たくさんのUAおよび、お気に入り登録してくださった4名様、ありがとうございます!
いやぁ、、読んでいただけるだけでも嬉しいのに、、、感無量です!!
誤字の指摘をしてくださった方、ありがとうございますm(。>__<。)m
それでは、第4話!どうぞ!
・・・アンタだけは、、
右足で強く地面を踏み込むと、俺の意思に答えるかのように足の装甲が展開してゆき、
・・・アンタだけは、、
足をライトエフェクトが包んでゆく。
「アンタだけは、、落とすッッ!!」
その刹那、爆音をあげながら跳躍した俺は、やつとの距離を一瞬で詰め、槍から伝わる確かな感覚とともに、ダスク・テイカーの横を通り抜ける。
更にそこから10メートル程進んだところで静止し、振り向くと、右腕の肘から下を損失したダスク・テイカーの姿が見えた。
先程の一撃により、やつの体力ゲージが4割ほど減少する。
「何ですかその力は!?」
「さあな? でもこれでお前を倒せる。仇くらいは取らせてもらうぞ。」
先程と同じように足を踏み込み、跳躍。
同じ手は食わぬと言わんばかりに回避されるが、着地前に回転し、着地と同時に踏み込むと、瞬時に再度跳躍。
先程より速度が上がっていた突進に、ダスク・テイカーは対処しきれず、右肩を粉砕。
さらにもう一度跳躍し、脇腹を抉る。
これによりダスク・テイカーの体力ゲージが約2割ほどまで減少。これによって必殺技ゲージが半分過ぎほどリチャージされたことを確認する。
「次で、、決める。」
これ以上長引かせて、奴が俺のスピードに慣れる時間を与えるべきでないと判断した俺は、踏み込み、みたび跳躍したと同時に槍を引き絞り、発声。
「ニードル・
ダスク・テイカーとの距離が縮まってゆく。
・・・まだだ、、もうすこし、、
「調子に、、
・・・今だッッ!!
「レインッッ!!」「のるなァァァ!!!」
過去最多と言っていいほどの大量の刺突。跳躍の速度も相まって、その一撃一撃が必殺の威力を秘めている。
やつは残った左手をかざしてはいるが、この不可避の刺突を前にしてはそんなものは無駄だろう。
俺はその左手ごとアバターの中心を貫くのを幻視する。
勝った!!
そう確信した刹那、一瞬の紫色の光が起こったかと思うと、
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・・・ああ、また減った。
・・・また減った。
ダスク・テイカーとの対戦のあと、おぼつかない足どりで自宅へと向かう。
その途中で幾度となく乱入を受けるが、もはや俺に闘志など残っていなく、どんどんとポイントが減ってゆく。
溜めに溜め込んだポイントはしばらくは枯渇することはないが、このままだと寝る前までには俺も『全損』しているだろう。
ぼんやりとそんなことを考えていると、
バシィィィィ
今日何度目か分からない加速音が脳に響いた。
「ヒャッハァァァァァ!!セレスト・ランサーァ!ぶっ潰してやんぜェェ!!」
この2ヶ月、何度も何度も対戦してきた相手、アッシュ・ローラー。アッシュの個性が強すぎるのと、毎度ギリギリの対戦になることからちょっとした人気を博している。
しかし今の俺は、そんなアッシュとの対戦も楽しむ気にもなれず。突進してくるやつのバイクをそのまま受けた。体力ゲージが大幅に減るが気にせず、ただ立ち尽くす。
「オイオイオイオイッッ!槍野郎っ!なんなんだよォ、それは!!闘う気あんのかテメェ!?」
「・・・ならどうしろって言うんだよ、、!!『親』が全損した。俺を庇ってなっ、、。俺がバーストリンカーにさえならなければ、あの人は全損しないんですんだんだっ、!!」
それを聞いたアッシュは、バイクから降りたかと思うと、
「すまねェ。俺はこいつと話すことがある。今日はクローズドにさせてくれ。」
と観客たちに向かって叫び、頭を下げた。観客たちは普段とはかけ離れたアッシュの様子に、何かを感じ取ったのか、次々と退出してゆく。
「さて、、と」
観客が全員退出したことを確認したアッシュは歩み寄ってきて、距離が1mを切ったかと思うと、俺の身体に衝撃が走る。
奴が俺をつかみ、壁に叩きつけたのだ。
その状態のままアッシュが続ける。
「お前、親が全損したのか、?」
「ああ、。」
アッシュに成り行きを話した。マッチングリストに表示されないデュエル・アバターのこと、親が自分の身代わりにポイントをすべて差し出して全損したこと、そしてその仇さえも取れなかったこと、、。
「だから責任をとって自分も全損、、か?
、、、甘えんなよッ!俺はリストに表示されないだとかそういう難しいことは分からねぇ。だがな、お前の親はお前を救うためにポイントを差し出したんじゃねぇか。それをなんだ?自分が全損?ふざけるなっ!!てめぇのその行為が、親の気持ちを踏みにじってんだよォ!!」
・・・分かってるよ、そんなこと。でもどうしろって言うんだ
黙り込んだ俺にアッシュが続ける。
「なあ、お前、レベル4に上げられるか?」
突然の問いにその真意を測りかねつつも肯定すると、
「レベル4になると、通常の対戦ステージとは違う、『無制限中立フィールド』って所にいけるようになる。そこでお前をある人に合わせたい。さっきも言った通り、俺は難しいことは分からねぇ。だがその人ならお前の力になってくれるかもしれねぇ、。」
アッシュによると、無制限中立フィールドは通常対戦とは違い、制限時間が存在せず、フィールドの範囲も文字通り「無制限」らしい。
アッシュは「無制限中立フィールド」について説明し、潜ったあとの合流地点を伝えたのち、タイムアップ直前になっていることに気づく。
「もうこんな時間か。無制限中立フィールドへダイブするコマンドは『アンリミテッド・バースト』だ。もう1度言うが、6時だ、忘れんじゃねぇぞ!!」
現実世界に帰還した俺は、視界に映る時間を確認する。
今は4時30分。指定された時間までまだ一時間半あることを確認すると、グローバル接続を切って、そのまま帰宅し、ホームサーバーに接続する。
「バースト・リンク。」
アッシュに言われた通り、レベル4に上げるために初期加速空間へと加速した俺は、インストを開き、レベルを上げる。
レベルアップボーナスが表示され、迷わず強化外装の強化を選択する。
軽く軽食をすませた後に時間を確認するとあと5分、そろそろかとソファに腰掛け、その時を待つ。なんせ現実時間の1秒は、向こう側では1000秒、つまり約17分にあたるため、少しでも遅れれば、アッシュを待たせることになってしまう。
5、4、3、2、1...
「アンリミテッド・バースト!」
通常の加速と違い、直接デュエルアバターへと姿を変えた俺は、周囲を見渡す。
ステージは視界の悪い「霧雨ステージ」。
アッシュに指定された場所へと向かい、待っていると、バイクの走行音が近づいてくる。
いつもの癖で少し身構えてしまうが、今日は対戦で無かったことを思い出す。
「ソーリーソーリ!ウェイトらせたなァ!」
先ほどとは違う、いわゆる「アッシュ語」で話しかけながら停車したアッシュは、バイクの後部をバシバシと叩く。
その意図を把握しかねて立ち尽くしている俺に
「乗れっつってんだよ!それとも何か?オレサマのバイクに合わせて走るか?」
アッシュの言葉を否定して、バイクの後ろに乗ると同時に発車する。
バイクが徐々に速度を上げていくと共に、風が心地よくなってゆく。このバイク欲しいなぁ、、なんてぼんやりと考えていると、雨空が姿を変えてゆく。
「・・・これは?」
完全に「黄昏ステージ」へと変遷を遂げ、美しく遠くまで見渡せるようになったステージをみまわし、問うと、
「無制限中立フィールドでは変遷っつって時間経過でステージの属性が変わるんだ。ほら、見てみろよランサー。親が死んだり、レギオンが崩壊したりとこの世界には辛いことは沢山ある。
だがな、この世界はこんなにも広い。お前はまだ「生きて」いるんだ、これから先、どうとでもなれる。だから、もう全損しようなんて考えるな。俺も
「・・・ありがとう。」
美しく染まった黄昏ステージのオレンジ色の空は世界を包み込むようにして
どこまでも、どこまでも続いていた。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!
うーん、、原作者様および、他のハーメルンに投稿されている方々、、偉大ですね、、
・・・てかアッシュ語むずっ、、!?
アッシュがアッシュじゃない気がする、、。
ただ言えるのは、アッシュさんイケメンすぎ(確信)
ってなわけで、ありがとうございました!
また明日5話を投稿するので、よければまたいらしてください^^
それでは!!