友達以上自殺未遂!?   作:あまぽー

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ついに10話目!いや~皆さんのおかげです(*^^*)

これからも頑張りますのでよろしくお願いしますm(__)m


第10話 電話と訪問

「うぅ~暑い…。」

 

 

部屋の中を熱気が包んでいた。

 

日曜は二度寝と決めていた僕でも、暑すぎて布団を蹴っ飛ばした。

 

こんな暑さじゃ寝てられないよーー!

 

 

汗をかいたのでシャワーを済ませて朝食をとる。

 

 

さて、今日は何をして過ごそうかな~昨日の午後はゲーム三昧だったし今日もゲームをして―その時、スマホが鳴った。

 

 

スマホのディスプレイには『雪村 彩矢』と表示されていた。

 

「もしもし、雪村さん?」

 

『あ、天宮くん!?今どこー???』

 

「えーっと、家だけど、」

 

『おおおお願い、助けてー!』

 

「…えっ?」

 

 

この瞬間僕の日曜プランは逃げていった。

 

 

「こ、ここで会ってるな…?」

送られて来た住所を辿りに進むと一軒の家にたどり着いた。

 

 

表札を確認すると『雪村』と書いてある。

 

そう、ここは雪村さんの家だ。

 

インターホンを鳴らすと奥からパタパタと走る音がした。

 

そしてがらがらと戸が開いたと思ったら泣きながら雪村さんが抱きついてきた。

 

「あ、天宮くん~…ぅぅ」

 

「雪村さん!?何があったの!?」

 

雪村さんの豊かな山があたたたたって…天宮雄一、無心だ!無心になれ…

 

「あ、あいつが家に~!」

 

アイツ…!?不審者か!?

 

 

「と、とりあえずなんか武器になりそうなものある??」

 

「こ、これ…」

 

手渡されたのは―――スリッパ。

 

 

 

な、なんだって!?スリッパ!?

 

初代ペル○ナでも武器でモップは貰えたのに…

 

とりあえずスリッパを片手に雪村さんの指示通りに奥の今に向かう。

 

 

「あ、あそこに…」

 

 

そこにいたのは―――『G』。

 

「なんだ…Gのことか…。」

 

ゆっくり近づいてスリッパを振りかぶり―

 

「そこだァー!」

 

 

スパァァァァン!!

 

 

よし、仕留めた‼

 

「す、すごい!」

 

雪村さんの拍手を受けながらGを見る。よし、やったぜ。

 

「雪村さん、トイレはどこ?」

 

雪村さんにトイレを教えてもらいトイレットペーパーにくるんで流す。

 

よし、討伐完了!

 

あらためて部屋を見るととても掃除が行き届いていてGが出るような部屋ではなかった。

 

「Gはどこからでてきたの?」

 

 

「外に洗濯物を干してたら飛んできて…」

 

外を指さし、雪村さんはその時の様子を思い出したからか顔を青くしながら話した。

 

 

うん、分かるよ。アイツら飛んできたら恐怖そのものだからね。そして、洗濯物は下着等もあったから目を反らした。見てない。黒いものとか見てないよ…?

 

「じゃあもう安心だね。」

 

 

「ありがとう、天宮くん…。その、お菓子作ったのあるけど…食べる…?」

 

 

「お菓子?」

 

 

「うん、明日天宮くんに食べてもらおうと思って作ってたの…迷惑かな?」

 

赤面+上目使いのコンボに勝てるわけないだろー!

 

「迷惑じゃないよ?むしろありがとう。」

 

「ふふっ♪今用意してくるから座って待ってて?」

 

雪村さんはパタパタと台所に向かっていった。

 

 

それにしても壁に年代物の絵が飾ってあったりすごい古風なお家だ。

 

「雪村さん、両親は…?」

 

「…私が生まれてすぐに交通事故でなくなったんだ。

今はおばあちゃんと二人で暮らしてるよ。」

 

「あ、ごめん…。」

 

「大丈夫。もう慣れたから…」

 

 

「…僕のとこも父さんいないんだ。」

 

 

「…天宮くんも…?」

 

彼女の事を知ったら僕のことも知って欲しい。そんな思いからか気づいたら口にしていた。

 

「母さんは海外で働いてるから基本半年に1回くらいでしか帰ってこないし。一人暮らしみたいなものだよ。」

 

 

「…天宮くんも大変なんだね。」

 

最初は大変で寂しかった。けど人間は慣れればなんとかなるものだ。現状わりと自由を謳歌してるしね?

 

 

「あ、雪村さんのおばあちゃん今出かけてるのかな?」

 

「うん。おばあちゃんは友達とカラオケに行ったよ?」

 

「か、カラオケ…。元気だね…。」

 

 

 

 

 

――そのあと少し待っていると雪村さんがトレイにティーポットとカップ、クッキーの載ったお皿をのせてテーブルまで持ってきた。

 

「はい、どうぞ。」

 

カップに紅茶を入れて差し出してくれた。

 

一口飲むと口のなかにリンゴの匂いが広がった。

アップルティーかな?今までで飲んだ中で一番美味しい。

 

「この紅茶すごい美味しいね。」

 

「これはおばあちゃんのお気に入りなんだ。」

 

 

「なるほど…クッキーもいただきます。」

 

クッキーもサクッとして美味しい…。お店出せるなぁこれ。

 

 

「美味しいよこれ!雪村さんお菓子作るの上手だね‼」

 

「えへへ…///よかったぁ…。」

 

「これなら毎日食べても飽きないよー。」

 

「そ、それは毎日食べたいってことなのかな…?///」

 

ん…?毎日食べても飽きないとは言ったけど…なんか雪村さんの受け取り方がなーんか違うような…

 

 

まぁいいか…雪村さんもニコニコ…?してるし。

 

 

そのあと僕らはお互いの趣味や、あの日の事を思い出してたくさん話した。雪村さんはやっぱりお菓子を作るのが好きとのことだ。

 

そして僕のゲームの話にも興味を示してくれた。

 

今度ゲーセンとか誘ってみようかな。

 

気がついたらクッキーもだいぶ減って残り3枚となった。

 

「…よし///」

 

「雪村さん、どうしたの?」

 

 

雪村さんはクッキーを1つ掴むとそれを僕に差し出してきた。

 

「はい。あ、あ~ん////」

 

 

「!?」

 

まさかのあーんだった。ま、まぁせっかくだからね?

 

「あ、あーん…モグモグ」

 

「お、美味しい…?///」

 

正直緊張して味は分からない。

 

 

「お、オイシイデス…。」

 

「ふふっ♪ならもう1つ、あ~ん」

 

 

「あ、あーん…」

 

雪村さんが楽しそうだからいいか!でも、あと1枚はお返しだ!

 

「雪村さん、はい!あーん!」

 

「ふぇっ?///」

 

さすがに雪村さんも顔が真っ赤になった。

 

でも、ゆっくり目を閉じて口を開けて待っている。

 

「あ、あーん…」

 

「…///」

 

しかしクッキーは彼女の口元に行く前に横から入ってきた口に吸い込まれた。

 

「あーん。うん、なかなか美味しいじゃないか」

 

…声の方を見ると着物を来て眼鏡をかけた高齢の女性がいた。

 

 

「お、おばあちゃん!?」

 

「ただいま、彩矢ちゃん。まさかアタシが留守時を狙って男を連れ込むとは…やるじゃないかい。」

 

 

おばあちゃんと呼ばれた人は僕の顔を見てニヤリと笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、第10話どうでしたか?

ちなみに私の住んでるところは雪国のためGはいませんw

飛んで来るうんぬんは父親の体験談から取り入れました。(^_^;)

そして雄一と彩矢ちゃんのいちゃいちゃ具合を書いていると…クッキー食べたくなりました!砂糖少な目の!w

次回は雪村さんのおばあちゃんが雄一に対してどんな事を言うのか――お楽しみに!(*^^*)ノシ
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