「朝か………」一人起きるメイルベーゼその時点で実感する。
普段なら騒がしい筈の所、用意するべき料理も自分のだけだ。
少し寂しさを感じたがそれと同時に少し緊張と興奮が起こる。
学園に行ったことのないのでどんな物か少しばかり楽しみにしていた。
洗濯して掃除、そして道具の手入れや水浴びなどし料理、朝食はフレンチトーストと目玉焼きにサラダとウインナーにコンソメスープと故郷で人気だった朝食セットを食べて家を出た。
そのころライヒアラ騎操士学園では朝から騒がしかった。
理由としては今日、編入してくるメイルベーゼの話題
昨日、護衛をしていたと思われるマーリ公爵領所属の騎士が居たことにより確定情報であろう
そんでもって編入というのが興味の湧くことである。
小等部から入学するのが普通だが途中から編入するのは違う、よほどの上流貴族かそういった後ろ楯がある。
または領内にて何らかの実績を残してる人間に限られる。
また編入生が来るときは実力試験を見学する形で少しばかり授業が無くなるのでまずは魔法実技等を行う演習場に集まっている。
むろん銀鳳騎士団の面々もいる。
「あれ?エドガーさん達ではないですか」
「やはりエルネスティ達も居るんだな」
「当然!逃がしはしませんよ!ってキッドにアディ痛いです!?」と両頬をつままれる。
「もうエルくんったら」
「強引はいけねぇよ。でもメイルベーゼって俺らと同い年って聞いてるけどなんで高等部の人達まで来てるんだ?」
「まあ噂が噂だからね」
「聞けばマーリ公爵領の切り札と言われてるらしい」
「おまけに正騎士顔負けの実力者だそうだ」と話してる間、メイルベーゼは……
「実力試験ですか?」
「そうだ。まぁ形だけの試験だが実力は見ておかないといけないのでね」と演習場に向かっている間、歩きながらなんの偶然かエルネスティが受ける実技を担当していた教師であった。
「その割には騒がしいですね」
「すまんな。前にも編入生が来るだけで授業どころではなかったのでな、授業は君の試験が終わるまで自由にしてるんだ」
そして演習場に着くが更に騒がしくなった。
かわいいだの男か?とか色々と聞こえるが試験に集中することにした。
ここで恥を晒せば後々の生活は嫌な思いで過ごすことになるだろう
「騒がしいが良いかね?内容物は簡単だ。あの複数の的に対して君が出来る限りの魔法を放ってくれ魔力切れになっても我々、教師が介護するから気にせずにな」
「分かりました」と私はいつもの触媒結晶付きの手袋を着ける。
だがまわりは杖は?と分からなくなり教師も思わず
「君、杖はどうしたかね?」
「この手袋が杖代わりなのでご安心をでは……やらせていただきます!」と最初に放つのは基礎魔法系の中でも自分だけのオリジナル系統[氷]
魔力を触媒結晶に伝え発動と同時に両手を地面に着け唱えた。
「ランドアブソルート!」
その光景に騒がしかった空間が静かになった。
メイルベーゼから的までが凍り漬けになり的に至っては小さな氷山が出来ていた。
「先生どうですか?」と聞いても何故か返事がない
「どうやらまだ足りないようですね?ではとっておきを……」と次のメイルベーゼのオリジナル魔法(上級魔法)を放つ準備をした。
そしてエルネスティ達は………
「すごーい氷だ!氷!」
「これはまた書物にも無い魔法ですね。暑い日にはちょうど良さそうです」
「アディにエルなんか考え方違ってねぇか?」
「あれ?でもメイルちゃんって子まだ魔法をやるそうだよ?」とその言葉に再び視線はメイルベーゼに集まる。
空中に光の球が形成されていき
「トライデント………スマッシャァァァァ!!!」
それは光の槍となり的……いや小さな氷山に命中しそして一気に大爆発が起きたがそれと同時に大きな地震みたいに地面が揺れた。
「おわっ!?あぶね!」
「すごい威力の魔法だな!」
「やべぇやべぇってこれ学園大丈夫なのかよ!?」とみんな転ぶなり何かに掴まるなり必死に耐えていた。
そして揺れが収まり煙もなくなり改めてその威力を実感した。
「的……無くなってるよ」
「地面がめちゃくちゃ抉れてる………」
「ふむふむ、雷の基礎魔法に見えましたがこれはこれで面白いですね……」と驚く中でもエルネスティだけはメイルベーゼの魔法を分析していた。
そしてしばらくして担当の教師の思考は再起動したのだろう
慌ててメイルベーゼに終わりを伝えそして教師があることを聞いていた。
「メイルベーゼくんはシルエットナイトの実戦経験があると言うが本当かね?」
肯定と頷き次に教師はこう聞いた。
「どうかね?誰かと一戦、模擬戦をしてみるかね?」それには一部を除き驚いた。
そしてメイルベーゼはそれを承諾し教師は周りを見て
「誰か彼と一戦交えたい学生はいるかね?」
少し騒がしくなりエルネスティが真っ先に手を挙げようとしたが先に挙げた人達がいた。
「先生、その相手、私にやらせていただけないでしょうか?」と挙げたのはエドガーであった。
高等部の騎操士の中で最強と称される彼が挙げたのであった。
「よろしい、それとちょうど良いエチェバルリアくん、メイルベーゼくんを格納庫まで案内してあげなさい」と言われエルネスティは目を輝かせた。
話す絶好のチャンスだと
こうして編入生VS学園最強の騎操士の模擬戦が決まった。
オリジナル魔法で凍らせたりしてみました。
イメージとしてハガレンの両手使ったやつだと思ってください
あとパクりです。