ーNARUTOーナルトと六道仙人ートウマ編   作:レイガース

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ハゴロモが倒れた。ナルトたちは現世でトウマに苦戦し敗れる。未来は変えられるのか。ついに過去への扉が開かれる。


ナルト過去へー十尾を超える脅威ー

五里が支配されて数日。ナルト、サクラ、ビーは過去へ向かう通路を探していた。しかし、トウマが通ってきた扉を見つけられず、焦りが高まっていた。

 

ー十数年前ー九尾襲来。

 

「ミナト・・・ありがとう・・・」

 

クシナは九尾を抜かれ、かなり弱っている。

 

「行ってらっしゃい・・・」

 

「・・・すぐに戻って来るよ・・・・・・」

 

波風ミナトは四代目火影の装束をまとい、クシナとナルトのいる部屋を出て行く。

 

うちはオビトは、目の前にいる男と対峙していた。

 

「お前がオビトか。フフフ」

 

「誰だ、お前は?」

 

大筒木トウマは、ナルトに九尾を抜くために現れた。

 

「もう九尾は暴れているようだな。オビト、お前はここで寝ていろ!」

 

トウマとオビトがぶつかり合う。しかし、尾遁を使うトウマのほうが遥かに上回る。オビトはミナトに受けるはずの腕に傷を負い、姿を消した。トウマは追いついたミナトと対峙する。

 

「お前は誰だ?仮面の男はどこに行った?」

 

「波風ミナト、九尾を止めなくていいのか?俺を倒したところで、歴史は変わらん。まあ、あの男にマーキングできなかったのはある意味、歴史は変わるかもしれんが」

 

トウマは姿を消し、ミナトから離れる。ミナトは九尾の咆哮を聞き、すぐに九尾のところに走る。

 

「ナルト、お前の未来は変えん。だが、今のお前は残酷な今を味わっているはずだ。お前が俺を倒せる力を得ない限り、その残酷な未来は変えられない」

 

トウマはさらに過去へ飛ぶ。千手柱間とうちはマダラの最後の戦いが起こった時代。

 

「千手柱間は殺さん。だが、面白い工作を施してやる」

 

トウマは柱間とマダラが戦っている場所へ降り立つ。柱間とマダラは驚き、術を止めてトウマの前に立つ。

 

「貴様、うちはか?」

 

マダラが言うと、トウマは笑い、

 

「祖先に向かって、その口の聞きよう。どれほどのものか確かめて信ぜよう」

 

柱間が割って入ってきたが、トウマは柱間を気絶させる。一瞬の出来事を見て、マダラは呆然とする。

 

「尾遁、業火滅却!」

 

「火遁、業火滅却!」

 

尾獣の力を得ているトウマの力がマダラの術を押し退け、マダラを少しずつ追い込む。

 

「俺の力を甘く見るな〜!」

 

マダラは印を結び、トウマを攻撃するがトウマの六道眼に吸収される。

 

「ま、まさか、本当に大筒木仙人の?」

 

「やっと気付いたか、愚か者め。お前も殺さん。ただ、柱間では力不足なのでな」

 

トウマは尾遁を唱え、

 

「尾遁、尾炎封札波!」

 

尾獣の尾のような棘がマダラを襲う。マダラは攻撃をかわせず、棘に貫かれる。マダラは下に落下して川の中に消えていった。トウマは柱間を起こし、姿を消す。

 

ナルトたちは現在、トウマが起こした時空の歪を目の当たりにしていた。歴史が大きく狂い出している証拠なのだ。

 

「行くってばよ、サクラちゃん、ビーのおっちゃん!」

 

三人は時空の歪に飛び込む。時空間には様々な時空の歪が起きていた。トウマによっていくつもの過去が改変され、時空のバランスが崩れようとしていた。

 

「見て、ナルト!あの時代の時計、動いていないわよ?」

 

「そこに行くってばよ!」

 

ナルトは二人を連れて、九尾襲来の時代に落ちる。

 

九尾襲来事件の日、そしてトウマが歴史を変えようとする戦い。時空の歪みが生じている世界で、ナルトたちはトウマにぶつかる。

 

「俺を止めに来たか。だが、俺はさらに過去へ遡る。俺を止めたくば、追ってくるがいい!」

 

大筒木トウマは時空の歪みを利用し、九尾襲来事件の世界から消える。ナルトたち三人は歪みに飛び込み、トウマを追う。

 

時空間に入ると、九尾襲来事件の日の時計の針が元通りに動いていた。

 

ナルトたちはトウマが歪めた初代火影柱間とマダラが戦った終末の谷の歴史に落ちる。トウマは2人の戦いを止め入るべく、じっくりと見ていた。ナルトたちが近くに落ちると、トウマは3人を見る。

 

「やはり来たか。いいだろう。俺を倒してみろ。尾遁、暗黒爆炎波!」

 

巨大な黒炎がナルトたちを襲う。ナルトは尾獣化し、ビーとサクラを守る。

ナルトは螺旋丸を作り出し、風遁を詰め込んでいく。

 

「俺を倒さなければ、月読は止まらん。それに、俺を倒しても本当の戦いは終わっていない。来い、ナルト!」

 

ナルトとトウマは最終奥義を駆使して激突する。ナルトはトウマに螺旋手裏剣を腹に刺す。トウマは血を流し、その場に座り込む。

 

「ククッ、ククク。よくやったナルト。俺を倒すとはな」

 

トウマは微笑する。

 

「俺の父は、俺の力を持ってしても倒せなかった悪夢に病を背負った。死を加速させたのもそのせいだ。現代に戻れ。それと、お前たちに過去へ落ちる扉の場所を教えよう」

 

トウマは最後の力を振り絞り、ナルトたちに言葉を交わす。トウマは元いた時代に消え、ナルトたちも時空の歪みが戻ったことで、現代に戻される。トウマに召喚された穢土の死人は朽ち果て、月読に支配された世界はなくなっていた。

 

「トウマは、そいつを倒し損ねて、私たちの時代や九尾襲撃事件、終末の谷の歴史を変えようとしたのね。トウマも犠牲者なのかも」

 

「とりあえず帰るってばよ。やっと、戦いを終わらせたんだから」

 

トウマとの戦いは終わった。けれど、トウマの残した本当の敵は未だに謎のまま。次なる戦いが密かに動き出していた。

 

ー六道仙人トウマ編終了ー





トウマ編無事に終了しました。謎を残したままの完結ですが、続編を今は考え中です。他のストーリーを楽しみながら、続編をお待ちくださいm(_ _)m
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