氷菓 〜無色の探偵〜   作:そーめん

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第2章 愚者のエンドロール
第一話 女帝と試写会


ログナンバー 00205

 

 

 

Noname:どう?

 

L:生きます

 

L:行きます

 

Noname:そうしてくれると、こちらも嬉しい

 

Noname:時間と場所は追って伝える

 

L:取っ手も楽しみです

 

L:とっても

 

Noname:変換はしなくても大丈夫だぞ

 

L:層なんですか?

 

L:そうなんですか?

 

L:あっ、ほんとうですね

 

Noname:友達も誘ってくれて構わない

 

Noname:古典部だったな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愚者のエンドロール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残暑というのは実に不愉快だ。

 

 さして暑くない割には、真夏同様汗が大量に吹き出てくる。まだ、涼しい秋風が吹くわけでもなく、俺はベルトの間に挟んでいたうちわを取り自分を扇いだ。夏休み中という事で教師陣の服装チェックも厳しくはない。

 制服のズボンを三つ折りにし、七分丈程度の短さに調節する。伊原に『だらしない!!』と怒られそうだが、今は地学講義室のドアと睨めっこ中だ。

 

「伊原〜お前暑くないの?」

「今はどうでもいい……あの二人(折木とふくちゃん)が来ないからイライラしてるのよ」

 

 千反田も来ていないのだが……。今俺が部室にいる理由、それは文化祭に出版する《氷菓》のデザインについての話し合いだ。

 メールが来た時『全部おまかせ』なんて送った日にはお叱りの電話がかかって来て大変だったな。

 

 しかし……約束の時間十五分を過ぎてもほか3人はやって来ない……。バックれたのか?俺も誘えよ。

 

「遅いっ!!」

 

 そんな事を考えている内に地学講義室のドアが開かれた。その途端伊原は微笑を浮かべる奉太郎と里志に一喝を入れる。

 

 その後数分間怒られていたが、出来るだけ耳を貸さないようにしよう。

 無意味なやりとりが繰り広げられている中、千反田も到着。

 

「遅れました、すみません」

「千反田が遅刻って珍しいな」

「そういうハルが時間通りなのも珍しいよね」

 

 やかましいわ。

 

「ええ、少し話し合いが長くなりまして」

 

 話し合い?何か企んでるなコイツ。顔と気配で分かるぞ。

 

 会議は小一時間程で終了した。時間は十二時前か、折角昼飯買ってきたしここで食って帰ろう。

 俺がリュックからコンビニで買った三つのパンを取り出すと、ほかの四人も弁当を取り出した。

 

 奉太郎と里志はコンビニ弁当、伊原は二つのお握り、千反田は自分で作ったのか、それこそ使用人に作ってもらったのか分からないが自家製弁当だ。

 

「千反田の唐揚げ美味そうだな」

「私が作ったんですよ、お一ついりますか?」

 

 ほう、やっぱり千反田が作ったのか……そんじゃ遠慮なく。

 俺は『ここに置いてくれ』と間接的に言うように、食べていたパンをスっと差し出す。

 千反田に意図は伝わったようだが、少し不服そうな顔をした。

 

「どうした?」

「お箸を使って食べないと、お行儀がよくないです」

「でも俺今日パンだし他に置くところが……」

「そうですね、えーっと……じゃぁ」

 

 千反田は軽く身を乗り出し、唐揚げを掴んだ箸を俺に向けた。

 

「南雲さん。はい、あーん」

「えぇ!?」

 

 俺

 

「ちーちゃん!?」

 

 伊原

 

「ふっ」

 

 奉太郎

 

「ぶほぉ!!」

 

 俺に向かって飲み物を吹き出す里志

 

「何すんだお前!!!」

「ごめんよ、あんまりにも面白すぎて……くく……」

「な、何がおかしいんですか?福部さん」

「ちーちゃん……その唐揚げは自分で食べな」

 

 今の(あーん)の方が行儀的にどうなのだろうか。千反田、俺はお前の将来が心配だよ……。

 

 その後もたわいの無い会話を交わし、皆が食べ終わったところで千反田が持ってきた温かいお茶を紙コップに入れ、全員で食事の余韻に浸っていた。随分と用意がいいのね、千反田。

 

「みなさんはこの後予定はありますか?」

 

 奉太郎は首を横に振る、里志と伊原も予定はないらしい。だが……。

 

「悪い千反田、俺はこのあと勘解由小路家の手伝いをしなくちゃ」

 

 奉太郎の恨めしい顔がこちらを向いているが、本当のことだぞ?

 

「そうですか……残念ですが仕方ないですね」

「では、南雲さん以外の私達で《試写会》に行きましょう」

 

 む?試写会?

 

「それは映画のかい?」

 

 里志が聞く。一応ここに越してきた時に映画館の場所を調べたことはあるが、近場に映画館はなかったはずだが。

 電車に乗って隣町まで行かいないと……。

 

「いえ、文化祭のクラス展示、二年F組が作成したものです」

 

 クラス展示か……、珍しいな。

 前に里志に聞いたところによると、神高の文化祭はクラス展示は少ない。それぞれがそれぞれの部活の展示に忙しいからな。

 運動部より文化部が活発ってのもあって、展示はその展示専門の奴らがやるものだと思っていた。

 映画研なんてものもあった気がしたしな。

 

「二年F組の体育会系の方達が、自分たちも文化祭に参加したいと始まった企画だそうです。私の知人が二年F組にいまして、誘ってくれたんです」

「いいね!みんなで行こう。ハルはこれで、またね」

「おう」

 

 まぁいいさ。普通の映画の試写会だったら惜しいことをしたと思っただろうが、クラス展示の制作映画なんてクオリティはたかが知れてる。勘解由小路家で豚と牛と戯れてた方がやりがいがあるぜ。

 俺は四人に手を振ると、駆け足で帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

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 視聴覚室に着いた俺こと折木奉太郎と古典部はそのドアを開ける。

 

 中は暗幕が垂れ下がっていた。晩夏の日差しを効果的に遮っており、心做しか涼しさも感じる。

 俺たちに気づいたのか突然現れたのは紺色の私服を着た女子生徒。千反田は彼女に気づくと歩み寄った。

 

「お言葉に甘えてきちゃいました」

 

 背は千反田と同じかそれより少し高いくらい、体型はスラリと細く。顔の輪郭は顎に向かってシュッとしている。

 

 しかし、俺がこの女子生徒に感じたのは冷厳さだった。

 一つ学年が違うというだけで高校生とは思えないほどの威厳だ。警察や、自衛官が似合いそうと言っても過言ではない。

 

「よく来た」

 

 彼女は俺たちに視線を向け、言葉を発した。

 

「ようこそ、今日は招きに応じてくれてありがとう」

 

 それに応じるように俺たちは頭を下げた。千反田が俺たちを一人一人紹介していく。

 

「む……。一人足りないようだが?」

「あ、南雲さんは勘解由小路家の用があると言って……」

「南雲?あぁ、晴香の従弟か」

 

 勘解由小路先輩を知っている?それに、ハルが勘解由小路先輩の従弟という情報はあまり有名ではない気がするが。

 

「今日はよろしく。私は……入須冬実(いりすふゆみ)

 

 なるほど、入須……聞いたことあるぞ。《桁上がりの四名家》繋がりだ、だからハルや勘解由小路先輩の事も知っていたのか。これで千反田とも知り合いというのは見当もつく。しかし、俺たち古典部は何故神山の名家とこうも繋がりがあるのだろう。

 

「早速本題に入ろう。今日来てもらったのはうちのクラスのビデオ映画を観てもらうため、是非とも率直な意見を聞かせて欲しい」

「楽しみです」

 

 と、千反田。

 

「見て感想を言うだけでいいんですか?」

 

 俺が聞くと、入須はこちらを真っ直ぐな目で見つめながら言った。

 

「あぁ、それだけで構わない」

「もし俺達がこの映画を批判したとしても、取り直しの効くものじゃないでしょ」

「尤もな疑問ね。その質問に答えてもいいけど、まずは意識をせずに観てもらった方が効果的であり、効率的だ」

 

 まぁ……なにか意図があるんだろう。ここは素直に受け入れよう。

 

「ジャンルはミステリー、タイトルは決まっていない」

「ミステリと言ったら、推理もので?」

「あぁ」

「じゃぁ僕はメモを取ろう」

 

 里志はいつもの巾着袋からメモ帳とペンを取り出した。そんなものが入ってるのか。

 

「それでは、そろそろ始めよう。健闘を……」

 

 入須が視聴覚室から外に出ると、俺たち古典部だけが真っ暗な部屋に残された。俺たちは適当に座り、大型スクリーンに視線を向ける。

 始まった。

 

「ポップコーンとコーラがないなんて……用意が悪いね」

 

 里志のジョークを流すと、ナレーションが聞こえてくる。

 

 映っているのは男女混合の六人。

 

 一番ガタイのいい体育会系の男が《海籐武雄(かいとうたけお)

 

 ヒョロりと細長い眼鏡をかけた男が《杉村二郎(すぎむらじろう)

 

 よく日に焼けた栗色の髪の女が《山西みどり》

 

 背が高くやや太めな女が《瀬之上真美子(せのうえまみこ)

 

 顔立ちの良さそうな印象を与える赤髪の男が《勝田竹男(かつたたけお)

 

 伏し目がちで地味な女が《鴻巣友里(こうすのゆり)

 

 どうやら彼らは楢窪(ならくぼ)地区という鉱脈の発見と共に生まれた廃村を調べ、それを文化祭で発表する為、現地へ向かうということだ。

 文化祭で廃村調べか……、この手の話題は、里志なら好きそうだな。

 

 その後、シーンはブラックアウト。再びナレーションが流れた。

 

『一週間後、彼らは古丘町、楢窪地区へ向かった』

 

 次に浮かび上がった場面は学校ではなく、盛夏独特の濃さを持った緑に包まれた山中の風景だ。

 生徒達が大型のリュックを背負い、山を登っている。この山の上にその楢窪地区とやらがあるのか?

 

 すると、先頭を歩く杉村が眼鏡を直し、前方を指さして言った。

 

『見えてきたよ、あそこが楢窪だ!』

 

 カメラは杉村の指を指す方向には移る。そこにあったのは、廃墟だった。

 

 棒読みの芝居は再開される。

 

『なるほどな、取材のしがいがありそうだ』

 

 と、勝田。

 

『とにかく今夜休めるところを確保しよう。』

『あそこなんてどう?』

 

 誰がなにを喋っているのか分からないその会話は、長きに渡り繰り広げられた。

 結果、先程杉村が指を指した廃墟の近くにある劇場らしき建物に泊まることになったらしい。

 

 六人全員は劇場の中に入っていく。海籐がガラス戸を引き開け、皆がそれに続く。最後に残った鴻巣は呟いた。

 

『なんか、嫌な予感がするわ』

 

 彼女も劇場の中へ入った。そして、カット。

 

 里志と伊原が同時に声を上げた。里志は嬉しそうに、伊原は不満そうに。

 

「館ものか!」

「館ものなの?」

 

 同時に二人が驚いたので、俺は疑問の念を見せた。

 

「館ものだからどうした?」

 

 すると里志が、やれやれと言わんばかりに答えた。

 

「ホータロー。あまり大きな声では言えないけど、館もののミステリーはありふれてる。つまり、結果的に名作がかなり多いのさ。もしミステリー好きがこの映画を見るとしたら、かなりの完成度を期待される。初心者が作るジャンルじゃない」

「うるさいわね、二人とも。まだ分からないわよ、もしかしたら凄い映画かもしれないじゃない」

 

 伊原が鬱陶しそうに言うが、現状からその《凄い映画》に切り替わる未来が見えない。俺は再び画面に目線を移した。

 建物……、六人が入った劇場の中は、廃村に電気が通ってるわけもなく、暗い。

 役者がセリフをいう。

 

『こんな山奥に劇場とはな…』

『鉱山にはお金があったんだ。けど、こんな山奥で生活なんて娯楽がないとやっていけない』

 

 この手の話が里志は好きなのは俺は知っている。「へぇ」と呟き、俺に言った。

 

「なかなか面白みのあるセリフじゃないか」

 

 ビデオ映画に面白味など求めてはいない。これは自己満だろ。

 鴻巣がこの劇場の見取り図を発見。ほかの五人を手招きし、見取り図を見せた。

 

「おお!見取り図!」

 

 里志が声を上げ、その図の写し取りにかかる。

 

 そのメモを後で見せてもらったところによると、劇場は二階建て。

 玄関をくぐると一同がいる玄関ロビー、すぐ横には事務室。ロビーを進むと大扉が構えられており、中はホールになっている。

 

 ホールにある舞台。客席から舞台に向かってある右側の部屋を《上手袖(かみてそで)》、左を《下手袖(しもてそで)》という。ちなみに、玄関ホールから右に曲がったところにある右側通路からも奥に進めば、上手袖に入ることが出来る。左もまた同じ。

 

 二階に上がるためには玄関ロビーの左右にある階段を上る必要がある。右の階段を上ると照明調光室。左には用具室、音響調整室、それに舞台上部に出ることが出来る。

 その他にも左右の階をつなぐ連絡通路があり、右の階段を上ったから左には行けない……ということは無い。

 

 その後一同は手分けして一晩を過ごせる部屋を探すようだ。しかし

 

『部屋に入れるかしら、多分鍵がかかってるんじゃない?』

 

 鴻巣が答える。

 

『それなら大丈夫よ。きっとあると思う…』

 

 玄関ロビーの隣、事務室に入っていく。不思議なことに事務室には鍵がかかっていないかった。カメラは鴻巣を追って事務室へ、鴻巣は辺りを二、三度確認したあと、壁面のキーボックスから大量の鍵がついているホルダーを取り出した。が、一つだけ鍵が残された。照らされた文字を見る限りマスターキーだ。

 鴻巣はロビーに戻り、ほか五人の代表として海籐に鍵を見せる。そして荒々しい口調で海籐は言った。

 

『じゃぁ適当に持って行ってくれ。使えそうな部屋がないか各自で見て回るんだ』

 

 頷いた一同は、次々と鍵を受け取り、劇場へ散る。

 ここで里志がわざとらしさを感じるまでに小さな声で口を開いた。

 

「実際こんなところに入ったら全員で行動すると思わないかい?」

「このシーンが怪しいってことか?」

「いや、分散行動を取ってもらわないと物語は進まない。お約束だろ?つまり……」

 

 里志は一度唇を舐めた。

 

「このあと事件だ。今度ハルの家に食べに行く約束をしていた神牛を賭けてもいい。ここで別れたら、誰か一人は戻ってこない……。リーダー役の海籐辺りがね」

 

 隣で伊原が俺を睨む。余計なことを言うなってことか?俺は話しかけられた側なのだが……。

 

 玄関辺りから玄関ロビーを移しているカメラから、次々とメンバーがフレームアウト。海籐を初めとし、杉村、山西、瀬之上、勝田、鴻巣……、ロビーには誰もいなくなり、無人の映像が少し続いたところでカット。そしてお決まりのナレーション。

 

『事件はこの後に起こる』

 

「そうだとも」

 

 と、里志の弁。伊原がまた睨んでるぞ。俺を。

 

 その後再び無人の映像からスタート。その後順番に《五人》が戻ってくる。一人を除く全員がフレームインしたところで、演技が始まった。

 なるほどら一人いない時点で、《被害者》は確定だ。

 

「ビンゴ」

 

 横で里志が指を鳴らす。そして、メンバーが言った。

 

『海籐くんは?』

『みんなで迎えに行こう。海籐が向かったのはこっちだったな』

 

 全員が右側通路へと足を運ばせる。そして、カメラが彼らを追う。

 彼らが入ったのは右側通路の途中にある控え室、勝田がそのドアを引き上げるが……誰もいない。

 

『おかしいな?』

『袖じゃない?』

 

 その言葉に従い、さらに奥に進み上手袖へ。勝田がそのドアを開こうとするが

 

『開かない。鍵がかかっている』

『事務室にマスターキーがあったから持ってくるね』

 

 バタバタと走って行く足音。音的に二人だろう。シーンカットのあと、再びドアに鍵が差し込まれる音。一同は中へ。

 

 上手袖の中には窓があり、本来下げられているはずの暗黙が上がり、陽の光が差し込んで来ている。その光に照らされた、倒れ込む人……当然海籐だ。

 

『海籐!』

 

 杉村が駆け寄る。勝田も次いで、近寄りカメラも死体役となった海籐の手を移す。これは

 

『血だ……!』

 

 出演者女子陣の悲鳴が上がる。

 海籐の腹部には大量の血のりが塗られており、目を閉じたまま死体役になりきっていた。

 カメラは一度海籐からレンズをずらし、全く別の場所を移す。カメラはズーム、そこに映っていたのは小道具ではあるが一本の腕だった。海籐のものだろう。

 

「ああ……!!」

 

 千反田の嘆息が聞こえる。

 

『海籐……畜生!!!』

 

 勝田は立ち上がり、窓を開こうとするが、立て付けが悪いのかなかなか開かない。勝田は体当たりをかまし、なかば力づくで窓を開け、外を眺める。カメラも窓の外へ。窓の外に、建物の壁ギリギリに夏草が生い茂っているのが見える。

 勝田は身を翻し上手袖のドアから舞台へ向かう。カメラも追う。勝田は一気に逆方向にある下手袖に入った。

 そこで勝田は立ち止まる。下手袖と左側通路を繋ぐ扉は積まれた角材で完全に閉ざされていたのだ。

 

『そんな……』

 

 勝田のか細い声と同時に、暗転。

 

 映像はそこで切れていた。

 

「終わりなの?」

 

 伊原の気の抜けた声。

 

「みたいだねぇ……」

 

 里志の声同時にスクリーンはまきとられていく。

 

「え、え、だってまだ終わってませんよ?」

「いや、まて。機材の故障かもしれん」

「それは違う。この映画はここで終わりだ」

 

 俺たちに話しかけて来たのは、入須だった。

 

 

 この時……俺はまだ知らなかった。この入須冬実という人間が……

 

 

 俺たちを手駒としか見ていなかったことを……。

 




古典部の折木奉太郎だ。

二年F組が制作した映画で起こった、奇妙な殺人事件。

俺たち古典部は再び《難事件》に足を踏み入れる。

次回《シンボル》

遅いぜ、ハル

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