転生した憧れの世界はいろいろとおかしくなっていた(編集中現在3話までは完了) 作:ありふれた猫の中の猫又
ある人の薦められて今書いている小説と並行してTS小説を書くことになりました。どちらも見ていただけると嬉しいです!
では、どうぞ!
「ここはどこだ?」
確か俺は学校にいたはずなんだけど……見渡す限り綺麗な星?まるでプラネタリウムのような場所はなんだろう?地面見えないし。俺が立ってるからあるんだろうけど。俺がそんな事を考えつつ、辺りを見渡してぼーっとしていると目の前にサッカーボールくらいの大きさの光を放った球体がゆらゆらと飛んできた。そして俺の目の前で止まり、いきなり強い光を放った。
「うっ!なんだ!」
目を隠した手をどけると目の前には、その姿を見た人は誰もが美しいと言うだろう女の人が立っていた。
「はじめまして、こんにちは」
「こ、こんにちは。だ、だれ?」
「私は神です」
「え?今なんて?」
「神ですよ?」
「えぇ!ホントですか!?」
「えぇ、ホントですよ」
「すみません、神様とは知らずに無礼を…」
「いえいえ、大丈夫ですよ。そんなに畏まらなくて」
なんで自分の目の前に神様がいるのか大体予想はできてるが、何で自分がここにいるのか聞いてみようか。
「それはあなたが、亡くなってしまったからですよ」
「あ、やっぱりそうなんですねって、なんで聞こえてるんですか!?」
「だってわたし神ですよ」
「あ、確かに、それで納得できる」
全部それでは片付けられるのは便利だな。さすが神って感じ(笑)てか、俺ってなんで死んだのか。
「あなたは、女の子を守って亡くなりましたよ。それはもうかっこよく散ってましたよ」
「女の子を?そうなんですか?」
「あなたの記憶によると好きな人だったみたいですよ。その女の子をあなたは不審者から勇敢に守って亡くなりました」
「守ったですか。そんなに好きだったんですかね?」
「そうですね。今は生の世界と死の世界の狭間なので記憶の一部(亡くなったところ辺り)が消えているようなのでわからないと思いますが、あなたは不審者が女の子をナイフで襲おうとしていたところを守ったみたいですね。ちなみにその後すぐに不審者は取り押さえられたので女の子は生きていますよ」
「そうですか。それは良かったです」
記憶が曖昧だからわからないけど俺の命が無駄にならなくて良かった。
「で、ここからが本題なのです。あなたがこんな亡くなり方をしたので、神の会議であなたに慈悲を与えようということになりました!」
「え?慈悲ですか?」
「はい、そうです!なにか望みを叶えて差し上げますよ!」
「えぇ!いいんですか!?」
「はい。あなたが好きなライトノベルにありがちの異世界転生もできますよ。記憶付きで。もちろん同じ世界でまた生きたいならそちらでもいいですけど、こちらだと記憶はリセットされますが…」
「いえ!転生でお願いします!!」
「そ、そうですか。わかりました。世界を決めることができますがどこか希望はありますか?」
「そうですねぇ。あ!ニセコイの世界ってありますかね?」
「もちろんありますよ!主人公的立ち位置に転生させることもできますが…」
「ぜひお願いします!!」
やったぁ!これで前世にはなかった幸せなリア充ライフを遅れる!
「良かったですね。ですが、主人公的立ち位置だとしても黙っているだけでは何も起きませんよ」
「え?どういうことですか?」
「つまり、自分で努力して切り開いて行かなければ幸せなリア充ライフはやって来ないと言うことですよ」
「うっ、そ、そうなんですか。わ、わかりました。一生懸命頑張らせていただきます!!」
「はい、頑張ってくださいね。私はあなたの幸せを願っております。では、転生させますのでじっとしていてください」
「わ、わかりました」
ついに、ついにこのときがきた。あぁ、神様ありがとうございます。これから、一生懸命に二回目の人生を生き抜いていきたいと思います。
「では、行きますよ」
足元から青白い光が溢れ出してくる。そして、自分を包み込むように広がってくる。
「神様。本当にありがとうございます!俺、頑張ります!!」
「えぇ、お幸せに」
そして、夕陽は光に包まれてその場から消えていなくなった。そこには神様だけが残っていた。
「あ!一つ言い忘れてた!……まぁいっか。これは生まれてからのサプライズってことで」
神様はまた光の球体になり、そのままゆらゆらと彼方へ消えていった。
今回は2話同時に投稿するので、次も見てくださると嬉しいです!これからもよろしくお願いします。感想お待ちしております。