友人からの熱い希望により更新再開しました!
こちらもスローーーーペーースで更新していきますからよろしくお願いします!!ヽ(*゚∀゚*)ノ
屋上につくと3人で座って昼食の準備をする。
佐々原さんが弁当の包みをほどき蓋を取ると僕と雪村さんから思わず声が出た。
「美味しそう!」
「す、凄い…」
弁当の中身はウインナーや卵焼きといったオーソドックスなものからきんぴらごぼうやいんげんの和え物などといった物も入っていた。
「こっちも良かったら食べて?」
そういって差し出したのはアルミホイルに包まれたおにぎりだった。
「嬉しいけど……佐々原さん、こんなにいいの?」
「もちろんだよ!……それに」
「えっ?」
「な、何でもない!ほら、食べて食べて!」
「そっか?じゃあ頂きまーす」
まずは卵焼きを一切れつかんで口に運ぶ。
口に入れると卵の柔らかさの中にほんのりとした甘さが口一杯に広がっていった。
甘すぎないようにちょっと塩味もありとても僕好みの味付けだった。
「どう?」
「……しい」
「えっ?」
「すっごい美味しいよ!こんなに美味しい卵焼き初めて食べたよ!」
お世辞なんかじゃない。これでも卵焼きは好物だからこそ譲れないこだわりみたいなのを持っていた。
「わ、私も……食べてみても、いい……?」
僕のリアクションを見てたからか雪村さんも弁当に目が釘付けと言った様子だ。
「もちろん、雪村さんも食べて!」
「だってさ」
「じゃ、じゃあ……頂きます……」
雪村さんも卵焼きを一切れ掴むとゆっくり口へ運んだ。
口を動かしてすぐに雪村さんは目を丸くした。
ゆっくり口を動かして飲み込むと言った。
「お、美味しい……!」
「よかったぁー♪」
さすが看板娘!……って感じだなぁ。
他のおかずもキラキラして見える……!
「遠慮しないで、どんどん食べてね!」
「ありがとう!」
今回は遠慮なんか無しで食べてやる!
そう思って別のおかずを掴んだ。
*
「ごちそうさまでした!」
「……でした」
「いい食べっぷりだったね~」
佐々原さんは空になった弁当箱を片付けながら言った。
「でも、食べすぎちゃったかも……」
ハハハ……と乾いた笑いをしながら雪村さんは遠くを見つめて呟いた。
「雪村さんはすごい食べるんだね」
あの後は無言で黙々と食べてたし。
「うぅ……」
「天宮くんー?女子にそれは禁句だよー?」
「えっ?」
褒めたつもりだったんだけど……。
顔を真っ赤にした雪村さんとため息ついた佐々原さんからジト目で訴えられながら僕のお昼は終わりとなった。
*
時計を見ると……まだ時間がある。
「え?週末?」
「うん、今週末買い物行くんだけど……一緒に行かない?」
「えっ……」
佐々原からの提案に特に予定もなかった僕は首を縦に振った。
「僕はいいけど……」
「勿論、雪村さんもね?」
「わ、私も……?」
雪村さんは自分も誘われると思わなかったのか体をビクッとした。
「髪も可愛くなったんだから服も可愛くしないと、ね?」
「ふふっ……楽しそう♪」
最初に出会った時の雪村さんを見るとこんなにも笑顔が見れるとは思わなかったな。
僕や佐々原さん、マリーさんといった人との出会いが彼女を変えていけるきっかけになるといいな。
「……天宮くん聞いてるー?」
「あぁ、ごめん!考え事してた……」
「もー、しっかりしてよー?」
「ふふっ……」
屋上に響く僕らの笑い声は青空に響いていった。
今回はここまで!
次回もゆっくり更新しますのでよろしくお願いします!
ではまた!(⌒0⌒)/~~