舞島市立中央図書館。蔵書量では舞島市内で2番目に多い施設だ。因みに一番は、舞島学園内の図書館である。
そこの児童書室では、えりが次に借りる本を物色していた。すると。
「あ、栞さん」
「あ……」
栞と呼ばれた女の子がえりに気付き、小さく声を発するものの続きが出てこない。けれどもえりは、そのような事は気にもせず栞に尋ねた。
「栞さん。本なら一緒に捜してあげますよ?」
「………!」
えりの申し出に、ぱぁっと明るい表情を見せる栞。
「それで、なんてタイトルの本ですか?」
「……【日本むかしばなし全集 第五集】」
先程までまともに喋ることが出来なかった子が、空気の抜けたような発声であるもののしっかりと伝えることができた。
「え…、それ、私が今日返却した本ですよ?」
「!?」
これには栞も驚いた。
そもそも二人が知り合った理由は、栞が返却しようと窓口に差し出した本が、ちょうどえりが借りようと捜していた本だったのがきっかけである。今回はたまたまその反対だったということに、二人は何か、縁のようなものを感じた。
「栞さん。一緒に窓口に行きましょうか?」
えりが気を利かせて聞いてみたが。
ふるふる
栞は首を横に振る。
「…だいじょうぶ、です」
実際返却された本は、貸し出し予約でも入っていない限り窓口横の返却ラックに置かれていて、他の人がすぐに借りられるようになっている。
(確かに…、私が一緒に行くまでもないですよね)
そう思ったえりは、再び借りるための本を物色し始めた。
ところ変わって天理の家。
「さて、ここから先は、歩美が質問しろ」
桂馬が歩美に向かって言った。
「なんで命令口調!?
質問なら天理でもいいじゃない。あと、歩美って呼ぶな!」
はあ…
桂馬は深くため息を吐き、あきれたように言った。
「そんなの天理に任せたら、この会議、いつまでたっても終わらないぞ?」
「ふえっ?」
「う…」
歩美も反発して言い返したが、天理の性格はここ数日の間に理解している。確かに桂馬が言う通り天理に質問を任せたら、いつまでも終わりの
「仕方ないなー、わかったよ」
歩美は渋々と了解した。
「うーん。じゃあまずは…、メル。この間、奪い魂が舞島にしかいないって言ってたよね? それ、理由を言いかけて終わったけど、結局はなんだったの?」
『メル!』
『あー、ごめん。話の流れでつい言いそうになった』
ディアナの批難を込めた言葉に、メルクリウスは謝った。
「……つまり、これも秘密ってことだな?」
『はい。度々すみません』
どうやらディアナもばつが悪いようだ。
歩美は軽くため息を吐き続ける。
「じゃあさ、他の魔法少女候補の子も舞島の町にだけいるの?」
「ほう…」
歩美の次なる質問に、桂馬は感心の色を見せる。
『そう、ですね。補足の意味を含めて説明しますが…。
奪い魂は確かに舞島にいますが、舞島の外に出ないわけではありません。そしてそれは、魔法少女候補の方にも言えることなのです』
「え?」
「??」
歩美も天理も、ディアナの言ってる意味がいまいち理解できていない。
「小学生相手にもって回った言い方するな。もっと簡潔に言え」
「言い方は悪いけど、ゲーマーの言う通りだね」
『……私が、悪いんですか?』
憮然とした声で言うディアナ。
『ディアナは回りくどくていかん。話はもっと、解りやすくするべきじゃわ』
『なら、アポロ姉さまが説明なさって下さい!』
『いや、ほら。わらわはバカじゃから』
『そのようなこと、自慢気に言わないで下さい!』
「あーうるさい! するならケンカじゃなく説明にしろっ」
桂馬のもっともな意見に、押し黙る二人の女神。代わりに口を開いたのは。
『仕方あるまい。ここは私が説明しよう』
長女ウルカヌスだった。
『なに、たいした話ではない。早い話が、奪い魂もさ迷っている間はこの地域から出ることはないが、人に取り憑いた状態ならばその境界を越えるということだ。
魔法少女候補の場合はその逆、境界の外に暮らすものが内に入ってくる、ということだな』
「なるほどー」
「そーいう事だったんですねー」
(いや、エルシィさんは知らなきゃまずいんじゃ?)
内心ツッコミを入れる歩美。
「しかしそうなると、鳴沢市や南雲市、木梢町なんかも対象に入れるべきか?」
そう、桂馬が思案をすると。
「地名はわかりませんが、確かに隣接する地域も視野にいれた方がいいとは思います。
ですが、普段はこの地域にいる可能性の方が高いでしょう。……先ほど話せなかった理由によるところが大きいのですが」
「……そうか」
ディアナの言葉にとりあえず納得をする桂馬。もちろんその全てではないが、とやかく言うほどのことでもなかった。
「えっと…?」
「魔法少女候補と奪い魂捜しは今まで通りだってさ」
イマイチ理解していなかった歩美に、桂馬が簡潔に説明した。
「そっか」
ひとまず納得する歩美。
「うーんと、それじゃエルシィさん」
「は、はいっ!?」
先ほどの桂馬の扱いのせいか、異常にびくつくエルシィ。
「ちょっと、別に質問するだけなんだから、そんなにびくつかないでよ」
「あ、はい…」
さすがに自分でも過剰反応だったと思ったのか、エルシィは頬を赤らめながらうなずいた。
「それじゃ聞くけど、ちひろの時とうららの時でドロドロ音が違ったけど、それってどうしてなの?」
「「ドロドロ音?」」
桂馬と天理が同時に口を挟む。
「あ、二人とも聞いてないんだ」
「ちょっと待ってください。ええと…」
言ってエルシィは髪からドクロの飾り、駆け魂センサーを外し、何やら操作を始める。すると。
ドンドロドロ、ドンドロドロ……
「これがちひろさんの時ですね。そしてこれが…」
再びセンサーを弄ると。
ドロドロドロドロ……
「これがうららさんの時です」
「確かに違うな」
「うん…」
桂馬の言葉に天理がうなずく。
「これは『駆け魂センサー』といって、駆け魂が近くにいると教えてくれるセンサーです。
通常の駆け魂の場合はうららさんの時の音が鳴ります」
「それじゃ、ちひろの時のは奪い魂の音?」
「はい、その通りです」
歩美の発言を、エルシィは肯定した。
(そうか。だからあの時、かなり慌ててたんだ)
ちひろと遭遇したときのエルシィの慌てっぷりに、ようやく納得のいった歩美だった。
「ありがと。よくわかったよ。
えっと、それじゃ私からは最後の質問。これはエルシィさんと女神のみんなにも聞きたいんだけど。
……プロセルピナって人、知ってる? 偽名みたいなんだけど」
うららの事件の時、4年1組の前で出会った謎のお姉さん。そして、白鳥正太郎を一緒に連れて行くようアドバイスをした人だ。
「プロセルピナさん、ですか?」
『あのときの娘か』
『メルからそのときのことは伺ってます。
そう、ですね。同一の存在とは思えませんが、名前には思い当たることがあります』
そう言ってディアナはいったん間をとり、再び口を開く。
『私たちの祖先、あなた方にとって神話の時代。冥界の王に嫁いだ女神がいました。
その方が豊穣の女神ケレスの娘、プロセルピナです。そしてその女神の父親はユピテル。
そう、場合によっては彼女の名も「ユピテルの姉妹」として受け継がれていたのかもしれません』
「……えーと、イマイチよくわかんないんだけど。
冥界って地獄のことだよね? てことは、女神が悪魔になったってこと?」
神話に詳しくない歩美が質問をする。それに答えたのはウルカヌスだった。
『現在の地獄という名で勘違いするものも多いが、冥界の王の名はプルートー。天界の王であったユピテルの兄にあたる者。つまり彼もまた、立派な神、しかも大神であったということだ』
『ほー、そうじゃったのか』
『へぇ、知らなかったなぁ』
…………。
『アポロ姉様、マルス…』
『こ、これ、冗談じゃ! 怒るでない、ディアナ!』
『ちょっと真面目な話だったから、場を和ませようと思っただけだよ』
「結果的には、話の腰を折っただけだったみたいだな」
桂馬に的確なツッコミを入れられた女神二人は沈黙をした。
「まあ、だけど、そいつがプロセルピナって名乗った理由は想像がついたな」
「えっ、本当!?」
桂馬の予想外の一言に色めき立つ歩美。
「ディアナが言ってただろ。
つまり。自分が冥界、地獄の関係者で、尚且つ天界の味方だっていう、そいつの意思表示だったんだろ」
『ですが、それを鵜呑みにして、よいものかどうか…』
『今は信じるしかないじゃろ』
疑心を投げかけるディアナに、深くは考えないアポロが返した。
「そうだな。ルートが確定していない今は様子見が正解かな」
(ルートって、どこまでゲーム気分なのよ!?)
心の中で桂馬に毒づく歩美。そんな歩美へ桂馬が視線を移し、心を見透かされた気がしてドキリとする。もちろんそれは、ただの思い過ごしに過ぎないのだが。
「もう質問は終わりだったよな? それじゃあこれで終了でいいか?」
「あ、うん。そうだね…」
ホッと胸をなで下ろし、うなずいた歩美だったが。
「あの…」
意外な伏兵が声をかけた。天理だ。
「桂馬くんに、聞きたいこと、あるんだけど…」
「ボクに聞きたいこと?」
さすがの桂馬も、天理から質問がくるとは予想外だった。
「桂馬くん、白鳥さんの世界で、エルシィさんに何か言おうとしてたよね」
「あ、そういえば…」
天理の質問を聞いて、エルシィもその時のことを思い出した。
「ああ、あれは…」
桂馬が答えようとした、その時。
パアァァ…
女神のオーブがより一層輝き、一条の光がある方角を指し示した。
「神さま、歩美さん、天理さん。新しい魔法少女候補の方です。お名前は…、
羽衣の一部でオーブをくるみ、羽衣の反対側はPCタブレットのようなものに繋がっている。
(そうか。あれで予め情報を調べてたんだ。ていうか、羽衣のこと聞くの忘れてた。
……まあ、いいか。また今度で)
心の中でそう結論づける歩美。
「場所はどこなんだ?」
「あ、今、表に出て確認します」
桂馬の問いにそう、エルシィが答えたが。
「おい。ソレには地図機能はないのか? オーブと同期出来るんなら、地図機能と照らし合わせればスグだろ」
「…………あ」
「あの…?」
「エルシィさん?」
桂馬の意見に一言つぶやき、天理と歩美が半ば呆れて。
「この、バグ持ち悪魔がーーーーーー!!!」
桂馬が盛大に突っ込んだ。
汐宮栞は、無口な女の子だ。学校でも、クラスメイトと会話することなどまず無い。
休みの日は一日中図書館にいるほど、人付き合いを苦手としていた。
そんな栞に、仲のよい子が出来た。
桂木えり。
この図書館で知り合った子だ。
えりは、無口で付き合いづらい栞にも分け隔てなく接してくる。だからといって押しつけがましいことはしない。
(えりさんと、もっと仲良くなりたいな)
(今度ちゃんと「お友達になってください」って言った方がいいのかな)
(……もし断られたらどうしよう)
(でもえりさんだったら、「えっ、私たち友達じゃ無かったんですか!?」なんて言いそう)
(……いい方に考え過ぎかな)
栞がそんなことを悶々と考えながら、窓口にまでやってくる。
返却ラックを見れば、そこには捜していた【日本むかしばなし全集 第五集】があった。
栞は喜び勇み、本へと手を伸ばそうとする。が。
「これも借りていこうかしら」
30前後の女性が、子供にでもと思ったのだろう、栞が求めていた本を手にした。
「あ……」
慌てて声をかけようとするものの、次の言葉が出てこない。
栞の中で思いがぐるぐると巡り、そして…。
「とーちゃくです」
空を飛んできたエルシィが図書館の駐車場に降り、勾留ビンを取り出す。その中には歩美、天理、そして桂馬が入っていた。
ぽん!
エルシィがフタを開けると中から三人が飛び出す。
「そのビン、駆け魂以外も閉じ込められるんだな」
桂馬が半ば感心しながら言った。
「さあみなさん。栞さんに会いに行きましょう」
そう言って歩き出そうとしたその時。
ドンドロドロ、ドンドロドロ…
「駆け魂センサーが!?」
「その音は、奪い魂!?」
歩美の言葉を聞いた瞬間。
「えり!」
突然桂馬が駆けだした。
ゲームにしか興味が無いと思っていた桂馬が、妹の身を案じているのを見て意外に思う歩美。その様子を伺って。
「桂馬くんは、優しい人だよ」
天理がはっきりと言った。しかし歩美には、どうもピンとこない。
確かに桂馬は周りが言うほど、どうしようも無い奴などでは無かった。口は悪いし、時々ワケのわからないことを言ったりもするけど、女神たちとの会話で一番理解していたのは、おそらく桂馬だろう。
だが優しさなど、これっぽっちも見た記憶が無かった。
ホントはそこのところをもう少し突っ込みたい歩美だったが。
『歩美。魔法少女に変身しないと』
『天理さんもはやく』
こう言われてしまっては仕方がない。奪い魂を放っておくわけにはいかないのだから。
「天理!」
「う、うん」
「「天装!」」
二人の身体が光に包まれた。
「えり!」
館内に駆け込んだ桂馬がえりの名を呼ぶ。
その視界に飛び込んできたのはあの時よりも小さいが、学校の校庭で見かけた化け物によく似た、それだった。
「に、にーさま!? どうしてここに!?」
児童書室の入り口から顔をのぞかせながらえりが言った。桂馬は慌ててえりの元へ駆けよる。
「そんなことはどうだっていい。それより、どういった状況なんだ」
「あ、はい、理由はわかりませんが、栞さんが強力な
「……今、誰と言った?」
桂馬が思わず聞き返す。
「汐宮栞さんです。この図書館で知り合ったんですよ」
「……そうか。こういうパターンもあるのか」
えりの説明に、桂馬は頭を悩ませる。と、そこへ。
「魔法少女めがみ~な・メルクリウス!」
「ま、魔法少女めがみ~な・ディアナ」
二人の少女が現れて名乗りをあげた。
「メル、ディアナ!
「えっ!? ……っていうか
「あ、あの…、それより、ヴァイスを早くなんとかしないと…」
などと言い合っているとそれに触発されたのか、奪い魂が動き出す。それが目を付けたのは。
「えり、危ない!」
桂馬が叫ぶ。
奪い魂がえりめがけて手を伸ばし。
ガガゴッ!!
気がつくとえりの目の前にはエルシィがいて、半透明の壁を使って奪い魂の手を防いでいた。
えりは唖然として、声も出ない。
「あゆ…、メルクリウスさん、ディアナさん。今のうちに奪い魂を…」
「うん! って、
奪い魂がいるところは、館内でも比較的広い場所ではあるが、さすがに自由に動き回れるほどではなかった。
「私に、まかせて」
そう言って[ディアナ]が一歩前へ出て行き、魔力で編み出した弓と矢を構える。しかしそれに気付いた奪い魂が、[ディアナ]の方を向き…。
「羽衣さん!」
「
エルシィが羽衣を巻きつけ、[メルクリウス]は風を巻きつけて奪い魂の動きを止める。その隙を突き、
「
[ディアナ]が矢を放つ!
『ぐ、があぁぁ』
矢を喰らった奪い魂は、雄叫びにも似た叫び声をあげながら栞の身体から離れていく。
だっ!
ザシュッ!
パシィッ!
奪い魂から解放された栞を、[メルクリウス]が滑り込みながらキャッチする。
視界の隅には、駆け魂を勾留しているエルシィの姿が映っていた。
「大丈夫?」
「……!」
こくこく
とっさに声の出ない栞は首を縦に振る。
(あ。この子、天理と同じタイプだ)
[メルクリウス]は即座に理解した。そこへエルシィが駆けよってくる。
「あの、汐宮栞さんですね?」
こくり
エルシィの問いに、栞は再び首を縦に振る。
「栞さん。魔法少女になりませんか?」
「……………………はぅぇ?」
栞は素っ頓狂な返事を返した。
「……どうやらなんとかなったみたいだな」
桂馬がホッと一息つくが。
「にーさま、これはどーいうことなんでしょーか」
いつもと変わらない言葉遣いながら、底知れない威圧感を発しているえり。
「ええと、えり?」
「にーさま、ヴァイスのこと、奪い魂って言ってましたよね」
そこへ落ち込んだ表情のエルシィと魔法少女たちがやってくる。
「それからメルクリウスさん」
「えっ!?」
「どーしてにーさまのこと、ゲーマーって呼んだんですか?」
「それはっ!」
言葉に詰まる[メルクリウス]。
「何よりもエルシィさん」
「は、はいっ!」
「エルシィさんは一体何者なんですか?」
「……えりさん、いつもより怖い」
[ディアナ]がぼそりとつぶやくと。
「ディアナさん、でしたっけ? なんでわたしの名前、知ってるんですか?」
「ふえっ!?」
普段では考えられないほどの威圧感を出すえりに、みんながタジタジになる。ところがそれが急速に
「私だけ仲間はずれにして、みなさんズルいです~!!」
「うわ、痛っ、えりっ、やめろ!」
涙目になったえりが、桂馬をポカスカ叩きながら言った。一方。
「あわわわぁ! 栞さんには断られるし、えりさんにはばれちゃうし。神さま、どうしましょう!?」
テンパったエルシィが桂馬に泣きついてくる。
はあ~……
桂馬はひとつ、長いため息を吐き言った。
「やっぱり…、えりとエルシィはなんとなく似てるな?」
と。
かのん「中川かのん…」
アポロ「アポロの…」
かのん・アポロ「あとがき代わりの座談会コーナー☆出張版!」
かのん「……って、向こうの作品だとこのコーナーに出る機会ってないんだけど」
アポロ「向こうは出演予定のない者のための、救済措置じゃからの」
かのん「第一、座談会って言ってるけど私とアポロ、同じ身体なんだから『座談』って言うのもおかしい気がするし」
アポロ「そこは気にしても仕方あるまい。座して談笑するという意味では、あながち間違ってもおらんじゃろ」
かのん「確かにそうなんだけど。
……うん、そうだね。気持ちを切り替えて、解説の方始めよっか」
アポロ「うむ。わらわは準備万端ぞよ」
かのん「ええと、それじゃあまずは、図書館の二人のことだね」
アポロ「ふむ。わらわにはちと、疑問がある」
かのん「疑問?」
アポロ「えりは言ってしまえば、もう一人の彼女じゃろ?」
かのん「色々ギリギリな感じだけど、そうだね」
アポロ「それにしては栞に対して、随分と気の利いた行動をしておるようじゃが」
かのん「あ、それには理由があって、昔から天理さんと知り合いだったかららしいよ?」
アポロ「おお、なるほど。無口で引っ込み思案な相手には慣れておると、そう言うわけじゃったか。
さて、次は前回に引き続いての説明シーンじゃな」
かのん「前回は【神のみ】と共通する説明が多かったけど、今回は【めがみ~な】独自の設定がメインだったね」
アポロ「ちなみに今後、【かのん100%】や作者の別作品【ももの花びら~】に登場する『はぐれ魂』も出てくるらしいのぅ」
かのん「それ、宣伝なんじゃ…」
アポロ「宣伝目的じゃないからかまわんじゃろ。なんかあったら、ここら辺のセリフがカットされるだけじゃわ」
かのん「本編じゃないからってメタ発言まで…。
ともかく。次に歩美さんの質問だけど、特に気になるのは、やっぱり最後のプロセルピナさんの情報だよね」
アポロ「うむ。以前作者が書いたとおり、あやつであってあやつでない、ううむ、面倒くさいのう。
ここははっきり言おう。あやつは過去編ドクロウと近しい別人じゃ」
かのん「ここでネタばらししちゃうかなぁ。
とにかく桂馬くんの推測はほぼ正解で、+αがあるって感じです」
アポロ「かのんもネタばらししておるぞよ」
かのん「コホン! 次に、天理さんが桂馬くんに投げかけた疑問だけど」
アポロ「それは物語の最後で桂木自身が言っておったの。ある意味、めた発言で、最大のひんとで、ほぼ答えじゃな」
かのん「
そして今回のクライマックスで、桂馬くんが事件に関わってることがえりさんにバレちゃいました」
アポロ「メルやディアナの正体にも薄々気付いておるようじゃが、半信半疑のために誤認識の術を破ってはいないらしいの」
かのん「なんだかそのうち、ちひろさんやうららさんにもバレちゃうんじゃ?」
アポロ「いちおう現段階ではバレないそうじゃ」
かのん「いちおうで現段階ってのが気になるなぁ。まあ、今は作者を信じるしかないよね。
さて、そろそろお開きの時間だけど…」
アポロ「この座談会、こちらでも続く
かのん「かもって、確定じゃないんだね。作者さん、私たちのセリフ考えるのに四苦八苦してるからなぁ」
アポロ「まぁまずは、えたらないことが先決じゃが」
かのん「そ、そうだね。
えと、それじゃあみなさん。話も尽きませんが今回はこの辺で」
アポロ「うむ。それでは、次回もまた見るのじゃぞ」
????「つーづーけ!」
かのん・アポロ「!?」