友達以上自殺未遂!?   作:あまぽー

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体調がなかなか戻らない…(>_<) 

遅くなってすみません~頑張らないと


では第9話始まりますー!


第9話 看板娘と勘違い

 

「食ったら早く帰れ!」

 

 

「父さん!天宮くんはお客さんさんだよ!謝って‼」

 

 

「知るか!」

 

 

「何なの!? その言い方! だいたい父さんはいつもいつも…!」

 

 

ギャーギャーワーワー

 

 

…目の前で行われる娘と父親による親子喧嘩。

 

あ、原因は…僕みたいなんですけど…。

 

 

――10分前。

 

 

 

 

「あ、お客さん来て…あ、天宮くん!?」

 

 

お店の奥から現れたのは佐々原さんだった。

 

 

「あはは…やっぱり…。おはよう佐々原さん」

 

 

佐々原は笑顔で近くまで来る。

 

「どうして家に?お店やってるって教えてたっけ?」

 

 

「たまたまだよ。朝ごはん食べたいなーと思ってたらこのお店を知ってさ、来てみたんだよ。」

 

 

「お、ボウズやっぱ知ってたのか。」

 

 

「はい。友達です。」

 

友達と言われて佐々原さんが下を見て言った。

 

「…友達かぁ…。」

 

元気がない…どうしたんだろ?

 

 

「佐々原さん…?」

 

 

「な、なんでもないよ!」

 

 

佐々原さんは両手を前でブンブン振りながら言った。

 

 

「…まぁ友達ならいいか」

 

 

 

カウンターの弘人さんが佐々原さんが出てきた扉に向かいながら言った。

 

「結衣香、俺はトイレとたばこだ。任せたぞー」

 

 

「はーい。」

 

 

扉が閉まると少しお店に沈黙が訪れた。

 

 

「えーっと、佐々原さん。」

 

 

「な、何かな!?私への質問なら何でもいいよー!」

 

 

「あー…注文お願いします。」

 

 

「…あわわわ!そ、そうだよね!注文だよね!?分かってました!分かってますよー!」

 

 

顔を赤くして佐々原さんが言う。

 

 

「えーっと、大丈夫?顔赤いし熱あるんじゃない?ちょっとごめんね?」

 

「えっ…?」

 

僕は佐々原さんの額に手を当てる。

 

うん。熱は無さそうだ。

 

 

「ふぇっ‼??/////」

 

さっきよりも真っ赤になってるー!?

 

「だ、大丈夫!?」

 

 

「て、手ぇ…////」

 

 

「あ、ご、ごめん…」

 

急いで手を離す。

 

「う、ううん…、大丈夫。」

 

「……。」

 

「……。」

 

また沈黙が訪れてしまった…。

 

そ、そうだ。注文しないと

 

「佐々原さん、注文いい?」

 

「あ、うん。いいよ、」

 

「このモーニングセット1つお願いします。」

 

 

「モーニングセットね。分かりました~」

 

 

パタパタとお店の奥に向かう。

 

 

 

――「お待たせしました~」

 

 

10分ぐらいで佐々原さんが料理を持ってきた。

 

トースト、スクランブルエッグ、サラダ、コーヒー。

 

うん。朝にピッタリだ。

 

 

「美味しそうだよ!ありがとう。」

 

 

「ふふっ、ありがとう」

 

 

「いただきまーす」

 

 

 

 

…「ふぅ~ご馳走さまでした。」

 

 

「はい、どうも!」

 

 

「佐々原さんはいつもお手伝いしてるの?」

 

 

「そうだよー!父さんがあんな感じだから手伝わないとね…」

 

 

「偉いねー」

 

 

「えへへ…頭撫でてくれてもいいんだよ~?」

 

うーん、これは冗談で言ってるのかな…。よーし…。

 

「偉いね、結衣香。よしよし」

 

頭を撫でながら言うと…

 

「えっ、あ、あわわわ!////」

 

「よしよし」

 

最初は慌ててた佐々原さんだったが撫で続けると落ち着いて目を閉じていた。

 

さて、もういいかな?

 

手を離そうとした時だった。

 

 

「お~今戻っ…何してんだァ…おまえは」

 

 

…お、落ち着いて説明するんだ天宮雄一!お父さんも分かってくれる!

 

「お、お父さん!誤解です!これはーーー」

 

 

「誰がお義父さんだ!ゴルァァァァ!!!」

 

持っていたライターをこちらに投げてきた!

 

「うわっ!」

 

顔面に飛んできたのをキャッチする。

 

「あ、危なかった…!」

 

 

佐々原さんはお父さんに近づいて言った。

 

 

「父さん!何やってんの!?危ないじゃん!」

 

 

「お前も何黙って頭を撫でられてんだー!」

 

 

「と、父さんには関係ないでしょ!?」

 

 

「自分の娘が知らん男に触られてるのを黙って見てろと!?」

 

 

 

 

その後喧嘩が止むまで30分程かかった。

 

 

僕?声を掛ければヒートアップするから見守ることで精一杯でした…。

 

 

 

 

 

「はい、300円のお返しね。」

 

 

「ご馳走さまでした。」

 

 

食べ終えてお会計を済ませる。

 

 

「昨日手料理の話したけどまさかこんなに早く食べれるとは思わなかったよ。」

 

 

「そういえばそうだね。また来てくれるよね?」

 

佐々原さんの上目使い!…こうかはばつぐんだ!

 

「もちろん。また来るよ」

 

 

「無理に来なくてもいいぞーボウズ。」

 

 

「もぅ!父さんは仕事しててよ!」

 

「へいへい。」

 

「あはは…それじゃ、佐々原さん。またね」

 

「うん、また学校でね。」

 

 

 

自転車の鍵を解除しながら思った。

 

佐々原さんの違う一面が見れた。…お父さんは気を付けないと…。

 

ペダルを踏み込んで帰り道を進む。

 

空は快晴、休日はこれからだ。

 

 

 

 

 




第9話どうでしたか?

佐々原さんのお父さんは親バカですね 笑

そして佐々原さんはかわいいなぁ~♪

おや?あちらから雪村さんが――


…10話は日曜、のんびり過ごす雄一。

掃除を終えてひと休みしたところスマホが鳴り響く――

そういった内容から始めていきます。

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