「転生特典は何が良い?」
「マギの世界のアラジン並の力と鋼の錬金術師のお父様の力!」
「そっか、じゃあ頑張れ」
「…………へ?」
あれから数万年。ひょっとしたらそれ以上の時を過ごしたかもしれない。
まずマギの世界の、ソロモンの幼なじみとして転生した。アルサーメンに殺されて、またソロモンの幼なじみになってた。
そんなこんなでソロモンと共に切磋琢磨してループ経験から最初はキラキラ憧れた目で見られ何時しか追いつかれ期待が重くて、裏切れずに頑張りソロモンと同等の発想力や魔法知識を手に入れ、ボルグも自在に操れるようになったぜ!
ソロモンに頼まれ73体目のジンになり、ミシャンドラとしてダンジョン攻略者を待ってたらアルサーメンに利用された。くそ、アルバめ!俺が剣術でボコボコにしたのまだ根に持ってやがるな!まー暇なので黒いジンとか闇の金属器とか学ばせてもらいましたが。しかしアラジンはいい子に育ったなぁ。
そして気付いたらホーエンハイムの幼なじみになってた。実に千年ぶりの異世界だ。
魔法は使えない。
一緒にホムンクルス作って国が滅んで、俺はホムンクルスの方についた。
いやぁ、ラストめっちゃエロいわ。童貞もこの時漸く捨てられた。
まあ、お父様に食われてやり直したけどね。ホーエンハイムと旅だったり。
最終的にはお父様の所でコツコツ魂を集めて集めて、お父様が俺を取り込み神を取り込んだ所で逆に乗っ取ってやった。その頃の俺にとっては賢者の石の中の怨差の声なんて風が強いなー程度にしか感じなかったからな。
そして不必要になった魂を返してやり、神の力を何とか抑えられる程度の魂だけ残した頃、気がついたら転生の間にいた。
魔法が使えるようになっていたので生命魔法で神を俺の中に溶かし魂と混ぜ合わせた。
「やっほーい。全部手に入れたみたいだにぇ」
ニヤニヤ笑うロリ神。
神としての名はアザトゥース。この姿は最近流行なのだとか。
「にゅふふ。じゃあ早速転生してもらおーか!」
「そういや聞いてなかったけど、何処の世界に転生すんだ?まあ、この特典なら大抵の世界でやってけそうではあるけども」
「のんのんびよりだけど?」
「Oh、これまでの苦労はいったい……」
「全くないね!プギャーm9(^Д^)」
殺してやろうか此奴。
え、てか何でのんのんびより?何しろと?
せめて東京喰種とかならグール食って魂の補充も出来るのに。いやまあ、マギの世界の魔法がある限り対価なんて魔力で補えば良いんだけどね。
「すいません、世界変えてもらえませんか?オバロ行って骸骨殺すかゴブスレの世界でゴブリン殺してくるんで」
「だーめ♪もう決まったことだからね。のんのんびよりの世界を生ききったら次の世界に送って上げる。アディオス!」
「死ねクソ神ぃぃぃぃ!」
「邪神だも~ん♪」
俺は床に開いた深い闇に飲み込まれ、せめてもの罵倒を吐けば頬を赤らめいやんいやんと首を振るクソ神の姿が。ムカつく、絶対殺して────
そして俺は、闇に飲まれた。
「お兄さんお兄さん、何してるのん?」
「う、ここは………?」
目を開けると半目のロリが逆さまにのぞき込んでいた。胸の上には何故か狸が。
「ここは山のなかなのん。お兄さんは木の
「そうか……いや、色々あってな。それと俺はもうお兄さんって年齢じゃねーよ」
「大人ぶりたいなんな。でもまだまだお尻が真っ青な子供なのん」
「………は?」
ちょっくら鏡を錬成してみる。そこには小五ほどの俺の姿が。あの女、若返らせやがったな!
「………………」
「…………あ」
しまった、魔法も錬金術も存在しない世界で、普通にやっちまった。
キラキラした幼女の瞳と目が合う。
「すごいのん!今のどうやったん!?」
「えっと………お兄さんは魔法使いなのさ!」
「おおー……」
嘘ではないよ?俺魔法使いで錬金術師でホムンクルスで神を取り込んだ存在だし。
「うちにも魔法教えて欲しいーん!弟子にして欲しいのん!」
「ええー……」