友達以上自殺未遂!?   作:あまぽー

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お待たせしました。

今回は佐々原さん視点で書いていきます。

天宮くんになぜここまで気にかけてるのか?

彼女視点が分かりやすく伝わればと思います。(*^^*)


佐々原さんの身長書いてなかった(^_^;)

155㎝。小柄です!





第6話 思い出と心情

私の名前は佐々原 結衣香。

 

高校一年生。私には今悩みがあります。それは…

 

 

「雪村さん?どうしたの?」

 

 

「えっと…ご飯一緒に食べてもいい…??」

 

 

そう、私の席の後ろに座ってるこの二人。

 

天宮雄一くんと雪村彩矢さんだ。

 

昨日まで話すところなんか見てなかったのに急に仲良くなってて驚いたよ。

 

しかも天宮くんが雪村さんにプロポーズしたとか!

 

天宮くん、先を見据えるのは良いことだけど見据えすぎるよ!?

 

でも二人楽しそうに話してるし…私だって天宮くんと話したいのに…ズルいっ!

 

 

「結衣香ー!ご飯食べよっ!」

 

机をくっつけて仲の良いクラスメイトから呼ばれる。

 

「おっけ~」

 

お弁当を持って座ると天宮くんと雪村さんが教室を出ていった。

 

「あの二人ってもしかするの?」

 

もしかってなんだろ?

 

「さっき話してたじゃん、雪村さんが天宮くんからプロポーズされたとかなんとか」

 

四人でそれぞれおかずをつまみながら話す。

 

「結衣香、天宮くんとられちゃうよ?」

 

いきなり言われて思わずむせ混んでしまった。

 

「ちょ、ちょっと大丈夫!?」

 

「んんっ…大丈夫だけど…いきなり何言ってるの?///」

 

「結衣香の好きな天宮くんでしょー」

 

「わ、私は天宮くんのことは別に…!////」

 

「でもさ、結衣香さっき天宮くんに怒ってたじゃん?それに今顔真っ赤だよ?」

 

「も、もう!違うもん!」

 

「怒らないでよ~ほらっ!玉子焼きあげるから」

 

「…怒ってないもん」

 

玉子焼きを口にしながら言う。

 

確かに、私は天宮くんのことが気になっている。

 

 

 

――きっかけはそう、あの日。入学式の日のことだ。

 

私は靴棚を前にしてため息をついた。

 

「…どうしよう。」

 

 

自分のところを見つけた。でも、問題があった。

 

…靴を忘れた。

 

スマホを取り出して時間を見る。…取りに戻る時間もない。

 

「初日から忘れ物なんて…何やってんだろ私…」

 

そんな時だった。

 

「えっと…どうかしましたか??」

 

「ふぇっ!?」

 

いきなり後ろから話しかけられて思わず変な声を上げてしまった。

 

そこには一人の男の子がいた。

 

「あ、いきなり声かけてごめんなさい。何か困ってるみたいだったから…」

 

「こっちこそごめんね? 私靴忘れちゃってさ…」

 

「え?初日に?」

 

うっ、痛いところを言われてしまった。

 

「初日からだよー…はぁ」

 

男の子は何を思ったのか鞄から内靴を取り出すと私の前に置いた。

 

「えっ…?」

 

「僕の家は近いしもう1足予備置いてるから使ってよ。」

 

そう言うと再び外靴を履き外に向かおうとする。

 

「で、でも悪いよ!」

 

男の子はもう一度振り替えると苦笑し言った。

 

「悪いと思うなら僕をこのまま行かせて?間に合わなくなるからさ」

 

そう言って走りだした。

 

すごく胸がドキドキしてる。名前も知らない人なのに…

 

足元に置かれた 内靴の後ろに油性ペンで黒く「天宮」と書かれていた。

 

足を通すと少し大きかったけどドキドキして気持ちがいっぱいの私には、気にするほどの余裕がなかった。

 

 

これが私と天宮くんとの出会い。

 

 

結局天宮くんは遅刻扱いになってしまい、担任になった吉川先生に注意されていた。

 

「入学当日から遅刻するような奴」といったレッテルを貼られてしまった。

 

それから彼は気にしていないのか学校はほぼ一人で過ごしている。

 

私は靴を返して謝ったが、彼はまた笑って言った。

 

「どのみち筆箱も忘れてたし取りに戻ってたよ。」

 

 

彼が一人でも辛くならないよう声をかけたりしたけどやっぱり彼を前にすると頭が真っ白になって上手く話せなかった。

 

そんな時に天宮くんと雪村さんが話してるのをみたら気持ちがもやもやした。そして、会話を聞いたときつい怒ってしまった。…幻滅されちゃうかな?

 

ため息をついているのを見て友達が言った。

 

 

「結衣香、このままだと雪村さんに天宮くん取られちゃうよ?」

 

「えっ…」

 

「恋する乙女よ!攻めずに負けるなー!なんてね?」

 

頬をつつきながら友達はニッと笑って言った。

 

「結衣香、まずは友達になるところから始めたら?」

 

 

「…天宮くんと友達に?」

 

「そう。結衣香の事を天宮くんにたくさん知ってもらって、好きになってもらわなきゃね?」

 

「「「頑張って!結衣香!!!」」」

 

「ありがとう…。私、頑張るよ!」

 

 

 

放課後になり私は天宮くんにどう声をかけるか悩んでいると雪村さんの声が聞こえた。

 

 

 

「あ、天宮くん。一緒に帰らない…??」

 

 

えっ?まさかの雪村さんが天宮くんを誘ってるー!?

 

私の中のもやもやがイライラに変わり思わずこう言ってしまった。

 

 

 

「ふーん、一緒に帰るんだ。天宮くん、家違う方向なのに合わせるなんて、よっぽど雪村さんと一緒にいたいんだねー。」

 

 

あああああ!!!私のバカー!!違うでしょー!!!

 

でも、二人っきりにしたくないし、ううう…言うよ!

 

 

「…私も着いていってもいい??」

 

 

言っちゃった…。

 

天宮くんは少し驚いた顔してた。断られたらどうしよう…。

 

 

 

 

結果として、私は今3人でスーパーに向かっています。

 

断られることなく一緒に来れた…♪スーパーに行きたいからと嘘ついちゃったけど。

 

 

でも!天宮くんの連絡先もらっちゃったー!

 

 

「佐々原さん?すごいニコニコしてるけどいい事あったの??」

 

 

「な、なんでもないよ!///」

 

「佐々原さん…面白い人です、ね…」

 

雪村さんの中では面白い人なのね私…。まぁいっか!

 

 

 

 

とりあえず今はこの時間が少しでも長く続けばいいなぁ…そう思う私なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第6話どうでしたか?

結衣香と雄一の出会いを書いてたら一番長くなった(^_^;)


そしてまだつかないスーパー…w

次回こそスーパーでのお話です。

雄一の違う一面が見れるかも…?

ではまたお会いしましょー(*^^*)ノシ
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