、うららのあれは、ただの魂が引き起こせる現象の域を越えてる気がする」
「はえ? んー…、あっ、そうでした! ここは人間界なんですよね?」
桂馬は頭が痛くなってきた。まさかコイツ、ここが人間のセカイだってことを忘れてたのか? と。
いや、桂馬だけではない。歩美も天理も、程度の差こそあれ同じようなことを考えていた。
「ええと、駆け魂は地獄にとっての悪人、つまり悪魔の魂なんです」
「悪魔!?」
歩美が声をあげる。
「はい。300年くらい前に、人間をそそのかす悪い悪魔と、それを止めようとする悪魔がいて、大きな戦争が起きました。
最終的には悪い悪魔は封印されましたが、魂だけになった彼らは今でも時々脱走します」
「それが駆け魂か」
なるほど、と頷き。
「要は悪魔 対 悪魔の構図だったのか。ゲームではありがちなパターンだな」
「悪魔 対 悪魔がですか?」
「いや、意見を違えた同族の、だな」
「へえ〜」
桂馬のゲーム理論にしきりに感心するエルシィ。
((エルシィさん…))
歩美も天理も、なんだか悲しい気分になってきた。自分達よりも年上のお姉さんが、ゲームという物語にありがちと言われて感じ入るという構図。呆れるのを通り越して、むしろ愛しくさえ思えてくる。
年下が、年上を、だ。悲しくもなろうというものだ。
「さて、エルシィに関してはこんなところだ。
……で、代表してディアナに聞こう。なんで駆け魂が悪魔だというのを黙ってた?」
『!』
「えっ、ゲーマー? それってどういうことよ!?」
「考えてもみろ。魔法少女は駆け魂・奪い魂に対抗できる。そして女神たちもその事を理解している。なら当然、駆け魂が何なのかを理解していたと考えるべきだ」
「あ…」
そう。少なくともその正体を知っているからこそ、なんの迷いもなく対峙できると言い切れるのだ。
ふう…
ディアナがひとつ息を吐く。
『そうですね。確かに、私たちは駆け魂がヴァイス…、悪魔の魂だと気がついていました。その事は申し訳なく思っています。すみませんでした』
ディアナは、自分達の非については素直に謝った。
『……ですが私達にも、今はまだ打ち明けられないことがあります。恥ずかしい話ですが、保身の意味もあります。
なので、話せないことも多分にあることを、理解していただけないでしょうか』
「それは、いつになったら打ち明けられるんだ?」
先の見えない待ちなど、する気がない桂馬。
『全てではありませんが、六人の魔法少女が揃えば、そのときには』
「……わかった。だけどこちらの質問に、今、答えられる範囲でいいから答えてくれ。情報は多ければ多いほど役に立つからな」
くいっと眼鏡を上げながら、桂馬は言った。
歩美「高原歩美と…」
ちひろ「小阪ちひろの…」
歩美・ちひろ「あとがき代わりの座談会コーナー☆出張版!!」
ちひろ「ってこれ、めがみ~なじゃんか」
歩美「なんか作者が、神のみ原作の新規シリーズ開始した記念と、お話遅れてごめんねって理由みたい」
ちひろ「前半はまだしも、後半は関係ないじゃん。しかもまた、次回へ続いてるし!」
歩美「こっちの私たちが天理の家に到着するまでで、文字数使いすぎたとか。それ抜きにしても、結局納まんなかったみたいだけど」
ちひろ「作者、構成力無さすぎ!」
歩美「それ言ったら、どこが【歩美と天理と女神たち】なのよ。明らかに【桂馬と歩美と女神たち】じゃない」
ちひろ「ディアナの言った理由はわかるけど、桂木に進行役任せたら、ああなるのわかりきってんのに」
歩美「知り合って間もないから、仕方ないって言えば仕方ないのかもしんないけど。
まあ、作品の愚痴言ってたらきりが無いし、解説の方始めよっか」
ちひろ「そーだね。まずはメルクリウスとディアナだけど、本体ってか本霊? 本魂? はオーブの方にいるみたいだねー。星形のアイテムは端末なんだってさ」
歩美「いきなりそこからいくんだ。それじゃあ私はエリー、……エルシィとえりが存在してることについてだけど、これって作者が別に考えてた神のみモノの作品と吸収・合体させたのが理由らしいよ」
ちひろ「なんじゃその、スレイヤーズ誕生秘話みたいな理由は。
それで二人いるつじつま合わせは考えてあんの?」
歩美「考えてるみたいだけど、この作品で明かすことは無いみたいよ」
ちひろ「ヒデー作者だな?」
歩美「一応ヒントとしては、【カードキャプターさくら(原作版)】だって」
ちひろ「それ、知ってる人には答え言ってるようなものじゃんか」
歩美「まあ、どのみち作者の頭じゃその辺が限界だと思うし」
ちひろ「歩美、作者に対してあたりキツくないか?
ま、いっか。じゃ、次にエリー、めんどくさいなぁ。えりが図書館に行くくだりだけど。
これって絶対、次の魔法少女候補の伏線だよね!?」
歩美「うん。次回登場予定だって」
ちひろ「うーん、あからさまだなぁ」
歩美「だから作者の頭じゃ…」
ちひろ「いや、それはもういいって。
……あとは、女神たちが内緒にしてること、かな」
歩美「それは作品内で言ってるとおり、魔法少女が揃ったら説明があるみたい。ただ…」
ちひろ「この執筆スピードじゃなー。エタりそうな気もするし」
歩美「そこは作者に頑張ってもらわないと。私じゃないけど私が主役なんだし」
ちひろ「さっきまでディスってたのに現金だな!?」
歩美「だって原作じゃ、桂木はちひろとくっついちゃうし、もう一本の小説だと本編に出番ないんだもん」
ちひろ(なるほど。作者にあたりがキツかった理由はそれか)
歩美「はぁ~。なんだか面倒くさくなってきちゃったし、そろそろ終わりにしようか?」
ちひろ「おいおい、それってうちのセリフだって」
歩美「いやー、なんだかちひろの『めんどくせー』って気持ちがわかった気がするよ」
ちひろ「うれしくないから、それ。
まぁ、しゃーないか。それじゃあここらでお開きにするけど」
歩美「次回も座談会コーナーあります。登場するのはなんと、かのんちゃんとアポロです」
ちひろ「うーん、作者はあざといのう」
歩美・ちひろ「それでは皆さん、次回もまた見てくださいね!」